ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

焚火のみで旅を続けられるか考えた

お疲れ様です、ファササビです。

 

仮出所一日前!

今夜の出勤が終われば実家に帰れる!

帰ったらババ孝行親孝行に、弟の作った飯に、地元の皆さんと(誰も来てくれなかったら泣く)ツーリングにと、楽しみしかない!猫畜生×2にもやっと会えてモフれる!

自分なりに立派と思えるお土産もしっかり準備しました!

こんなに帰りたいのは富士山ホテルでの軟禁生活でもなかったぞ!

 

 

さて、今回は私でも出来るかもしれない脱システムへの挑戦として、焚火のみで旅ができるか?続けられるか?ということについてまとめました。

 

結論

可能だし自信はあるが、やめとく。

達成感よりも、毎日の充実感と楽しさを優先する。

それと、好きなタイミングでコーヒーを飲みたい。

 

 

焚火のみの旅とは

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真っ先に想像したのは西部のガンマンの旅のスタイル。画像はレッドデッドリデンプション2より。

そもそもどういうことやって話ですよね。

アルコールストーブやガソリンストーブなどの調理用の火器を携行せずに、その場その場で焚火をして調理したり暖を取る旅のスタイルです。

言い換えれば、調理用火器類使用禁止の旅とも言うでしょうか。

 

 

なんのためにそんなことを?

自分なりの脱システムへの挑戦のためです。

角幡さんの『新・冒険論』を読んでからというものの、私にできる脱システムへの挑戦は何か無いだろうかと延々と考えていました。

完全なる脱システムは無理でも、一歩でも近付くことができて、無事に達成出来たら、普通の旅では得ることができない何かを得ることができるかもしれないという想いからです。

www.fasasabi.com

 

 

バイク旅における脱システムへの挑戦とは

最も簡潔で手っ取り早い方法としては以下になるかなと考え着きました。

 

①生活必需品と化している道具を削る(軽量化に結びつく場合もある)

②科学の力(GPSやインターネット)を切り捨てる

 

今回の焚き火生活の場合は、①に当てはまります。

 

 

以下、発案から結論までの脳内独り言(Twitterの駄文コピペ)

 

 

 

ガソリンストーブを携行せずにファイアスターターのみで火を起こす場合、どのような旅になりどれほど脱システムに近付けるかを知るには、平常時から緊急時におけるガソリンストーブの役割を改めて整理する必要がある。

                     ↓

ガソリンストーブ最大の利点は、バイクを動かす燃料であるレギュラーガソリンを使用して、場所さえあればどこででも、大体の天候ででも火を起こせること。

故障時も楽に修理できるため、携行さえしていれば、ほぼほぼ望む時に使うことができると考えて良いだろう。

                     ↓

現時点で予想できる役割は二つ。

①野営自炊時の調理

②寒冷地で暖を取る

あとは旅の中で様々な形に派生するだろうが、基本的にこの二点と考えられる。

また、この二点こそ最大の役割、ガソリンストーブを携行する意味だろう。

どちらにも共通するのは、生命活動に直結することだ。

                     ↓

まずは①から考える。

ガソリンストーブであれば、屋外であれば大抵のところで火を起こし、調理ができる。

となると、ファイアスターターで屋外で(自然の中で)安定して火を起こし、その都度調理に使える火を起こせるかどうかが重要になる。

                    ↓

 薪が湿気る雨天時、雨天後の着火は難しくなる。そもそも薪自体が極端に少ない又は存在しない環境(砂漠等)では不可能となる。

となれば、雨天時での着火技術の向上と、薪が存在しない環境での自炊の手段を考える必要がある。

                    ↓

前者は、とにかく訓練あるのみ。

後者は、純粋に缶詰等そもそも火を入れる必要のない食事しかないだろう。

では、缶詰等を携行していない状態で、思いがけずにそのような環境で野営せざるを得ないことになった場合はどうするか。

お湯が欲しいのなら、日光を利用して水を加熱し手に入れることができる

                     

日光で熱せられた石を使って明るいうちに調理して食い溜めておくこともできる。

これらはどちらも酷暑地帯を想定した場合だ。寒冷地で薪が存在しない自然環境に身を置く事態は、私の旅では想定しにくいが、確認しておく必要があるかもしれない。

                    ↓

また、そもそもそのような事態を避けるために必要なのは、どんな時も最低でも1〜2日分のカロリーの携行食(缶詰でも乾燥菓子でも何でも)を携行し、地図による地形の確認を怠らないことである。

