ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

タービュランスさんから提供いただけた海外バイク輸送情報等記録

お疲れ様です、ゆうしろうです。

 

本腰入れて旅のミッションに再着手しました。

まずは、その面倒さと不確定さから放置気味であった、海外へのバイクの輸送手段の確保。

このジャンルの情報収集をしたり、海外旅の先輩たちの本を読んでいると、恐らく誰もが目にすることであろうバイク屋さん『タービュランス』さん。

先日遂に連絡を取り、輸送手段だけでなく様々なアドバイスもいただけました。

タービュランスさんもこの界隈では名前が有名になりすぎて、私のような旅人から何度も同じ質問や相談を受けてしまうことになるであろうため、少しでも二度手間をなくすべく、ここに可能な限り詳細に記録したいと思います。

ただ、電話口での会話であるため、ちょっとした聞き違いやニュアンスの取り方の相違により、私が誤って認識している可能性も十分にあるため、より確実にしたいのであれば、やはり直接お話をされた方が宜しいかと思います。

・・・て、そうなるとこの記録意味あるのか・・・まあいいや。

本当は同志と時間合わせてお店に直接差し入れ持って伺いたいとこなんですけどね。よっしゃ、計画しよう!!!

 

てことで以下記録。不十分なら直接私に連絡ください。

 

 

◆輸送する際は、輸送先に受取人(受け取り施設)が必要。

正確に言うと、輸送先に確実な住所が必要ということ。

「ちゃんと向こうの港で私が受け取りますので船で送らせて!」という話は絶対に通じないということである。私のような完全未経験者はしばしば、郵便物の郵便局留めのように港留めで荷物を送れると勝手に思ってしまいがちだが、それは絶対に不可能ということ。

 

例として、日本人の私が日本からロシアのウラジオストクにバイクを輸送したい場合は以下のように考えられる。

①向こうの知人の住所を貸してもらう

現在知人は当然いないので難しい。ネット全盛のこの時代、今からコンタクトを取って事情を説明し協力者を作るという手もある。

②向こうの宿にお願いする

宿の住所を輸送先の住所として使わせてもらう。

交換条件としては、バイクの到着を待っている間の拠点として使うことが適切だろうか。①と同じく事情を説明すれば、こちらの方がより現実的と言えるし、恐らく前例もあるだろう。

 

◆輸出入に関して勉強しよう

店長さんからのアドバイス。英語の専門用語で世界中伝わるので、ちょっとでもかじっておくと受け取りで手こずった際などにも多少理解できるし、嘗められないで済むだろうということ。インボイスとかDLとかあのへんね。勉強しておこう。

 

◆輸送するのはバイクのみで、装備関係は手持ちで

革製品であるグローブやジャケット等をバイクと一緒に木箱や鉄箱に梱包して送るとなると、それらも当然輸送品扱いとなるため、色々と手続きが猥雑になり大変面倒らしい。よって、余計なトラブルを避けたかったら、色んな素材で構成された数十点にも及ぶ装備品は大人しく人間と一緒に飛行機で現地に持って行くのが吉。

あー・・・確かガソリンストーブとか燃料感は特別な扱いになったよな。空輸は難しくなかったっけ?この辺も要確認である。

 

◆飛行機輸送の場合は必ず鉄箱が必要

輸送時、ある程度ばらしたバイクを木箱や鉄箱に入れる必要がある。

飛行機の場合は、鉄箱が必要となるらしい。

その鉄箱だが、昔はどこのバイク屋も逆輸入車を取り扱っていて、その際に鉄箱も当然おまけで付いてきていたためバイク屋の隅っこに放置されたのが沢山あったらしい。

しかし現代では中々取り扱いもなく、入手が難しくなったとか。

そんな鉄箱だが、他にも長所がある。

木箱の場合は、国外輸送の関係上、木箱に虫や植物の種などが付いていたりしたら大問題のため一度燻蒸処理をする必要がある。我々ライダーはそれを行える専門業者も探して、その処理の費用も出さなければならない。

しかし鉄箱の場合、燻蒸処理は当然不要。自分で組み上げるだけのため、物さえあれば俄然こちらがイージーということだ。

探す価値はあると思われる。

 

◆国際ナンバープレート取っちまうか!

「すぐ取れるし、取ったらモチベーションぐんぐん上がるよ」とのお話で!

なんか前にも誰かに同じこと言われた気がするが・・・。あと一年半だし、本当取ってしまおうかね!?モチベ上げ必要なのって今だもんね!!

 

◆バンクーバーは可能性高め

現在カナダの一部地域では日本車ブームが起きているらしい。なんか消防車が流行ってるとか?ワケワカメ。

そのため、他所の地域よりも圧倒的に輸出入のルートが多いため、個人の貨物でも受け入れてくれる業者を探すのであれば狙い目だとか。「中古車入れるコンテナに俺のも混ぜてくれ!」とお願いする形になる。

同じ理由で、昔からウラジオストクも狙い目となっている。しかしウラジオは昔に比べれば、大幅に日本との中古車の輸出入は落ちているらしい。

 

◆個人の貨物を受け容れてくれる輸送業者を探すこと自体難しい

まずはこれが大前提。先に書くべきであった。

業者からしてもトラブルあってもメリット無しのやり取りとなる可能性が高いため、当然の事実である。この問題は、手あたり次第業者に当たってみるしか解決策はない。

 

◆輸送先(旅のスタートの地)に事前に訪れて下準備するのも手

例えば、海外経験ゼロの私ならウラジオストクに観光ついでに訪れて海外の空気に体を少し慣れさせたり。同時に、輸送の際に輸送先としての住所を貸してくれる宿を探したり、友人を作ったり。こういうのも一つの手というお話。

軍資金に余裕があればありだとは思う。私は微妙なとこだ・・・。

 

◆富山にウラジオストク輸送の代理店があるらしい

これに関しては、タービュランスの店長さんがリストから探して、わかり次第連絡をいただけることになっている。

代理店があるというのは、・・・どういうことだったっけ(アホ)?

つまりかのDBSフェリーのように、輸送と受け取り手続きを代理でしてくれる業者が存在するということだよな・・・?また今度聞いてみます。

 

 

以上!!!たぶんこんなもん!!!メモ見ながら書きなぐりました。

「んなこと知っとるわ!」とかだったらすまない・・・。

 

 

最後にですが、タービュランスの店長さんのお言葉。

 

「旅は答え合わせ」

 

その通り!ですよね。旅していればわかりますね。だから準備期間が最も大変で悩んで楽しいんですもんね。今回のお電話だって立派な思い出です。

そして、「タービュランスさんでバイクを買ったわけでも無いのに、ここまで有力な情報やアドバイスを無料で貰っては悪いので、なにかお返しさせてください」と話したところ、「旅先から絵葉書送ってくれたら嬉しい」とのことでした。

もちろん今度何かしら持って伺うつもりではありますが、こんな言葉は嬉しいですね。

インターネットの普及で、かつてのそのような旅文化も見られなくなったと少しだけ嘆いておられました。

なんで、「任せてください!自分、アナログ人間なので!」と答えさせてもらいました!そりゃね!絵葉書最高じゃないですか!絶対送りますよ!!!

 

 

てことで雑ではありますが、取り急ぎ文章としてまとめました。

半年後出発予定の同志も数人いますので、何かしらお力添えできればと思います。

なんかおかしいこと書いてたら指摘してくださいね!!!