ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day94 Rada Tilly】砂地獄

2月22日(水)晴れ


12:49 PEPPER PINI

腹一杯だ!!隣町のハンバーガー屋に気まぐれ起こして昼飯食いに来たのだが、天晴!!期待を裏切らない美味さだった。

スペシャルバーガーを頼んだが、カリカリに揚げた薄切りのオニオンにベーコン、パティが2枚と、初めて食うタイプのハンバーガーだった。ポテトもお代わりさせて貰えてサルサソースとクリームチーズのソースがうまい!!久々ジャンキーに食ったな…。納車祝いにアレックスとサンティアゴで食ったのも美味かった…。そういや下高さん達とも棚田で自家製バーガー作って食ったな。あれも美味かった…。朝からスペースでタイチさんとハルオさんとも話したが、お元気そうだった。

 

良い店に出会えた。店長の彼とは日本の話もして、店員さんと三人で写真も撮った。彼にも佐世保バーガー体験してほしいぜ。

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美味かった…。帰ったらハンバーガー屋しながら日本全国回るか…。

 

 


20:19 Camping Municipal Rada Tilly

酔いも無いため早めに書く。

あれからはスーパーで食料調達しキャンプ場に戻ったが、とにかく暑い。あれだけ青空を望んでいたくせに、今はとても恨めしい。

テント内には居られないため仕方なく日陰にあるベンチに避難して暇を潰す。しかしここではスケッチもできないし、Wi-Fiもカス。ダウンロードしていた『不滅のあなたへ』を観ながら涼しくなる夕方を待っていた。

夕方になり暑さも多少マシになったため、早めに飯食って寝ようとするも、キッチンの水道がチョロチョロでキレる。砂まみれのクッカーもまな板も洗えねーじゃねーか。

 

そう、何もかも砂まみれなのだ。

ここは砂塵舞う町。乾いた土地に風が吹き荒れ、建物の中であろうと隙間から砂が入り込み砂溜まりができている。

前室に置いてあるドラムバッグとブーツはもちろんのこと、最後の避難地であるはずのテント内にも砂が溜まり、シュラフも着替えも砂まみれ。テントのファスナーには砂が詰まりまともに動かなくなってきていた。


今回のキャンプ場は失敗だったな…。

完全に気の休まる場所がないってのは、キャンプ場に泊まる意味がない。

もうとにかくこの砂嵐から逃れたい。テントは元通り動くようになるのだろうか…。

明日は早く出よう。

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青空は綺麗なんだが…。背後の禿山が乾いた土地であることをさらに意識させる。

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なんかいた。フンコロガシ?

 


走行距離 35km

金 食300 ハンバーガー1,100 コーラと水300