ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day78 Puerto Natales】街歩きとニート

 

 

2月6日(月)晴れ時々にわか雨

 

23:00 キャンプ場

今朝は8時までぐっすり寝て、談話室でまんさくさんと紅茶とクッキーで朝飯。彼は長期滞在者故に保存してある食料も豊富で朝飯もかなりしっかりしたものだった。サンティアゴでの健康的な朝食が懐かしい。

 

今日はどうやら良い天気のようなので、下はインナーも履かずにジーンズ一枚と、上はジオライン にお気に入りのシャツ、風が強いため念のため防寒にダウンジャケットを着て11時から街に出掛けた。

 

見たかったアウトドアショップは臨時休業中だったり昼休み中だったりして、待つのも面倒だし適当にスーパーマーケット物色したり土産物屋見たりして回った。

 

一件だけ釣具屋を訪れたが、他の店では中々置いていない有名どころのアウトドア用品が充実した、釣具屋と山道具などが混在した面白い店だった。

昼休み中なのに特別に店に入れてくれ、そこにはスペアのバックルもあったため購入した。ノースフェイスのウエストバッグのバックルが一部溶けていつか壊れないか不安だったため助かった。200円。この手のリペア用品はどこにでも売っているものではないため、店主の拘りが伺える。

 

そう言えば土産物屋では革のカウボーイハットを見掛けた。約10,000円チリにしては安く感じる。しかしアメリカまでの我慢だな。アーサーの帽子姿がめちゃくちゃカッコ良かったから憧れてしまう。

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なんか物騒やなと思う。
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公園が多い街は治安がいい気がする。
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今日はいい天気みたい。
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でかいバックパックを背負った旅人の姿を多く見る。
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チリやアルゼンチンの消防署はこんな感じ。ボンバーと読むとボンバーマンを思い出す。
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はためく国境とアウストラルの文字を見てここがチリだったと再確認。
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こういうのは可愛いね。
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ニャンコロさん。
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アジア人の顔も見慣れてきた。
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釣具屋。バックルあとで気付いたが、これメス側長さ調整できんやん。クソッタレよく見るべきだった。
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何があったのかってくらい泥まみれ。
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流石に油断しすぎではないか?
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寿司にご飯に。食ってみたいがチリで外食する金はねえ。
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俺を撮るGoProを撮る。
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三脚なしでのカッコつけての一枚。
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土産物屋にもラパラ。XRAPは素晴らしいルアーだと思う。低活性のスズキに無理矢理リアクションバイトさせるのには最高のルアー。
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ちんちくりんとはこのことだな。
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工具屋の手書きの看板。いいね。
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ピューマだろうか。でかいアート。

 

 

15時にはキャンプ場に戻り、商店でワインとチョリソー、チーズとコーラを調達してキッチンで調理して早めの夕飯。まんさくさんも街から丁度帰ってきたとこで、彼が美味しく味付けして焼いたラム肉を少し分けていただいた。明日また例の乗馬に行くそうだ。7500円で3時間、馬に乗って山を登れるらしい。俺も馬は好きだしきっと特別な体験になるだろうから迷ったが、パイネの入場料と既にこの街のアクティビティはパイネでやり切った感があるため、また次の機会に取っておくことにした。

 

そういえば今朝、「私にはもう必要ないから」と、まんさくさんが俺の日本円を米ドルに換えて下さった。一万円を80ドル。餞別と言って多くくれたのだ。ありがとうございます。

 

「恩が積もってゆくばかりです」と話したら、若い頃から海外をヒッチハイクしていた話をしてくれた。今の俺と同じように、返せぬ恩が溜まってゆくばかりだったとか。

だからいつしか、返せぬのならこの恩を回していこうと。恩は回していくものだと思い、こうやって今俺にしてくれたように誰かを助けているそうだ。

皆んな、同じなんだな。

これも日本人特有の仁義の一つだと俺は思う。

だから俺も必ず恩を回していくと誓った。

旅…していてよかったな。この考えは旅をしないと真剣に考えることもなく俺は一生を終えていたかもしれない。

 

テントの中に引き篭もってリコリス観ながらチョリソーとラム肉、パンとワインを貪った。

リコリス、面白いじゃねーか!!設定の時点で面白い。オリジナルアニメが面白いのはオタクとしてとても嬉しいことだ。

 

ジャンプも読んだ。

呪術廻戦は本当にクライマックスなのだろうか。急展開ではあるが、まだまだ終盤な気はしない。渋谷事変の終盤のような熱い展開を期待している。

ロボ子のハンターハンターネタで一人キャンプ場で腹抱えて笑ってしまった。ロボ子は何気なく読んでみたらめちゃ面白くてハマった。ジャンプのギャグ漫画枠は暫く安泰だと思う。ボーボボや大蔵以来だ。

 

そして気絶するように寝てしまい、21時から談話室の机で作業を始め今に至る。

 

明日は坪井さんが繋げて下さったロベルトさん宅への訪問だ。

しかし、ご自宅のあるリオ・ガレゴスまで350km。到着は遅くなるだろうな…。

そこで2〜3泊過ごさせてもらってウシュアイアに行きたいが、それだとかなりゆっくりのペースになる。ま、いいか。気の向くままだ。

 

この街でも何だかんだ4日も過ごしてしまったな。良いキャンプ場に出会ってしまうと離れたくなくなるものだ。

 

今日も良い一日だった。

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チリで有名な黒猫のワイン。安くて美味い。肉とパンとワイン、できればチーズ。これが最高に贅沢なセットとなっている。
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酔っているからか間違えて手前のテントに入りそうになった。

 

 

走行距離 0km

金 キャンプ場1,410円 飯2,000円