お疲れ様です、ファササビです。
結論から話します!
キャプテンスタッグ製品のカタログを見て好きなの買えばいい。以上です!
きっかけ
ツーリングとかしますよーと、出会った人と話になると、必ずと言って良いほど「キャンプとかして旅するんですか?」と聞かれます。悲しい話バイクというものは大衆には全然興味を持たれず、逆にアウトドアはいつの時代も強いなあと思わされる場面です。
んで、友人とデイキャンプして遊ぶと、「キャンプするとやったら最初いくらかかると?」といつも聞かれます。それだけキャンプデビューにはお金が掛かるという印象を皆さん持たれているんだと思います。
そこで、臨時休暇で暇でもあるし、キャンプ道具の話もしたいので、今まで私に質問してくれた人たちに向けて、「これだけありゃ十分!(黙って聞きやがれオラァ!)」なキャンプデビューセットを厳選してみます。
キャンプに対する考えと経験値
主にツーリングで「お金を掛けずに遠くに行くための手段」としてキャンプをしています。よって、「最低限眠って体力回復さえできれば良い」というのが基本の考えです。無いものはその都度用意したり、自分で作れば良いという感じです。
かといって、外国のブッシュマン、例えば最近流行りのブッシュクラフトと呼ばれるもののレベルまで道具を絞るわけではありません。あくまでフツーのキャンプ。そんな感じです。
加えて、「金は掛けずともキャンプは楽しくあらねばならない」という考えも大切にしてます。矛盾しているかもしれませんが、そんなことは無いですよ。道具は少なくお金は掛けずとも色々工夫して楽しんできた自信はあります。
キャンプ場利用の回数は70回くらいで、野宿は10回くらいです。暇つぶしのデイキャンプはその半分くらいです。他人にマウント取って遊ぶには全然足らないですね(笑)。
ちなみに、最も地獄を見たのは夏の熊本の道の駅でT先輩と野営した夜です。汗が止まらんわダンプのアイドリング音が凄いわで眠れない夜を過ごしました。
キャンプ道具に対する考え
前述したように、「あくまでツーリングの手段」が原則であるため、快適性よりも携行性を重要視する傾向があります。しかし、キャンプに使える道具というのは携行性が良いものほど高価なものになるので、ほどほどのところで基本収めます。高価な値段に見合う対価として十分である携行性や快適性があるのなら(例えば登山用品)、気持ちよくお金を使うこともままあります。
キャンプデビューセットを紹介する
前置きが長くなりました。
私なりの、私の考えと経験に則った道具達を挙げて行きたいと思います。
身長178㎝、体重72㎏の私の体を基準に選んでいます。
同じキャンプ好きの方々は「そりゃ要らんやろー」とか「最低限すぎやろー」とか突っ込みながら見てくれたら楽しいですね(笑)。
①テント:BUNDOK ツーリング テント BDK-18 5980(税込)
キャンプデビューの2011年7月~2015年7月の春~秋の期間だけ使ってました。
使用回数は20回くらいですが、特に故障も不満点も無く使えてました。
ペグやらも付いててこれだけでテント張れるので十分でした。
雨の中での使用は5回くらいかな。浸水も無かったですね。
安いので、キャンプにハマらなくても有事の際に使えると思えば精神的ダメージも少ないです。
②シュラフ:CAPTAIN STAG アクティブシュラフ 600 2,680円(税込)
キャンプデビュー時に大変お世話になった鹿番長のシュラフです。
デビュー時の2011年7月~2020年5月現在まで現役です。
元々8,640円もするのが、なぜか鹿番長はいつも割引が半端ないのでこの安さになっています。
最低気温5℃と謳われてますが、快適なのは15℃くらいまでですかね(笑)。5℃はたぶんヤバい(笑)。
収納サイズは中々でかいですが、まあシュラフなんてそんなもんですので気にされず。
デビューには十分なもんです。
「絶対にキャンプにハマる」とか「キャンプ泊登山もこれからやる」てのなら、初めから氷点下にも耐えられるシュラフを買っても良いと思いますよ。テントと違ってシュラフなんて姿かたちでほとんど差異はでないですからね。
③マット:CAPTAIN STAG キャンプマット EVA フォーム マット シングル 56×182cm 2,169円(税込)
これも割引でこの値段になってますね。なんでそんなに安いんだ鹿番長…。
寝る時に体の下に敷くマットです。
2016年~2018年の期間で10回くらい使用しました。
こいつがないと地面のゴツゴツを背中で拾って結構きついです。
高いものだと空気注入式のタイプなどでは数万するものもありますが、これで十分寝れます。
私はホムセンに売っている銀マットで数年キャンプしてましたが、初めからこいつで良かったです。銀マット1,000円に対してこれは2,000円ですからね…。コスパ最強すぎる。
空気入れる奴と違って故障しないし地べたに敷いて胡坐もかけるし汚れても簡単に洗い流せるし素晴らしいもんです。
④CAPTAIN STAG アルミ ロールテーブル 1,541円(税込)
あまりにも有名な一品!
