ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day79 Puerto Natales〜Rio Gallegos】繋がりの街へ

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2月7日(火)雨のち晴れ


24:15 アンナさんち寝室

6時起床。朝飯食って紅茶飲んでたらまんさくさんも現れた。乗馬トレッキングに行くから早起きだそうだ。昨夜買って使い切れなかったチーズと牛乳をプレゼントした。

飲み切れなかったワインはコニタンさんに倣ってペットボトルに移し替えた。Twitterで報告したら「私のことか!!」とワンテンポ遅く気付いて笑っていた。他にペットボトルやナルゲンに赤ワイン入れる人なんてそうそうおらんからな…。

「必ず沖縄のお店に遊びに行きます」と言って、まんさくさんとお別れした。色々お世話になりました。お元気で。


雨の中急いで撤収して9時ごろ街を出た。良い街だったな。たぶん、人生でもう一度来ることはない街だろう。それだけ辺境の街ってことだ。


出入国もスムーズに済み、あとはひたすらR40をリオ・ガレゴスに向けて東に走り続けた。

俺から逃げようとするグアナコが、何故か柵の向こうへ逃げずに3kmほど並走してくることがあった。面白いから近付こうと舗装路外に出たら今度は草むらから狐が飛び出してきてレースに参戦して、3人で暫く一緒に走って爆笑していた。

グアナコ見直したぜ。お前時速60kmで走れて、あんなに持久力もあったんだな。


そういやバイクを止めて線路沿いでスタンドバイミー始めた羊を撮っていたら狐が二匹現れて、そのうちの一匹が俺への警戒も忘れて虫を獲るのに夢中になっている姿を撮ることができた。めっちゃすぐ近くまで来たもんな。ピョンピョン動く姿が可愛かった。


ミニダチョウの群れとも並走した。あいつらやっぱ飛べない鳥のようだ。


グアナコ2頭の死体が転がっているのも見かけた。


動物に(ここで日記は終わっている)

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一日の始まりこそガッツリと。ドリトス適当に一緒に焼いてみたら美味かった。アリだなこれは。
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以前から気になっていたバックパックの生地のほつれ。いつの間にか穴開いていた。まいったなこりゃ。
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談話室にあったペンギンとかの分布図。改めて縦長だなぁ。
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ここまでイカれた距離表示は初めてかも。
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荒野の途中にある廃墟。煉瓦造りだが何があったのだろう。
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何もない荒野でも延々と柵が張り巡らされている。途方もなく長い作業の末だろうか。
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バイクで近付いたら一目散にスタンドバイミーを始めた。100近くいたから原作の25倍だ。
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狐。あとで知ったがパタゴニアグレイ・フォックスというらしい。
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無惨に横たわるグアナコ。肉を食われた様子もない。同じ場所に二頭も自然死とは考えにくい。
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コーヒー豆のような糞。グアナコの死体の肛門付近にもあったので、恐らくグアナコのものだろう。
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荒野に突如現れる緊急避難所。ここにはフリーWi-Fiもあった。写真撮ってたら中から人が出てきて「調子はいいか?」と尋ねてくれた。頼もしい存在。
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何もない。
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ほんとに何もない。この日は風も弱くて快適に走れた。

 

 

走行距離 340km

金 ガソリン700円

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