6月23日(木)晴れ 10℃〜36℃
19:48 Flagstaff郊外R180道沿いの森の中野営地
5時起床。遠くを東から西に走る鉄道の音で目が覚めた。ソッコーでチェーンをブラシで磨いて注油。昨日はモハべ湖のオフロード往復60kmを走ったため、念入りに手入れしておいた。今のとこ癖もなく綺麗だ。
寒かったからシンディに貰ったラーメンを食った。マルちゃんラーメンの醤油味。具なしでも泣けそうなほど美味い。ウェンディの家で漁った野菜と豆の缶詰めは酢に漬けてあって超酸っぱかった。
オイルやガソリンを入れてる方のサイドバッグを開くと、エンジンオイルが少量漏れていた。なんか北米ではこういうくだらない手間が多い。トイレットペーパーで拭いてたら時間食って7時発になった。
フラッグスタッフに着いたのは11時。また朝から暑くなると思ったら、いつまで経っても肌寒い。ダウンとカッパを久々に着た。寒いし、そろそろ肉も食いたいためまたチョリとパンと買ってWalmartの木陰で食った。
野営地。
グランドキャニオンが近いことを感じる。
何もねえ。
ブルマシェイブの有名な広告看板。R66を走ると多く見かける。思わず注目してしまうからよくできた広告だ。
例の如くWalmart。
食後はネイティブアメリカンの聖地、セドナへ向かった。
道中の赤土の山は圧巻だった。あれもレッドロックキャニオンの一部なのだろうか。
また、オーク川が南北に流れており、随所で水浴びを楽しむ観光客の姿が見えた。
町は2時間居ただろうか。正直、期待外れであまり楽しめなかった。オートマンのようにいくらか当時の面影が残ってるものと思いきや、100%快適綺麗な観光地となっていた。
光生のリクエストのネイティブアメリカンっぽい首飾りなども期待したが、イマイチのクセにクソ高いものとかで、空振りに終わった。グランドキャニオンにあれば良いが。
町を出てフラッグスタッフへの帰路の途中の小さな渓流で水浴びした。足だけは清潔を保ちたい。水底の砂で洗って、上半身も軽く手拭いで拭いた。頭は水に突っ込んでガシガシ。下流の家族に申し訳ない気分だが、許してくれ。
ちっちゃく「motorcycle only」と書かれている。割とこういう親切な観光地も多い。
爬虫類との触れ合い体験。この後ヘビをパスされて人生初の触れ合いとなった。あいつらフニャフニャしてるけど筋肉の塊なんだよな。
ここのステッカーは割と洒落てたが、割と高いんだわ…。
そそる。
完璧な日本語で驚いた。
アメリカのこういうところはありがたい。
保冷保温のダブルマグ。5500円と高いし後でWalmartで安いのたくさん見つけて絶望したけど、フックついてるし色好きだし1Lのサイズ感も良いし、旅が劇的に変わって買って良かった。
帰り道の露店。顔つきがネイティブアメリカンぽい。
こんな綺麗なのに誰もおらんラッキーと思って近寄ったら、恐ろしい場所だった。
行水。日が差してりゃ全身浸かったんだが。
そして17時にフラッグスタッフに戻った。
R180を北上して2時間ほど走るつもりが、R66当時の姿が残った旧市街を見つけてしまったため、少しだけ散策した。西武の町並みに夕陽が差し込む姿が実に絵になっていた。
皆が酒場のテラス席で美味そうにビールを飲む姿が恨めしかった。ウェンディんちでもっと飲んでりゃよかった。
野営地入りは19時半。もっと走ることもできたが、昨夜と同じように高低差で上手く視線を外せる良い森を見つけたため、野営することにした。森が続くと暗くなるのも早いため、安全策を選んだ。
今日もあまり進めなかったのがちょっと心残り。明日でグランドキャニオンとアンテロープを片づける。
今日も良い一日だった。
もしかして俺が組んでた車両ではないだろうか。
フラッグスタッフ旧市街。
ナルトはともかくオールマイトもすげえな。
洒落とるわ。
飲んでビリヤードか。羨ましい。
公衆電話でダイハードを思い出す。
ラーメン屋?
愛用のベルトも売ってた。
パーキング支払い。この辺はまだ安かったな。
適当に自撮り。
スパム食ったけど俺はあんまスパム好きじゃないみたいだ…。
こんな森の中での野営は滅多にない。
思いつきで撮影したら割と上手くいった。
走行距離 不明
金 ダブルマグ5500 ジュース300 昼飯700