4月12日(水)晴れ
24:55 Hostel Blanquita
二日連続サボるとこだった。何だか最近体が疲れている気がする。標高のせいだろうか？つっても3000m超えてからもうすぐ二週間経つけどな。
昨日はオルロのホステルを10時に出て、ラパス着いたのは14時。
着いたはいいが街は迷路のようで、それに一方通行も加わってもうわけわからん。
結局宿に落ち着いたのは15時だった。
竹森さんが世話になっていたホステルということで俺も来てみたんだが、すっごい洒落たホステルで驚いた。これで一泊1300円て。ベッドが広すぎて落ち着かんが…。
またキャンプ旅できるか不安になる人間らしい部屋。
ガレージあるとは聞いていたが、ちょっと心配だったな…。
美味そうだったから朝飯に。これは微妙なボリビア飯でも郷土料理らしさもあり美味しかった。
ラパス郊外。ボリビアらしからぬ街のデカさを感じる。
何やと思ったらロープウェイ駅。完全に街並みに浮いている。
セントラルへ降りる際にチラッと見えた街の全体図には絶叫した。
写真では伝わらないのが、勾配がエグくてホステルにバイク入れる時はヒヤヒヤした。
赤を基調とした内装。天窓から光がさんさんと降り注ぐ。
夜はこれまた吉原さんが世話になっていたという中華料理屋へ行って、炒飯を腹一杯食った。野菜も牛肉もゴロゴロ入ってて25ボリ。これにおかわりできるスープもつく。ほんと中華料理屋って最高だと思う。
んで21時くらいに寝た。
山盛りってだけで美味そうに見える。
電線どうにかしろよ！
肩幅くらいの狭い通りを進む。
あちこちで地元の人たちがこんな感じで飯食ってる。
どこの国でもビラ配りは大変だよな。
ガトーさん。
海賊版映画やゲーム専門の通り。
ぬいぐるみ専門店て可愛いな。
奥の山の斜面にも家が連なるのが見える。
中華料理屋で外れを引いたことがない。本当にありがたい。
ボリビアの缶ビールの有名どころはどれなんだろ。値段は割と高め。
これも完全にアウト。
ハンバーガー屋が連なる。
ヨーロッパ建築様式もチラホラ、
バンブルビーとここで再会。
んで今日。
8時まで寝て行動開始したのは11時くらい。良くない流れだったが、夕方までの街ブラは超楽しめた。魔女のお店の通りとか、その辺の地元民用の市場とか歩いているだけで楽しい。
あの熱量は何だろうな。物も人も沢山でエネルギーに満ち溢れている。ブエノスのカオスとはまた違う感じ。写真も撮りまくった。
また、街の高低差もイカれている。たまに現れるイカれた勾配の坂、ほんとよくあんなトコに建物を構えたもんだ。長崎も大概だが、ラパスはそれ以上だな。
そして車とバスの渋滞が半端ない。こりゃ確かにロープウェイ使うわなって。
この街で運転はしたくないな。
昼飯には屋台のフライドチキンとじゃがいものセットに、なんかようわからんクロエデチャンチェというお菓子みたいなのと、パン三つ。計23ボリ。クロなんとかは完全にハズレだったな…。不味いし10ボリて高いし。
ラパスでのユニフォーム。結構気に入ってる。
ホステルの目の前の魔女のお店の通り。
何やかんや面白そうなものあるのに買って帰れない…。
平然と飾ってあるから感覚が麻痺する…。
おみせのものを一体どうやって使うのかも想像できん。
コカの葉キーホルダー。5ボリ。
ツアー客も何組か見た。
楽器も欲しくなる…。この笛とか実に美しい。
可愛い。
偶然見かけたらコカ博物館へ。スペイン語だからサッパリ。
地元のセニョリータに撮ってもらった。
これも可愛い。
ジャップの痕跡。
どこの国にも餌やりジジイはおるな。写真撮ったらチーノチーノオオォて言い始めたから知らんふりした。
無事にお金下ろせて一安心。ちょろっとだけ足りなさそうだったから。
みんな隙間時間にご飯食ってた。
几帳面に綺麗に並べてる。
母ちゃんの仕事の手伝い大変だよね。
こん子のほんと可愛らしか…。
伝統衣装の布地かな？
謎の漢字。
お疲れのおばちゃん。
靴紐専門店。ブーツの紐がボロボロなって来たからついでに買っといた。おっちゃんとの世間話も楽しかったな。