安い…安すぎる…。
鹿番長の名を全宇宙に轟かせたと言っても過言ではない、歴史に残るキャンプ道具です。
私もデビューの2011年7月から2018年11月に師匠にナイフと交換するまで大変お世話になりました。
安いし良いものだしで、デビュー時に買わない理由が見当たらない、マジで!
昔は確かシルバーのみでしたが、今はMARBELコラボまであるんですねw
テーブルなんてぶっちゃけ無しでも地べたに置けばいいし、欲しけりゃその辺の自然物で用意すりゃ良いです。
しかし、「折りたたまれたテーブルを広げてテントの脇にセットする」という作業がとてもキャンプらしくて好きなので、これは外したくないなと思いセットに加えました。
⑤ヘッドライト:GENTOSの適当なやつ 1,000円~2,000円くらい
なんっちゃ良いです!頭に付けられりゃ!家にあるならそれでいいです!
キャンプでは暗い中トイレや近くの自販機まで歩いたりすることもあるので、自分の向いてる方向を勝手に照らしてくれるヘッドライトがベストです。
ランタンなどはテーブルやテントを良い感じに照らしたくなってから買えば十分です。
⑥グランドシート:サイズが合うなら何でも 2,000円〜3000円くらい
テントの下に敷いて、テント本体の生地と地面が接触して生地を痛めるのを防ぐためのものです。
敷物にできるなら何でもいいんで、初めは家にあるブルーシートで良いですよ。
あとでテントに合わせて適当なものを買えば良いです。
セットのまとめ
デビュー時に買うものは以上です。
し・・・鹿番長無双・・・。
常々畏敬の念を抱いているメーカーですが、伊達じゃねえなあ・・・。
見る感じ、「買う以外に用意できない物」がほとんどですね。テーブルに関してはその辺自由に良いです。でも安いから買っちまえ!
こっから先は、「自分で用意すりゃ良いもの」と「あればもっと楽しいもの」を紹介します。
キャンプをもっと楽しめる、自分で用意できるもの
①ガスコンロ
キャンプ場で自炊するためのもの。
キャンプ用の携行性に優れた火器類はあとで買えば良いです。
読んでるあなたがバイク乗りでキャンプツーしたいのなら、携行性に優れた登山用のシングルバーナーでも買った方が良いかも。バイク乗ってるとバーナーはキャンプ以外でもラーメンツーリングとかコーヒー沸かすだけに使いますからね。釣り人も同じ理由で。
②椅子
家に一脚ぐらいホムセンで買ったような小さいのがあるでしょ?あれで良いですよ!
なければ適当に小さいの買ってください。小さくて安いので良いです。
タフガイならキャンプ場にある手頃な大きさの石とか倒木などの自然物を使えば良いです。
③皿とか鍋とか
家のを持ってってくれえ!!ガスコンロと一緒に!!なんちゃいい!!
バイクや車に積めるのならなんっちゃいい!!
ちなみに私は番長のコッヘルセットを買って、その後7年は使ってました。
そのうちシェラカップなんかも買えば良いです。あれは何にでも使えていいですよ。
④焚火台
これは普通の人なら買わないと用意できないか・・・。
個人的にキャンプには火が欠かせないです。それも自然の火です。
焚火台があると、焚火のために薪を拾ってナイフで加工したり、着火にハマって火打石使い始めたり、その焚火で調理したりマシュマロも焼くかもしれない・・・。キャンプらしいアクションがかなり増えるんですよね。
キャンプが好きになってからで良いです。是非。
アホみたいに種類あるので好きなの買えば良いです。
お勧めは私も愛用してる上記写真のユニフレームのネイチャーストーブラージ。
⑤保冷バッグ
https://yanmaga.jp/c/tobakudatenrokukaiji_24oku/
ビールは好きか!?好きならなぜお前はキャンプを野宿をしていない!?
私はビールを飲むためにキャンプツーリングをしてます。いやマジで。
まとめ
キャンプってのは何の技術も必要なく始められるので、最初から高価であろうと気に入ったものを買うのも全然ありだと思います。
しかし、初めから高価なものを使っては、それがなぜ高価であるかもわかりません。道具をグレードアップしていく楽しさを失ってしまうって勿体ないので、私は初めは適当なもので良いと考えてます。自分の成長に合わせて、ゆっくりと手を出していけばいいです。
続けていくとそれぞれの楽しさを見つけるはずです。私はもっぱらキャンプ場で飲んで食うのが楽しくてたまらないです。近くを散歩して写真撮ったりするのも楽しいです。
どなたかがキャンプを始める後押しになれば嬉しいですね。
いやしかし、鹿番長無双ですわ・・・。
キャンツー行きて~な~。
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