ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day232 Lowbanks〜Detroit】またアメリカ

7月11日(火)晴れのちにわか雨 涼しい

 


21:20 Hollaud 野営地

6時半起床。片してたら近くの農家のおっちゃんに何か叫ばれていた。全く聞き取れんが敵意を向けられているのはわかるため、刺激しないように適当に聞いているフリをしていたらいつの間にか急接近してきてビビった。今から去るよと伝えたら納得してくれたのか何処かへ行った。野営した湖畔が私有地だったとか?まさかとは思うが、それなら俺が悪い。にしても気分の悪い朝となった。

 


それからオンタリオを通過するために西に向かうも、道が急に切り替わったりで無駄に時間を食った。ひどいとこでは気付いたら東に逆走していた。いくら方向音痴の俺でもこんなん初めて。

 


そして湖周辺の家々の美しさには何度も驚かされた。そのまま絵画にできるような、西洋の伝統的デザインの家と、アホほど広く手入れの行き届いた芝生の庭。良い感じに木漏れ日が斜めから差し込んでいるからまたね。

かと言って住みたいとは思わない。あんな複雑なデザイン、絶対手入れも大変だし芝刈りも月いくらよ。

しかし日本も日本建築を貫いていたら負けないくらいかっこいい町並みになっていたんだろうなと思うと、ちょっと悔しい。理想は竹原の町並み保存地区だな。

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色が可愛すぎる。
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絵になりすぎる。マジで絵本の世界みたいだ。

 


15時ごろ、一日ぶりの国境越え。今回も愛想いい兄ちゃんで何事もなくスルー。南米での苦労に比べたら、ほんとに、な。

 


17時、デトロイトのコストコ到着。食ってなかったチキンなんとかってのを試してみたが、うん、もういいや。20時半の閉店ギリギリまでチンタラ。

外に出ると小雨のにわか雨。隣の車にお留守番の御犬様と少女に見守られながらカッパ着て出発。中東の人だったっぽいな。珍しい顔のご家族だった。

 


今夜もレストエリアの予定が、直感が働き途中の町へ降りてみるとちょうど良いこの場所を見つけた。にしてもすげーなマジで。スパイダーセンスならぬホームレスセンス?それは嫌だな。

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明日は遂に水野さんち。タイヤも届いたと連絡をいただいた。寝床も用意してくれているって。本当に何から何まで…。何か俺、北米に来て人に頼りすぎでは?味を占めていないか?

まあともかく…受けた恩は必ず返そう。とりあえず差し入れなっとん持って行かんばな。

 


今日もまあまあいい一日だった。

 


走行距離 520km

金 コストコ1000 ガソリン1500

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