ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day200 Los Angeles】This is USA

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6月9日(金)晴れ 暖かい

 


23:31 ウェンディんち

7時起床。朝食にウェンディが用意してくれてたリンゴとバナナを食べて昼までブログ作業。リアルタイムに追い付くにはまだまだ。同時にスパイダーマンシリーズも観賞。こんな時サブ機持って来てて良かったと思う。

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3でピーターがMJにプロポーズするんだと報告に来た際に、メイおばさんがベンおじさんのプロポーズの話を聞かせる場面。サム・ライミ版のこういう丁寧な描写が大好きで、日本人にウケたのだと思う。
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タイムズスクエアだよな!?楽しみだなあ!!

 

 


昼からは高橋さんが調べてくれた近所のバイク屋へ行くも、見当たらず。丁度バイクの置いてあるガレージが見えたためそこに居た男性に聞くと移転したと。

でももうこの際目の前の彼に頼めば良いやと思い協力を願ったら、快く道具も場所も貸してくれただけでなく、付きっきりで手伝ってくれてとても親身になってくれた。

フロント上げて手でクルクル回していたら、確かにスッと回転が不自然に止まる場所があった。そこにペンで印を付けたり、ペンをフロントフォークに固定してディスクに軽く当てて、空間ができる場所を探したり、水平器も当てたりして色々やった。結果、ちょっとはマシになったかな。俺も嬉しくなって彼との世間話バイク談義を楽しんだ。アメリカってほんとにハーレー沢山なんだね、でかいね、て話してたら、「そしてうるさい」とニヤッと笑って言うから二人でめっちゃ笑った。アメリカ人全員が好きなわけないよなって。それに、彼も生粋のオフ乗りだしね。奇しくもかなり古い型のXT250と、レース用の2ストのオフ車がガレージに佇んでいた。

彼の名はトビー。お礼を言って後日何か差し入れ持ってまた来るよと伝えて別れた。休みの日にありがとうね。

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渋いなあ。シンプルなデザインが好きだ。
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近所の山をこいつで爆走するのが休日の楽しみとか。わかるぜ。
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ありがとうトビー!またお世話なります。

 

 


さすがに完璧には直せなかったため(高橋さんならキレイにやるんだろう)、社外品の安いのを手に入れることにした。ウェンディに相談したら、Walmartで代わりに注文してくれた。14日到着だからそれまでお世話になる。本当にありがたい…。

 

 

18時からはWalmartに買い出し。コストコもさすがに飽いてきたのと、せっかく落ち着いて料理できる環境にいるわけだし自炊することにした。一通り見て回って、安かった豚肉のステーキと卵6つを購入。ついでに保存食として魚缶とスパム、そして米も。どれもチリより安くて驚いた。チリやっぱおかしいわ。

今回のお買い物では、駐車場では「バイクは夜間常に点けとけな!」と変わったおっちゃんと話したり(カートに乗って体が不自由にされてたみたいだから買った物を車に積むの手伝ったら車ん中ゴミの山だった。リサイクルするとか言ってたが)、レジ待ちでは赤ちゃん抱いた兄ちゃんに「そこのカード取ってくれる?」と言われるも種類を聞き取れず「旅人で英語まだいまいちなんよ〜」と笑ってたら前のおばちゃんに「息子がバイク乗っとるよーあたしは必要ないけどね〜」とか何か色んな会話が生まれた。ほんと、何なんだアメリカ。ただスーパーでお買い物するだけでこんなに人と話すか?そしてその気楽な感じ。この前もおばちゃんがでかいテレビ車に積むのを代わってあげたし、毎日なんか起きる。何なんだアメリカ。本当に俺の大好きな映画で見たアメリカの姿まんまじゃないか。帰り道、なんかもう「USA!!」て叫びたい気分だった。今日のトビーとの出会いもあったし、どんどんアメリカを好きになっていく。この国の色が大好きだ。

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あとで高橋さんと杉さんにも自慢したけど、この自動シャッターがガラガラと開いて外の光が暗いガレージに入ってくる時のこの瞬間よ…。ガレージ、良いよなぁ…。
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羊さんが雑に連れて行かれていた。メーメー泣くのを隣の車の姉ちゃんと可愛い可愛い言うて眺めてた。にしてもたった一頭、何用やろ?
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シーチキンは気持ち高い。これなら400g近くある魚缶を2.5ドルで買う。
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スパムもまたピンキリ。昔実家で見たようなのも。安いのを試しに購入。
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米は安い。重さはポンド基準。900gのを購入。炊く暇あるのやら。
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これはなに?豆?
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店員さんがそのまま袋に入れてくれるシステム。よく出来てる。南米ではカゴから出してベルトに乗せてまた袋に入れてとかなり面倒だったからありがたい。
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Walmart信者としてエコバッグも購入。この写真見たら完全に行橋のルミエールの帰りやんけ。

 

 


20時半に帰って、フライパンとトングといくつかの調理料を借りて弱火でじっくりステーキに火を通して、肉から出た油で目玉焼きを3つ焼いて、食う前にキッチンもキレイキレイして現場復帰して調理器具も先に洗って、飯。いやー美味かった。このステーキ4ドルにしては量もあるし美味いな。ウェンディが醤油も持ってたから目玉焼きにかけたが、完全に日本の味だった。

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このコンロもガス火の時点で最高だし、ゴチャゴチャしてないため調理後もスポンジに洗剤軽く付けて油拭き上げて管理が楽で素晴らしい。デザインも良い。
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皿は何故か遠慮して自分のを。イングリッシュマフィンが置いてあるのもアメリカなのかな。この豚肉ステーキはリピート確定で、卵も意外と安くて常食にしたい。となればやはり醤油買うか…。

 

 


んでホームカミングまで観て、スパイディもあと2作分だけ。NY到着までには間に合いそうだ。今日の昼はアメスパ2のラストで男泣きした。

 


さて、明日はウェンディが帰ってくるが、俺はどうしようかな。ロス行きたいけど、今日も天気悪かったんだよな。でも行ける時行っとかんとよな〜。ユニバでも行くか。

今日は素敵な出会いもあって、素晴らしい一日だった。

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アメスパは子供との絡みのシーンが多く、俺の大好きなシーンでもある。歳を重ねても未だにこの子らと同じ目線でヒーローに羨望の眼差しを向けるのだ。

 


走行距離 25km

金 食糧2200