食事ができる店、食料を手に入れられる商店などがあるかどうかも常に考える必要がある。

                   ↓

以上が①の対策である。

続いて②であるが、その環境で着火でき、更に暖を取り続けるために必要な十分な薪を手に入れられるかを考える必要がある。

正直、バイク旅でこの状態はかなりの緊急事態と思われるため、ここまで考える必要があるかは疑問だが…。

                   ↓ 

寒冷地となると、森林限界より上の世界でも無い限り、私が旅をする場所では薪が無いという状況も考えにくい。

では凍結した木々に着火できるかだが、これはかなり難しいと思われる。

経験はないが、凍結した木々は堅く、バドニング(ナイフで行う薪割りのようなもの)も容易ではないらしい。

                   

つまり、焚付けのための細い木を確保することが難しい状況もありえる。

寒冷地であるなら枯葉なども期待できるが、もしないのなら装備品の何かを解いて着火に使うしかないだろう。

薪を携行することも考えられるが、バイク旅においては現実的ではない。

                    

また、このような状況は絶対に避けるべく、①の薪が手に入らない環境への対策と同じように、地図を見て土地を知の情報も集め、行動を続けるべきである。

                  ↓

あとはこのテーマを貫いた末に何を手に入れられるか。

結局はここに脱システムにいかに近付けたかの答えがある。

「あー面倒だった〜」くらいもまた愉快ではあるかもしれんが、出来るならこの現代では知り得ない、気付けないでいる感覚のようなものを自身の人生に取り込みたいものだが…。

 

 

 

脱システム熱暴走から数日後の結論…

 

やめときます(結局かい!!)

 

理由①気に入った場所で好きにコーヒーを飲めないこと。

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コーヒーミルまで携行したくなってきた・・・。最高のロケーションでゴリゴリ豆から挽いての一杯は極上でしょうな・・・。

ぶっちゃけ焚火はどこででもできます。

そんな言うほど自然への負荷も考えなければ場所もそこまで問わないし、薪だってある程度携行することだってできます。

ただ、やはり場所として難しいとこはあります。どっしり構えられない危険地帯や、森林火災の恐れがある森の中などです。

そんな場所で、環境負荷も気にせずささっとお湯沸かして好きなタイミングでコーヒーが飲めることは、バイク旅に於いてはとても素晴らしいことなのです。

 

 

理由②達成感よりも毎日の楽しさを優先する

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楽々と楽は別物だが・・・。それそれで楽しむことにする。

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実際バイオ4は武器を変えながら困難な状況を打破していく爽快感がシリーズでもトップクラス。リメイクでは6での武器チェンジを改良したのを搭載してほしい。未プレイは勿体ないぞ!マジで神ゲー!!

焚火のみ生活を完遂した暁には、おそらくそれなりな素晴らしい達成感があるはずです。

バイオ4で言えば、そうだな、体力最大値コスチューム2以外ノーマルハンドガン限定仕様拾得ロケラン手榴弾使用可クリアくらいの達成感でしょうか。それほど難しいものではないですが、優しめの縛りプレイとしてそれなりよ達成感がありますよね。

バイク旅のセオリー通りガソリンストーブなどを使う場合、必要な時に愛着のある道具(憧れもある)を使う楽しさがあります。

同じくバイオ4で言うなら、初回プレイ時の新鮮な中で信頼する銃火器類をアタッシュケースでバンバン切り替えて困難を切り抜けるあの爽快感と道具を使いこなしてる感でしょうか。

これすっごい共感してもらえる良い例えだと思うんですけど、どうですかね?

 

道具が無い状況の中で創意工夫する楽しさもあれば、信頼する道具をその場その場で使い分けて使いこなして切り抜ける楽しさもあります。

私はどっちも好きですが、今回は後者を選ぶことになりそうです。

 

以上の理由から、焚火のみ生活だけでなく、ヘッドランプを使用しない生活も考えましたが、これもやめました。

こっちに関しては焚火のみ生活よりも更に達成感よりも不自由さが勝ってしまうと思ったからです。

 

 

まとめ

焚火のみとはいかずとも、焚火自体は大好きだし、上記の独り言で述べているように、国ごとの自然燃料や焚火をする上での環境などは物凄く気になるし、データに残したいので積極的に焚火は楽しむつもりです。

火を起こすってのは人間の本来の能力の一つであり、私の生き甲斐でもありますからね。

こっちの方向では脱システムには近付けないみたいですが、また別の方向からアプローチしたいと思います。

しかしこの考え、合計72時間は考え続けていたと思う。いやー疲れました(笑)。

 

 

 

 

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