ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day206 Los Angeles】オイル交換2万円と今後の動き

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6月15日(木)晴れ

 


20:22 ウェンディんち

8時起床。本当に毎日怖いくらい快眠できて、またテントで眠らなければならない日々が来ると思うと恐ろしくなってくる。丸くなった或いは抜けかけた牙は元に戻るのか。

 


朝食の後部屋の片付け。洗濯ものも早めに片付ける。洗って乾燥機回せば2時間以内にはもう取り込める。神業。

食い物も整理。余っていたお菓子は携行食として頂いた。シンディからの差し入れのマルちゃんラーメンを大陸横断中R66で食うのが楽しみだ。

 


昼からはオイル交換のために近所のバイク屋へ。すると完全予約制だと。その代わり、すぐにやってくれるバイク屋にわざわざ電話で連絡してくれた。

だが行ってみたら、オイル交換にフィルターとガスケット、ドレンワッシャー入れて工賃含めて約17000円。アホか。てかオイルだけで良いわい。そう伝えたら100ドルに。キャンセル伝えたらもうオイル抜いてると。金額聞いてからて言うたやんけアホか。

さすがにこのまま仕方ないねなんて言って払うのは納得いかんため沈黙して抗議していると、キャンセルできるよと戻ってきた。

全くアメリカのこう言うところは本当にやりにくい。工賃で70ドルくらいあって笑ったわ。いくら日本より高い言うてもな。もうアメリカとかなだでは自分でやれることは効率悪くてもやると決めて、店を後にした。

 


15時ごろ帰るとウェンディは既に帰って来ていて夕食の調理に取り掛かっていた。今日も何やら良い匂いがするためキッチンを覗いたら、昨夜から仕込んでいた牛肉を使って、今度はフライしたとうもろこしのトルティーヤを使ったタコスを作ってくれていた。ほんと器用に色々作るなあと。昔から得意だったわけではなく、結婚を機にお母さんから学んだらしい。うちの姉ちゃんと同じやわつって笑った。

 


んで17時からシンディと3人で頂いたが、こりゃあまた美味い!!黒豆ベースのヘルシーなのも大好きだけど。なるほどこりゃいかにもメキシコの味だ!!また牛肉にスパイスが良い具合に染てて肉も柔らかくて、冷たいトマトとレタスと、濃いチーズとも合ってて美味い!!もうメキシコ行く必要なくなっちまうよ。しかも今日はビールもあったから…。

ウェンディ曰く、これも簡単らしい。寝る前に牛肉仕込んでおけばしばらくは美味いタコスが食べられるよって。絶対作ろう。

 


んで食後は最重要ミッションのディスクの交換へ。ちょっと酔った状態での作業だったが、スムーズに完了!!つってもまあ、クソ簡単だからね。

ラチェットとソケット、車に積んであったジャッキアップも借りることができて、トビーんちにまた行くつもりだったけどウェンディんちのガレージで完結できた。高橋さんにもチェックしてもらったが、問題なし。ただ、社外品のため、一応は外した純正品のディスクも携行する。

 


オイルは竹森さんから、ウォルマートで買ってその場で交換して廃油はウォルマートのゴミ箱にポイで良いと聞いた。さすがだ。俺も使っている牛乳のボトルを廃油入れとして再利用していたらしい。

オイルフィルターに関しては4回に1回程度、ドレンワッシャーなんて一生換えなくても構わんと高橋さんから聞いて驚いた。あんなん意識高い系の連中がやって勝手に気持ち良くなってるだけと。確かに俺も換えたこと殆どないし、実際オイル漏れのトラブルなんて経験したことがない。まあ、高いもんでもないが。少なくともこの旅の間は気にする必要はないということだ。

 


作業後は玄関のくつろぎ空間で3人で喋っていたが、トランプは本当に滅茶苦茶嫌われているんだな。そんなクソ野郎ももうすぐ牢屋に入る!!と姉妹でガッツポーズしてワイングラスを傾けていた。

「アメリカ人はなぜ国旗を家に掲げるの?自分の国が好きだから?」と聞いたら、昔はそうだったが今は違うと。今、国旗を掲げる人の多くはトランプ信者らしいのだ。トランプが進めたMAGA(Make America Great Again)にて国旗が前面的に使用され、今ではあの星条旗は、彼の信念の象徴のように捉えられるようにもなってしまったのだ。

聞いて良かった。これは間接的に知るのと現地民から直接聞くのとでは比べ物にならないくらい価値が変わる話だろう。

そしてトランプしんじゃには白人至上主義の差別主義者も多いため、国旗のあるとこでは念のため気をつけるようにとのことだ。コロナパンデミック時にはそのような一部の人達が在米中国人やその他アジア人を差別して、それはとても哀しい光景だったと話してくれた。この二人で良かった。差別はクソだと堂々と言えるウェンディとシンディと出会えて過ごせていることを誇りに思った。

んで折角だし3人で写真撮って、暗くなって蚊も出てきたし19時半頃解散して今に至る。

 


結局、バハカリフォルニアには行く方向で考えている。

17日にここを去り、12日程度で往復4000km走って月末にはまた戻って来るだろう(ウェンディに、また戻って来るね?つったら笑ってた)。

んで2週間程度でNYまでの4000km走って7/15。

それから数日聖地巡礼して7/22にはNYから国境に向かってカナダ入国を果たせるだろう。

んで2週間でバンクーバーまでの4500kmを走ると8/5。

んでデッドホースまでの4000kmを…て、あれ。キツすぎないか?あれ…無理やなこりゃ…。書いてみて良かった…こりゃ余裕がなさすぎるぞ。うん、ムリ!!

素直にルート66に向かおう!!しかしサンディエゴの清水さんには会って行きたいな。ウェンディにまた相談しよ…寄生虫だな俺は。

いやしかし、冷静に考えて良かった。アラスカのデッドホースに8/15に居ること。これが最重要ミッションだ。

 


明日はオイル交換を済ませ、17日に出る支度をしよう。

今日も良い一日だった。

 


走行距離 30km

金 0

 

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朝飯。

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アヤセンさん(singersongrider_ayasen)のインスタみて笑った。欲望に忠実。
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明細。日本なら晒されて炎上だな。
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品揃えはさすがアメリカって感じ。

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念のためオイル漏れがないか確認。
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帰ってジャッキ借りてみたが、何とかフロント上げられた。携行するやつあれば楽なのだが。
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晩飯。パリッパリで油がジュワッと染み出るトルティーヤのフライが美味い。
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姉妹のワンシーンを遺したいなと。
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酒飲んだ後に作業。これでジャッキがふらついたら支えがなくてバタンだよなあ。まあそれでも素晴らしい作業環境だ。
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日の沈む前にシンディに頼まれてゴミ箱を道路に。金曜の朝に回収車が来るらしい。アメリカだ〜。
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寛ぎスペースで。
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シンディ撮影。