ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day124 Villa Nueva〜Mina Clavero】クソ雨進行

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3月24日(木)雨 ちょい寒い

 

17:46 どこかのバス停

6時半起床。昨夜ピザをご馳走してくれたパウロたちにサヨナラ言って出発。

ちなみに朝起きたらクッカーセットに蟻が群がっていて大変なことになっていた。今度からは地面の蟻塚の存在にも注意しよう。

 


コルドバを抜けて20号線に乗るのに苦労した。短い区間に分岐だらけ。一度間違えると引き返せないクソ仕様。案の定ミスってブエノス方面に乗ってしまい、無理やり9号線に戻ろうとしたら道は冠水。クソ雨の中クソみたいに無駄な時間。○ね。

 


なんとかやって乗り換えてR40までのメインルートを今は進んでいる。

地図を読んでワインディングになるのは知っていたが、実際に走ると予想以上に楽しめた。ここまでの山道はアウストラルかいどう以来じゃないか?アスファルトもしっかり整備されて安心してバイいくを傾けられた。見渡すは緑の高原。伊豆スカイラインを走っているかのようだった。

 

エルコンドルを過ぎてからも標高はどんどん上がり、景色も岩山になってきた。

気持ち良く走っていたが、またもや雨に降られおまけに濃霧。シールドもメガネも水滴で覆われ全く見えないため、メガネずらしてほぼ裸眼で、追突防止のためウィンカー点けて走った。

雨は勢いを増し、街に着いても止みそうにないため街の入り口の商店で食料買って、途中目星を付けていたバス停に戻ってバイクも入れて避難している。そうしていると晴れ間が見えてきた。


キャンプ場に行くか迷ったが、いや、バス停で野宿してみたかったんだ。治安も悪くなさそうだし、流れに身を任せてみる。

晩飯は久々パスタ。ラパスまで贅沢はできない。ミゲルがビール我慢しているから俺も頑張る。

今日は大変だったが、達成感はあるな。

 

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盛り上がると思わずスペイン語で話すとこが面白かった。わかるよ俺も日本語出るもん。
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朝になって気づいた大量のアリの巣。キャンプ場は生き物の場所借りて住ませてもらったんだなと。やり慣れると大切なことを忘れがちだ。
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緑豊かでジメジメした変化のない道路をひたすら走る。
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脂ギッシュで生地も薄いから餃子みたいでポン酢かけたくなった。ジュース付きで安かったなぁ。
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この鳥をよく見るようになった。
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ぱっと見日本の山道。テンション上がるわな。
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向こうに富士山が見えても不思議じゃない景色。
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義務的に撮影。疲れ果てた表情も記録としては極上のものだ。
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雄大な岩山が見えてきた。崖っぷちにポツンと立つ十字架が荘厳だった。
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ムーンライト2型のような割と大きめのソロ用テントでも立てられるスペース。もう雨さえ躱せりゃどうなったっていーよ。疲れて寒いしそんな気持ち。

 


走行距離 380km

金 ガソリン425 エンパナダスとジュースセット380 食糧240

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