この兄ちゃんもお疲れさん。
なんか匂いがすると思ったら肉屋の通りだった。
でっかい魚も売ってる。
香辛料も一緒に売られてて、飯屋みたいに良い匂いがしてた。
ノリのいい兄ちゃん。
写真恥ずかしがる昼飯買ったとこのおばちゃん。
猫さんが抱かれてた。
昼飯。すまんが本当にボリビアの飯はいかんなと、段々ワガママ言いたくなってきた。だって同じ値段でブエノスで美味いエンパナダス三つは食えるぞ…。
んで17時まで寝て昼寝して、多少めんどくさく感じたがこれは逃せんと重い腰を上げ、ロープウェイ乗って夜景を見に行くことにした。
出て行ったは良いが、駅の場所がわからず歩き回りポリスと兄ちゃんに聞いて何とか辿り着けた。
窓口にてとりあえず街を見下ろしたいと希望を伝えたらチケット買えたが、何とマスクが必要だと。まさかのコロナとの再会に面食らったが、駅前広場の出店で一枚1ボリで買えた。おばちゃんに、まいったよ〜て笑って言ったらやはり俺と同じような観光客がたくさんいるらしい。
にしても、ボリビアはこういうとこは厳重なんだな。路上ではコロナどころか食中毒上等な出店だらけだというのに。
ワクワクして乗り場へ向かうも、地元民と乗り合わせでちょっと残念。遊園地じゃねーんだからそりゃそうだよな。
途中見かけた何かかっこいいの。
どこに繋がっとるんやと当てずっぽうで探し回る。人に聞かなきゃ無理やった。
やっと辿り着いたらド派手な駅。なるほど路線によって色分けされてるみたいだ。
ロープウェイからの景色は凄かった。この街に来て中心街に向かって坂を下り始めた時にも少し見た景色だが、街のど真ん中空中から望むラパスのすり鉢状の街の造りは異世界のようだった。本当に良くこんな地形に街を発展させたなと。
ロープウェイを街に組み込もうと発案した人は偉大だ。この街の景観と生活そのものに実に調和している。
二駅行って降りてから、日没まで駅の近くでカメラを構えていた。
雑多とした街並みと人々の喧騒がマジックアワーに溶け込んでいき、中空に浮かぶゴンドラと影を成して美しく一つの姿に混ざり合っていった。
また、そこから見下ろすラパス全体の景色も見事だった。
丁度街を分割するように立つ丘の手前から街を見渡せ、左手には住宅街、右手には高層ビルと、ラパスの二つの顔を一度に見れた気がした。
左手、つまり東の奥にはデスロードの存在を感じさせる6000m級の雪山が見え、大自然と街が共存するボリビアという国を感じさせた。
適当に進んでやって来た場所が、自分の感性にピシャリと合ったことが嬉しい。特別な時間となった。
そのお陰か、何だか胸いっぱいで晩餐はカップアイス一個で満足して22時頃には横になった。
今日一日で期待していたラパスの街を存分に見れた気がする。
この特殊な地形も、ロープウェイの文化も市場の熱気も期待以上だ。最高だ。
欲を言えば、確かに食文化がちょっとつまらんかなってのはある…。フライドチキン一辺倒すぎるからな…。
明日はまた中華料理屋行こうかな。
んで、明日のミッションは泥棒市場とおばプロ。市場はマスト。
今日も良い一日だった。
乗り場はこんな感じ。
ここだけ見たら東京遊び来たみたいだ。
ボリビアーノの鶏肉好きは異常。
定期的NARUTO人気確認。他にはDr.STONEやONE PIECEも。
ショッピングモールの巨大モニターで俺のヒーローが！最後まで観てたら何とスニーカーのCMだった。こりゃキッズ欲しくなるよ。
適当にカメラ置いて自撮り。街にいる自分の姿って意外と撮れないから貴重だったりする。三脚ドーンと立てられないからね。
おもろくて撮った。
夜なのにバス待ちで長蛇の列。
屋台飯は夜も賑やか。
このアイスめっちゃ美味いのに量も多くて当たりだった。紛失した寸胴型の500mlペットボトルもGET。お店のセニョリータが英語話せて現地人とスムーズに世間話できて嬉しかった。
金 飯450 コーラ120 宿3日分3900 中華飯500 アイスとジュース300
