1月13日(金)くもり時々晴れ
15:29 Puerto Montt Restaurant La primavera
10時出発。朝食もガッツリ食った。昨夜食ったミートボールの缶詰、あれは良いな。肉系の缶詰は珍しいのか、あまりスーパーで見掛けないのが残念。今度見つけたらいくつか買い溜めしよう。
野営地Ensenadaまでの道。またしてもチリ富士が現れた。
絶景を前に簡単に野営ができるチリは、海外ツーリング最初の国として確かに適しているのかもしれない。バイク手に入れることの難しさを除けば、ね。
ミートボールの缶詰。アボカドは本当に何にでも合うなぁ。
こんな感じ。湖畔での野営がすっかり板に付いてしまった。
久々ズームレンズに切り替えて撮影。
Puerto VarasではPuconでもお世話になったアウトドアショップ、Volcanicaでエアマットを手に入れることができた。店員さんのお兄さんが丁寧にそれぞれの違いを教えてくれたので助かった。当然商品の説明書きは英語なのでぱっと見わからんのだ。しかし3万の出費は痛かった…。まあ、しゃーない。すぐに元は取れるさ。
シングルバーナーも置いてあったので買うか迷ったが、また先延ばしにすることにした。今は困ってないからね。
SEA TO SUMMITのエアマット。信頼できるメーカーだから決断した。しかし、当たり前にモンベル製品を買える日本は最高だと思う。
折角駐車料金払ってるし、街の観光も少し楽しんだ。この街は今までの街よりも建物が一際美しい気がする。高低差のある街の造りも、その美しさに一躍買っているようだ。砂浜では水鳥の親子の可愛らしい姿も見られた。露店での買い物も楽しんだ。アーモンドを甘くカリッと焼いたやつ、めっちゃ美味かったな。
建物が全体的に可愛らしい感じ。
お母さんも大変ですねって気持ちで撮影。学生時代に屠殺した合鴨達を思い出した。
水鳥達と触れ合いたい女の子達と、それを見守る親御さん達。
なんかの遺物?説明書きがサッと読めないのが辛い。
広場にはブリキのアート。
カジノか!?憧れるがポーカーさえわからんのでまた今度。
小分けのナッツはありがたい。スーパーで買うと多いし高いんだわ。
ナイスデザイン。あと1ヶ月は髪は伸ばせるだろう。
定期的にNARUTOの人気を確認。
アーモンド屋のおっちゃん。
ハンドメイドのお店はいつ見ても楽しい。
我らがmakita!日本の建築を支える大手メーカーを海外で見ると嬉しくなる。ニシムラ住宅はインパクトはHITACHI派やったけどね。
バイクの点火系の調子が悪いため、念のため予備のスパークプラグを持っておくことにした。Puerto Monttの手前にバイク屋さんを見つけたため聞いてみると、簡単に手に入った。5000チリペソだから、日本円で775円。日本よりだいぶ高いがしゃーない。日本から来たと伝えたらとても興味を持ってくれて、三人で写真を撮って別れた。
トイレも貸してくれてサンキューね。
Puerto Monttにはすぐに着いた。雰囲気的には海のあるサンティアゴって感じだが、高層ビルなどはない。若田さんに聞いていたよりは栄えていなかった。
海の方まで来たら観光客相手の土産物屋がたくさん並んでいたため、記念に海鮮料理を食う前に少し散策することにした。
例の如く、街の名前の入った革のブレスレットを買って、帰ろうと思ったら店の隅っこに毛皮を発見した!!約3000円と、エアマット購入のため大金が出て行った後でもあるので数分迷ったが、これもまた小さな憧れを叶えるチャンス!!毛皮を持ってニコニコしてレストランに入って今に至るわけだ。
サムライソード発見。帰国したら木刀買ってアレックス達に自慢しよう。いや、送ってやるか!
チリでも干し柿みたいなのをたまに見かける。今度食ってみよ。
2枚目はお香立て。アジアンな香りが漂っていた。
久々の海。海育ちだから潮の香りがすると落ち着く。
レストランでは若田さんオススメの海鮮スープを味わいたかったのだが、残念ながら品切れ。店員さんオススメの蟹を食った。美味かったが、不味い蟹って存在しないだろうしな…。約2000円。正直複雑な気分だ。そもそも食い方わからんし…。大抵の場合メニューに写真があったり食品サンプルがお店の入り口に並ぶ日本は、やはり色々と気の利いている国なのかなと思う…。
英語が少し話せる、呼び込み兼ウェイターの兄さんと。ベネズエラからチリに越して来たらしい。理由を問うと、「Complicated…」と。わかるぜ。
22:55 Puerto Montt キティさん宅中庭
正直、中々に散々な夜かもしれん。テントのインナーに2箇所小さな穴を見つけた。黒猫の子猫のキキ君のクレイジーっぷりにはウチのコムギにも勝るな…。
19時ごろ夜営予定の馬のいる砂浜で飯を食っていたら、キティさん親子が近くを通った。この辺で野営しても大丈夫かと聞いたところ、問題ないが、よかったら家の中庭を貸すよと言ってくれたので、折角だし甘えることにした。
家に行くとでかいお犬様に歓迎され、庭には黒猫2匹と白猫1匹!!存分にモフった…。この時は可愛くてたまらんだけだったが、その内の1匹のキキがテントに体当たりするわ、爪立ててクライミング始めるわでテントぶっ壊されるんじゃないかと思いとても落ち着けるはずもなく…。もう砂浜に戻ろうかとも考えたが、ご厚意を無下にしたくないし、悲しませてしまうのではと思い、今に至る。
今はキキも落ち着いてテントは平和だが…。穴は様子を見て何らかの手段で必要に応じ補修しよう。今夜は物音立てずにもう寝よう…。
雨も降るわiPhoneもフリーズするわでFUCKだわ。まあこんな時もあるわな。
いよいよアウストラル街道の看板が出てきた。
反対側はプエルトモント。
野営地予定だった草原のお馬さん。馬が見せる仲良しな姿にはほっこりする。
毛皮を載せて大きくワイルドになった相棒。ちなみに相棒の名は「Volare(ボラーレ)」。もちろんジプシー・キングスの影響だ。
一頭でも存在感のあるセントバーナードが、三頭。RPGの隠しダンジョンのボス戦みたいだ。
— 🇨🇱Yushiro Nishimura🏍 (@fasasabi_LWR) 2023年1月14日
馬から近づいてくるから割とビビる。蹴られたら死んでしまうからね。
現れた少年達。牧場の子供達かと思ったらただの通りすがりだった。
夜が近づくと牧場の方が来て数頭引き連れて帰っていった。この日は、水鳥に馬に犬に猫にと動物と触れ合いまくったな…。
結局この子らは近くの牧場のお馬さん達でした。勝手に放牧してんのかわかりませんが、夜になったら牧場主と思われる男性が車で引き連れに来ました。
— 🇨🇱Yushiro Nishimura🏍 (@fasasabi_LWR) 2023年1月14日
何がどうなってんの。 pic.twitter.com/xqy7gAsrkk
走行距離 105km
金 エアマット30,000 毛皮3,000 昼飯蟹2,500 スパークプラグ770 ガソリン1,650 駐車料金158