ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day135 Tupiza〜Uyuni】ウユニへ

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4月4日(火)晴れ

 

♾ Rummy Hostel

寝てた。もう今日だけど、昨日は割と色んなことあったからしっかり分けて書く。

 


6時起床。オフロード地獄に備えて早朝から行動開始…のはずが、予定変更。

朝マテのためお湯沸かしていたら通りすがりのおばちゃんに近所の観光名所行こうやとナンパされた。命に関わる工程を組んでいるため何度も断るも、「いやあそこは行かんば嘘やろ」と必死なため、ここは流れに身を任せてみるかと判断。


俺もチェックアウトがあるので彼女の部屋に荷物を移動させていると、彼女と同室の日本人女性に遭遇。まーた名前忘れた…。

昔から海外を行ったり来たりされていた方で、コロナも落ち着いたし3年ぶりくらいに9ヶ月間の旅に出てきているらしい。

今日出発とのため3人で写真撮ってお別れ。縁があれば日本で。

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その観光スポットはバイクでは10分。徒歩だと40分。

彼女にどうやって行くのかと何度も言い方を変えて聞くも、「地図を見て」としか答えない。徒歩で行くのかと聞くも、「いや徒歩は野犬が怖いから無理」と。

俺がガレージからバイクを出してたら、「後ろから方向指示するよ」て。

いやあんたな早よ言わんかい。バイク乗るなんて一言も言わんやったたんけ。ノーヘルやん俺は怖いから被るぞと言うも「この街なら大丈夫だ。時間ない、早く行こうや」。俺のセリフじゃい!!

まあ俺の英語力の無さも原因だ…認める…。

 


しゃーねーなってことでノーヘル2ケツで酷い道も走って何とか転けずに到着。ほんとあんためちゃくちゃあぶねーことやってんだからな…。

着いた場所は、まあ凄かった。一見の価値はある。二人で交代で写真撮ってちょっと高いとこ登って適当に話してお別れ…て今からハイキングなんかい!!あんた完全に俺をタクシー代わりに使うたやろ!!初めからそう言えば気持ち良く送るってのに!!ほんなこつこんにゃろ…。

また自分の器量のなさに葛藤しながら帰った。

まあ、岩の上で日本好きのインド人の彼と楽しくお喋りできたし良いか…。

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リアキャリア掴みなさい言うとるのに手放し自撮り棒て!What a crazy!!!f:id:fasasabi:20230406184755j:image
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マグロの大群ぶつけたら倒れたりするかな。
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Read Dead Redemptionのワンシーンのようだ。

 


すっかり昼前で腹も減っちまったので街で軽く飯食って11時頃出発。

予定より2時間も遅れて、「本当にこのままオフロードに突っ込んで大丈夫か。もう一泊して明日の早朝から走るべきでないか」と真剣に迷いながらも走り始めたのだが、結局覚悟していたオフロードは何処に行ったのやら。

99%綺麗なオフロードで心配は杞憂に終わった。

若田さんが走った2017年時は全てオフロードだったらしいが、それから工事が開始されたのだろう。アスファルトは全線舗装されたばかりのように綺麗なものだった。

 

ただ、聞いていた通りアップダウンが激しく、最大では標高4000mにも到達し急勾配も相まって速度が最低時速35kmまで落ちた。3速で引っ張ってやっと上り切れたと言う感じだ。こう言う時FIは凄いんだなと痛感させられる。

 

また、セルが回らなくなった。唐突にそうなり、キックもまともに掛からんため焦ったが、コマンドー宜しくぶっ叩いたら直ってメイトリクス凄えなと感謝した。その後ガソスタで停止後も再発したが、ニュートラルに入れたらセルは回ってくれた。

サンティアゴまで残り6000kmくらい。何とかなるだろ。

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まーた名前忘れた…。1枚目は日本のコロッケみたいなの。中に卵が入ってた。めちゃくちゃ美味い!2枚目はボリビア風エンパナダス。同じ料理でも少しずつ変わってくるのはアフリカの伝統食品ウガリのようだ。
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立派な角を持った牛を北部来てからたくさん見かける。家畜見慣れてたら忘れがちだが、彼らに少しこづかれただけで簡単に死んでしまうんだよなと。
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人生史上最高高度。流石にフラフラした。
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えらく警戒心の薄い奴ら。

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近寄っても走って逃げないんだよな。めんどくせー…て感じでノソノソ移動する感じ。
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遠くの丘にも。
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自撮りも頑張る。
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綺麗なマーブル模様。砥石に使えないかな。
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この赤いのは何?
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写真じゃ伝わらんが2メートル先は確実な死。

 

 


予め目星を付けていたホステルに行くと、中庭にバイク停められて一泊70ボリ(1300円)と格安のためソッコーでお世話になることに。

今回はサンティアゴ以来のドミトリー。荷物運んでたら、「やあ、日本人でしょ」と声掛けられて顔を見たら先程挨拶した女性だった。中国か韓国の方かと思ってたら。何度目だこのやり取り。

Tさんは今の俺と同じくらいの歳になってから今の旅をする生き方を選んだらしい。リゾバやキャバをやって、行きたい海外に言ってまた戻って来て…と。

タフな女性だ。てか海外にキャバあるて知らんかった。

お互いのこと日本語全開で話せて何だかスッキリした。

 


晩飯は、『POLLO SUPER CAMPEON』という地元の人達がサッと飯食いにくるような、観光客向けでないお店へ。公園に居た少年たちにオススメ教えてちょとお願いしたら快くここを教えてくれた。

25ボリでガッツリ米と肉と食えて満足。俺はこう言うなんて事無いお店が大好きだ。

帰りには焼き鳥みたいな串物も一本食ったが、これも良い具合にシンプルに肉食ってる感じで美味かった。

 


宿代と飯代合わせて2000円もいかんくらい?ボリビアでも上手くやっていけそうだな。

良い気分で宿戻ってベッドに横になったらそのまま力が抜けて20時には寝てしまった。

 


良い一日だった。

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サンティアゴ以来のドミトリー。そっか、俺は2段ベッドを見るたびにあのメンバーを思い出すのか。
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サッカー定期。
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Among us のキャラデザは秀逸だと思う。そういや高橋さんちでさせられたな。あの緊張感は他のゲームでは味わえないだろう。
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2枚目の方が美味そうに見えるのは気のせい?
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串物の見た目的な魅力よね。世界共通なんかな。
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宿の前の通り。

 

 

走行距離 230km

金 ガソリン1000 宿1300 飯550

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