7月10日(月)晴れ
18:18 Lowbanksエリー湖野営地
7時起床。ポリスに起こされるという最高のスタート。レストエリアでこの時間まで寝るのは流石に調子乗り過ぎたか。反省。7時半発。北部に来てから少々冷える。またダウンを着て走った。
10時、ナイアガラの滝到着。幸いたった10ドル。しかも国立公園ではないらしい。
セローを停めて歩いて5分、激しい滝音と共に瀑布が姿を現した。無限に生み出される霧には小さな虹が映し出されている。久々の青い空に実に映える。
適当に撮って30分で撤収。世界三大瀑布でがっかりスポットとかディスられているのはここだったか?
東北でも多く見た、こんな屋根の家やら倉庫が目立ってきた。雪深い地域なのかな?東
やる気のない自撮り。興味ないとこにはとことん興味のない旅人。
ありゃ流木が激流の中でまた育っているのか?すごいな。
滝のすぐ隣の国境へ向かい、40日ぶりのカナダへ。最初の国境越えと違い、めっちゃ朗らかなおばちゃんが通してくれた。通行量料金として5ドル支払った。
そして国境近くのコストコでチンタラ。念願のポテトを腹一杯食った。アメリカを完全に去る前に、まだ食っていないメニューを今度試したい。
んで光生と電話。サバゲーやスパイダーバースの話。俺もガスガン欲しくなる。ジャンプも今熱い。五条先生死なないでくれ。お茶子頑張れ平助クソかっこいい。
額賀さんとも道具の話。斧は俺も一度野営道具に取り入れてみたくなった。実際野営地の整地その他諸々に活躍しているらしい。
テントもボロボロだから、またムーンライトかそれこそヒルバーグか迷うところ。はるかさんはテントは決まったのだろうか。14時半発。
食い過ぎ。
ムーンライトのオプションでこんなんあるのを知った。普通のキャンプにはいいかもね。
迷いながらも本線に乗り野営地予定のレストハウスへ向かうも、途中五大湖の一つであるエリー湖にいい感じの場所を見つけたため、ここで急遽野営することに。
汚いブーツを脱ぎ捨て、サンダルを持って波打ち際で足を洗う。砂でもみくちゃにして汚れと匂いをこそぎ落とす。
日没まで暇なため、たまには自分をポートレート撮影。単焦点に替えてモデルとカメラマンをこなす。日記書いている姿も収める。
涼しい湖からの風がすっかり伸びた髪をたなびかせる。ぼちぼち切らないと。小峰さん、増田さん元気かな。
治安も獣の心配もなく沈みゆく夕陽を目の前に日記を書く。俺にとっては豊かな時間だ。最近こういうひと時が足りていなかった。
明後日にはシンシナティに着き、14日には無事にタイヤを履き替えてアラスカに向かって走り出しているだろうか。
旅も後半戦。帰国まで2ヶ月を切った。ご安全に。
今日も良い一日だった。
途中のエリー湖のビーチ。
海のような波。
ゴルフ場かよってくらい整えられた芝生と広大な庭。日本ではあり得ないの代表格。
見つめてたら近くに寄ってきてくれた優しい子。羊二頭と暮らしていた。
少しでも匂いが消えてくれと祈る思いで風に晒す。お前らもよう頑張ってくれとる。
ブーツで平らに均して設営。
一人ポートレートとなると中々上手く笑えないもんだ。
日記書いてる姿は絵になると思うし、何より俺の旅でも欠かせない大事な時間。
走行距離 170km
金 コストコ850 ガソリン1000 国境通行料700