1月22日(日)晴れ
16:05 O’Higgins Camping Los Picheros
14時ごろ無事に到着した。
朝6時に出て10時のフェリーに乗って、また走って…。合計で250kmのオフロードを走り切った。やるじゃない!!つってもかなり走りやすい道だったが。
24時間営業と聞いていたコックランのガソスタが朝から閉まっていて焦ったが、何とかなるやろ!てことで走り出して実際何とかなった。たぶんリザーブも入れたら4Lは残してるんじゃないか?となるとあと160kmは走れたはず。中華性のクセにアホほど良い燃費はどうなってんだ?タンク容量12Lもやはり頼もしいな。セローは9Lくらいだからな。
最南端の町は確かに最果て感を肌で感じている。何だろう、この妙な静けさは。
一応観光客相手の商売もしている町だが、他所にあるそのような雰囲気とは全く違う。「もうこれ以上先は何もありませんよ」と町に無言で言われているような気分。言葉にし難い不思議な漢字だ。
実はここまで南下せずに何処かで道を逸れて国境越えしようかとも一瞬だけ考えたのだが、旅の先輩方の言葉を信じてみた。それに後少しのとこで進路を変えるのは性に合わない。アウストラル街道という特別な道を走り切ってみたかった。
結果的に、欲しい感覚は得られた。最後の町にいる自分を今、実感できている。このキャンプ場で2泊し、火曜は通信環境の良いホステルに泊まる。日本時間で1月25日9時半からFM福岡のモーニングジャムに久々出演するためだ。さすが最果ての町って事で、4Gどころか3Gすら怪しいのだ…。
しかしキャンプ場には猫も犬もいて皆んな愛想が良く、設備も非常に整っていて楽しく過ごせそうだ。これで1000円だと、日本はやはり高いわ、やっぱ。
久々同じ町に連泊だ。好きな場所になってくれるといいな。
140km走って辿り着いたフェリーの港。なんと無料だった。
チャリダーバイカーがこんな辺境にも集まる。チャリは凄い。俺が3時間で走り抜けるオフロードを、恐らく二日掛けて走っているだろう。
あちこちに小さな滝や泉があった。水資源に恵まれているからこそこんな場所にも住めるのだろうな。
到着の印に。
図書館のWi-Fi使おうと思ったがわけわからんで諦めた。
こういうのが好きだ。
これから先は、10km行けば港があるだけでそこで終わりだ。
動物のいるキャンプ場は最高だ。俺たちは友達だぜ。
商店に入っていく野犬。
でかい冷凍肉があって驚いた。
土産物屋。
手に持って出て行こうとした姿を見かねて、商店のお姉さんが段ボールをくれた。
サンティアゴに来てから色んな場所で見てきたコレ。この1週間後くらいにやっと正体を知ることになる。
めちゃくちゃ快適な共有スペース。これで1000円は安すぎるよ。風呂もトイレも何もかんも手が行き届いているし。たぶんぶっちぎりで史上最高のキャンプ場。
3食連続同じやつ。食材使い切らないと嵩張るから仕方ない。それに美味い。
ビールのプルタブ外れて笑った。レザーマンで解決。
テントを光らせるやつ初めてやってみた。こりゃ綺麗だな…。メタボンさんが撮ったあの奇跡の一枚を思い出した。
走行距離 250km
金 ガソリン2,275 食糧や酒2,875 キャンプ場1,000