7月1日(土)曇りのち雷雨 寒い
22:42 Knoxville 100km先レストエリア野営地
5時半起床6時半発。眠気と闘いながら快調に走る。今日は朝早くから曇ってくれて涼しく走れたのはいいが、その後の雷雨にやられた。
ノックスビル手前のガソスタで「嵐が来るから気をつけろ」とおっちゃんに教えてもらって空を見ると、確かに西の空にドス黒い積乱雲。この涼しさもあれが原因だろう。幸い東に向かうため振り切れると思ったが、走れど走れど離すどころか近づいて来ている。
結局、ちょっと立ち止まった隙に追いつかれ、冷たい風が吹き荒れたと思ったらバケツを返したような豪雨。止んだり降ったりを繰り返し、ケツも濡れてオマケに寒く、本当にアメリカの天気は南米よりもだいぶハードだと改めて実感した。
何とかしてここまで来たのが19時。もう居座って飯食って野営することに。トラックの運ちゃん達だらけだし大丈夫だと信じて。
光生とちょい電話。日本帰りたくなる。
週刊予報では水木以外ははニューヨーク含めてこの先雨。しね。
今日は最悪な一日だった。
あ、最悪といえば昨夜の野営も蚊の大群にテントをいつの間にか占拠されたり、夜道走ってコンビニまでジュース買いに行ったら虫のシャワーを浴びてメットが死骸でグチャグチャになったり、ジメジメしてクソ暑くて何もかも濡れた感じになったりで過去最悪の野営となった。
おまけに皆殺しにしたはずが生き残りがいたようで、起きたら足が十数箇所刺されていた。しかし生き延びたその豪運に敬意を表して殺さずに見逃してやった。
走行距離 760km
金 ガソリン2500
レストエリア。
革のグローブの染色が皮膚に染みて黄色に。
堂々と占拠。許して欲しい。
米も久々炊いた。やはり食った感があって幸福になれる。
アルカトラズの囚人カップは直火でいけた。