6月14日(水)晴れ 12℃〜37℃
23:27 ウェンディんち
昨日はまたナチュラルに忘れていた。早起きしてユニバと考えていたが、ハリウッド探索で疲れてとてもじゃないが無理だった。自分の年齢を感じた。
家でのんびりしてブログやって、14時ごろウェンディ姉妹が帰ってきてからはまたお喋りしてて、夕食は7時からで一日終わり。
どうやらウェンディも若い頃から活発的で、6年前にはなんとバックパック背負ってヒッチハイク旅して危ない目にも遭ったとか。なるほど、リーアンは君の娘だっつって笑い合った。
昼メシ
晩飯
夜食。フルーツなら太らんてのは大きな間違いである。
んで今日6/14は8時起床。今日こそユニバとも考えたが、どうやらもう行く気ないらしい。18,000円は俺にとって安くねーし、行ってもスパイダーマンが居ないと知って冷めた。そしてなんかハリウッドで腹一杯になったみたいだ。次の楽しみに取っておこう。日本のユニバは必ず行くが、誰か連れて行きたいな。
昼からは気分を変えてウェンディ達一推しのパルムスプリングスへ。100kmほど東の内陸地へ行くだけで、最高気温は一気に37℃とこの前までの寒さから一変。体がイカれてしまうわ。景色も南米で見慣れてた乾いた赤土と砂の大地と岩山が広がるようになり、北米で初めて荒野らしい荒野を走った。
途中オフに寄って写真を撮ったが、足元の小さな標識は弾丸で蜂の巣になっていた。アメリカの野営の怖いところは、殺意のない流れ弾が飛んで来かねないこと。しかし今のところ、実銃を提げた一般人の姿は目にしていない。スーパーで子供用のカラフルな機関銃が売ってあるとかも聞いたことあるが、そんな様子はカケラもない。ウェンディとシンディは母国の銃社会のことをイカれていると自虐して笑っていた。
パルムスプリングスには15時ごろ到着。クソ暑くて熱風に干物にされそうだった。たまらずスーパーでモンスターエナジーを一気飲み。そういやまた化粧水と乳液買い忘れたな。ここのレジのおばちゃんも、宝くじでも当たったのかいってくらいニッコニコだった。
あの笑顔を思い出して、昨日ウェンディがしてくれた「仕事はつまらんし朝早いしでクソだが、チームのみんなは最高だ。だから25年も続けられている」「稼ぎは少ないが、静かで綺麗な家でご飯も毎日食べられて、たまに旅行も行ける。十分に幸せだ」という話を思い出した。これを自覚できるか否かで、人は簡単に幸せにも不幸にもなれる。彼女が笑顔を絶やさない理由がわかった気がした。それは彼女の力強さとも言える。
んで例のマリリン・モンローの巨大像と記念写真を撮って、帰路へ。この街はアレだな、冬の寒さからセレブが逃れて快適に過ごすための街だから、俺のような金のない旅人が、しかも夏にわざわざ来るようなとこではない。まあしかし、映画好きとしては小さなハリウッドとも呼ばれるこの街に来れたことは話のネタにはなったな。にしてもクソ暑くて敵わんが。
18時半にウェンディんちに帰還。寝る前だったウェンディにおやすみ言ってシャワー浴びて飯頂いて今日は終わり。
あ、忘れてた。昨日はリーアンの眠る場所を教えてもらった。「もし良ければ、お墓の場所を教えてくれないか?手を合わせてお参りしたい」と伝えたら、すぐそこと言うので見ると、リビングのテレビ台の下だった。リーアンもウェンディも無宗教だからお墓は建てずに、日本の仏壇のように写真と生前大切にしていたものなどを置いて、先に逝った家族や親族と一緒に祈っていると。身近に居る方がいいもんね、わかるよ。その時はしっかり挨拶できなかったから、明日の朝改めてリーアンに挨拶しよう。お部屋も使わせてもらっているし、ある意味リーアンは姉弟子みたいなもんだしね。
明日にはディスクが届く。トビーは家に居るかな?無事に終わればいいが。オイルも換えないと。
今日も良い一日だった。
走行距離 230km
金 モンスター350 ガソリン1200
一部だけ赤い岩山。
カラッとした荒野に道路が伸びている。
夥しい数の風力発電。日記には書き忘れたが、西から東にパタゴニアと同等の強風が吹き続けていた。
追い越してきた長さ数kmの貨物列車を眺める。
良いとこに撮影ポイントが現れたので待機して撮影。目の前で汽笛を鳴らしてくれたが、気を利かせてくれたのかな?だったら嬉しい。
どこまで走り行くのだろうか。余りにも長いため、ヨルムンガンドと名付けた。
良い眺めのためやたら撮った。手前のが蜂の巣にされた看板。
パームスプリングス住宅エリア。どの家も綺麗なあたり、それなりのクラスの人たちが住まう街なのだろう。道路もめっちゃ綺麗。
靴が落ちてた。ニューバランスなのがなんかいいね。
あとでスマホの写真一覧見て「なんじゃこりゃ!?」と一人相撲して笑った。
ドラッグオンドラグーン思い出した。
アメリカって感じ。
砂漠に浮かぶ美しい町だ。
シンディが言ってたコロラド川?水量は豊富で、これがパルムスプリングスを栄えさせたのだろう。