2月21日(火)晴れ
22:14 キャンプ場
まーたサボった。やばいな。常習化しつつある。
昨日は昼から町を出て、120km先の町でまたキャンプしただけ。マジで他には何もない日だっった。
あ、警官のマキシから連絡があった。地元のSNSで探してみたらしいが、有力な情報はまだないとのこと。大丈夫だ。気長に待ってみるよ。
そして今日。今日が大変だった。
6時起床の7時発。500km近く走らなければならないからだ。この区間は何もないから一気に走り抜けることにした。
前半は曇って肌寒く、防寒フル装備で強風に耐えながらの辛い走りだったが、昼からは雲が少なくなり晴れ間と言える青空に変わってくれて、ダウンも上下脱いで走ってもなお暑いくらいだった。
ここに来るまでオリビアの街から海岸線沿いを走って来たのだが、この区間はとても危険だ。とにかくイカれた追い越しが多すぎる。坂の頂上で対向車の有無を確認できないというのに突っ込んでいく。あわや大惨事という瞬間を何度も目の前で目撃した。勝手に死ぬのは構わんが、巻き込まれたらたまったもんじゃない。
また、俺が追い越される時はいくらかタイミングをコントロールできるが、対向車線からはそうはいかない。遅いトラックを追い越そうと躍起になった車が、めちゃくちゃなタイミングで自車走行車線に飛び出してきて、その車が目の前に迫ってくるのは生きた心地がしない。正面衝突、ぶつかれば確実な死。それでも奴らは先を急ぐ。
このアルゼンチン特有の何もない直線道路が彼らを狂わせるのだろう。
道は単調でつまらなく、今までのどんな道よりも危険な道だった。海は綺麗だが2度と走りたくない。
夜はチョリソーとパンとレタスで飯。葉っぱを食ってないなと思い、肉になら大体合うレタスをむしって食うことにしたが、うん、めちゃくちゃ美味い。今度からも続けよう。
新調したガスバーナーでの調理だったが、ゴトクが鍋の重みで徐々に下がってきて笑った。全くPRIMUSの有り難みを思い知る。日本ではあれが6千円で買えるんだからな。
ここには2泊するが、Wi-Fiは遅いし犬猫もいない。オヒギンズが恋しい…。
今日も良い一日だった。よう走ったわ。
サンティアゴでセキさんが譲ってくれ、長旅を共にしたエコバッグとお別れ。
ティーパックは油汚れ落とすのに最適。
カトラリーは熱湯消毒。オピネルのハンドルは木だが気にしない。
荒野に打ち捨てられた車。炎上した後のようだ。
LA ANONIMAでよく見るこれ。授業で使うのかな?
海に来たなって感じ。
ゴミ山から薪を拾う日本人。
アルゼンチンの軍事色の強さは何なのよ。
良いなと思ったウォールアート。うんうん、こういうのでいいのよ。
定番飯。
帰ったらやりたいゲームに追加。AIとの友情に弱い。
こんな感じ。パリージャないと不満を覚えるようになってくる。
道中見つけた野生のアルマジロ。走って追いかければ捕まえられる遅さだった。
海らしい海が見えてきた。
そこかしこでこいつがゆっくり鎌首をもたげては下げを繰り返している。何の機械やろ。
ビーチ。チリならこの辺で野営してたのかな。
遠くにポツンと見えるテーブルマウンテン。なんでこんな形になるんだろうね。
絶景。だが道路のマナーがクソすぎて素直に楽しめなかった。
乾いている上に風も強いため洗濯物が一瞬で乾く。
近所の公園にて。
KAWASAKIのバルカン。ジャメリカン見たの初めてかも。
これはどこのやろ。
毎日世話になってるアルゼンチンのスーパーの王、LA ANONIMAと俺。
ちらちら見てくるから笑顔で挨拶したらこの顔。可愛らしい奴ら。
晩飯ついでにバーナー試運転。日本製神やなと実感。
走行距離 520km
金 ガソリン200 レッドブル300 飯酒1,100 キャンプ2泊分1,400