5月26日(金)晴れのちくもり 10℃〜21℃
21:24 テラス
7時起床。冷たい水で顔を濡らして軽く髭剃り。折角だからコンタクトはめて髪も整えて朝飯食って最後の出掛けへ。
久々晴れてくれたことだし記念に自撮り。カサマッテではこのテラスが一番好きな場所。
カサマッテから西に見えるMovistarタワーを通りすぎ、Canonのビルやドブ川、その近くの大学と、サンティアゴに帰って来た時に見て懐かしがった景色を久々に自分の足で歩く。この辺は去年の12月にもよく歩いていた、初めてカメラさげて撮り歩いた場所だ。
当時は道もわからず、カサマッテからどんどん人気の少ない方に行くのが怖くて先に進めなかった。
半年前単焦点レンズで撮り歩いたのを思い出す。
半年前よりかは少しばかりマシな色になっていた。
これは亜美ちゃん!?興奮して近くで見たら、なんと飛行機に乗る日の昼から開催と。クソッタレ試されているのか。
ワイスピも新作公開か。一ファンとしては、やはりポールの抜けた穴は余りにも大きい。ロック様との確執も相変わらずだし、ロック様はスピンオフの方でステイサム様と二人仲良く伸び伸びと続けて欲しい。
しっかり見渡せば冬の気配。
お洋服着てたが、野犬ではないよな?
少しばかりモデルになってもらった。
この辺から知らない場所。奥にオベリスクのようなものが見える。
Among usのキャラデザは見事だと思う。ゲームもしっかり面白いし。帰ったらまたやりたい。
ドブ川に掛かる橋を渡ってでかい駅の方へ。
40分ほど歩き、駅周辺の目当ての市場へ。ここにも機械の部品やらようわからん健康器具やら色々と売られている。サンティアゴにもこんなカオスな場所があったんだな。東の方では見ない、少し危うさのある人々がたくさん歩いている。
市場ではぷらっとさるいて、2回の飯屋でペルー料理を昼飯に食った。チリ散策最後の日だってのにペルー料理かいとも思ったが、正直チリらしい料理ってあんま印象ないし。何よりアルゼンチンとペルーが偉大すぎた。大好きなチャーハンを食ったが、量もすごいし具もゴロゴロ味付けも濃いめで大満足。贅沢言うなら、ペルー料理らしくスープも付いてたら完璧やった。
駅前広場にはミゲルんちの前のような景色。
サクッと食える屋台もチラホラ見えたが、万が一食中毒でもなったら終わりなのでまたの楽しみに。
屋内の市場。天井の模様に穴が空いて採光の役割も果たしていて面白い。
2階は飯屋が集中していた。ペルー料理が多かったかな。
フィギュアのように小さなチワワが現れて飯屋の兄ちゃんと二人ニコニコして見てた。
チリとアルゼンチンではパンが必ず付いて来てたね。思い出した。
まあ1600円するから量もあって欲しいが、それにしてもチリにしてはガッツリ食わせてくれた。でもペルーだと半額だな、なはは。
飯屋を出たらエスカレーター前に一匹の猫が現れて、ヤングらにモフられ始めた。彼女らが満足した後、俺も挨拶してたっぷり、それこそ今回の旅でも最大級にモフって、なんと膝の上にまで乗って下さって幸せになって市場を後にした。
モフってたらヤングらが戻って来たけん恥ずかしさもあり自己紹介したら、少しの交流が生まれてとても気持ちの良いお出かけとなった。
指を咥えて眺めるとはこのこと。順番待ちなど怪しすぎるため、この時点でも彼女らには「猫好きなの」と一応挨拶していた。
上からも下からも、ニャー。
ほんなこつ可愛うてたまらん。最後にお前に会えて良かったぜ。元気でな。
帰りは余った各国の紙幣をカナダドルに予め両替するため調べておいた換金所へ向かうも、今から休憩とのことで16時に出直して無事にGET。3万6千円分。もう去年の旅1日目のようなヘマはしない。ちなみに両替所のおっちゃんが記念にと言って少し色をつけてくれた。ありがとうね。
帰りに歩いた繁華街の中にあった巨大な教会。観光客向けにも開放しているらしく、入場無料。美しさではクスコの太陽の神殿の教会には劣るが、重厚さではこちらが上だった。どこから切り取っても絵になる。
謎のスタチュー。
金色のは生きた人間のおっちゃん。
フィギュア屋の2階にバットマン。
刃物屋。とりあえず旅で一本欲しいならここに来ればいいだろう。
いいセレクトだ。俺も黄金時代篇の4巻の表紙好き。
両替屋。意外と数多くないんだよな。来た当初探してもないわけだ。
スクーターの頭付けたような変わったバイク。
落書きしてるかと思ったら消していた。大変だよな全く。
その横の壁。バイクと落書きはちょっと合ったりもする。つっても汚ねーわやっぱ。
嬉しくて自撮り。絶対ニューヨークで観る。
花で装飾されたバス。華やかでいいね。
イケメン犬。
相棒の兄弟達は政府の仕事でも活躍しているようだ。
そうこうしていると何やかんや一日も終わり。パッキングしてから寝たいが、ギリギリまで使う道具もあるから結局早起きしてやるしかないようだ。
ほんと、飛行機乗るのは好きだけど、このパッキングだけは慣れないなあ。
例の毛皮だが、想像していた方法よりも遥かに簡単なやり方を見つけて衣服とすることができた。腰に巻いて、重なった部分をボードに使っていたクリップで留めるだけ。
テンション上がってミゲルに写真送ったら、「Madara‼︎」て。俺よりNARUTO好きかもしれん。俺はモンハンの初期装備を連想していた。
驚くほどサイズ感完璧。地味に暖かくてこれはいい発見かもしれない。
んで最後の晩餐は昨夜の残飯のパスタとエンパナダス。最後が残飯て。GATOの赤ワインもちょっとだけ余らせるくらいで上手に飲むことができた。For Alexて書いとくか。
カサマッテでの自炊も楽しかったな。決して素晴らしいキッチンではないが、キャンプばっかの俺からしたら十分以上だし、慣れたら皿や包丁、調味料の場所とかも完璧に覚えて何倍速にも動けるようになって楽しかった。
朝食が一番好きだったかな。眠い体でフラフラキッチンに入ってお湯沸かしてリンゴ切ってコーンフレークと牛乳用意して、エンパナダス温めた後焼いて、ナッツも数粒皿に並べて、テラスで朝日浴びながら。
今思うと、サンティアゴ出発前の段階で、生活をするように旅をするということを体現できていたんだな。当時の俺は気付いてたっけ?
明日は7時にゃ起きてシャワー浴びてパッキングだな。頼むから無事に飛行機に乗れますように。
そう言えば、外国から外国に乗り継ぎ以外で飛行機で移動するって初めてだ。
全く、こんな日が来るとは。
今日も良い一日だった。
金 昼飯1600
※前日である5月25日は、日記上でも一言も自然に触れないくらい何もしなかった何も起きなかった日であった。