12月31日(土)晴れ 12℃〜26℃
18:14 野営地川原
夜、年越し前に一気に書こうと思ったが、日が暮れるまで暇だし筆を取った。
今朝は山川家と1時間ほどオンラインで年越し会に参加させてもらった。あのヤローすき焼きとスーパードライ見せつけやがって。お返しに「まだタバコ吸いよると?」て嫌味たっぷりに言ってリカちゃんに加勢した。
帰ったら食いたい物リスト、「年越しに山川家で頂くすき焼き」を追加だな。おじちゃんにもオンラインで参らせてもらった。なんて言いよるか容易に想像できるとがな、フフ。
よしきとも話した。よしきと話すと自然と深い話になるから面白い。出国前俺が病気して顔を見せれんやったが、お互い元気で何よりだ。予算は一線も残さず使い切って来いて言われたな。だよな〜ケチっても仕方ねえよな。
隆徳先輩も今年は帰って来とるらしい。
昼からまた昨日のカフェに行くも、年末だからかお休みだった。どうすっかと立っていると、昨日チリのジュースについて教えてくれたお姉さんが現れて中に通してくれた。
昨日と同じようにジュースをいただきながらテーブル席でブログを書いた。
ここではケイスケと話した。双子の名前は決まったかと聞いたら、この前伝えたやんけと言われ、確認したら確かに。俺も良い加減なやつだな。カーミンも退院して、一家6人お家で年越しのようだ。母ちゃんも父ちゃんもよう頑張ったな。俺が帰る頃にはもう立って歩いてるのかもな。うちの姪っ子二人もどうしているだろうか。
高橋さんとゆなやんともビデオ通話した。
焼肉屋(年末の夜にやってんのか?)を出て神社に行ってる時に掛けてくれたらしい。ついでにオンライン初詣もさせてもらった。俺の分の御神籤は中吉らしい。画面越しに焼き鳥も気持ちだけ食わせてもらった。画面に見える日本の文字がもはや胡散臭く感じる。
ゆなやんも来年は中3?俺も歳をとるわけよ。アレックスとのゲイカップル説もノッてやった。娘の前で何言うとるんじゃこの親父は。
んで16時ごろ野営地戻って早めの晩飯。魚丼に照り焼きソース掛けて掻き込んだ。美味い!!火が沈む前に街を撮りに行って、21時くらいから夕陽を眺めながらポテチとコーラにしよう。
チリのトロピカルジュース。あの粒々の何だっけ。あれが入ってて割と腹も満たされる。小さな桃も一つ沈んでいる。めちゃ美味かった。2500チリペソ。
双子ちゃん二組目初顔合わせ。来年帰ったらおじちゃんに名前教えてくれな。
師匠の高橋さんとゆなやん。ちなみに日記には「高橋さん」と書いている。ゆなやんギター練習しときなさいよ。ぼっち・ざ・ろっく!を観なさい。
焼き鳥という最高の日本食をこれでもかと見せ付けてくる鬼畜親子。これに350ml缶のスーパードライがあると俺は生きていける。
オンライン仏壇参りに続きオンライン初詣。当初の予定変えてスマホ封印しなくてよかったわ。
23:41 Pucon中心街年越しカウントダウン会場
街の特別な喧騒の中で今年を振り返る。
1月〜3月は休息の時。地元で羽根を休めながら、次に取るべき行動を窺っていた。
4月〜9月は決心の時。最も自分の心と戦った時間となった。
10月〜11月は覚悟の時。人生最初で最後の決断に身を投じた。
そして現在。旅は41日目を刻み、いま正に異国の地で新年を迎えようとしている。
今日の昼、何気なしに、別にアンニュイとかでなくパラっと日記をめくった。
10月19日からこの日記帳はスタートしており、そこにはまだ現実のものとして起こり得る将来の姿を想像できていない、出発前の自分の肉筆が記されている。
激動の年であった。
2022年を後に振り返る際、何を真っ先に思い起こすのだろう。
きっと、出発の日だろう。それは余りにも特別な出発だった。
今年になって初めて、本格的に今の生き方を選んで4年の歳月が流れて初めて、出発までの日数が、二桁、一桁と確実に起こりうる未来として刻まれた。
そして今、ここにいる。
そう振り返りながら、新年のお祝いに興じる、数ヶ月前までは海の向こうの人たちであったチリの人々を静かに眺める。
面白すぎるぞ俺の人生。
こんな年越しは二度とないのだろうな。
最高の年であった。
願わくは、来年はこれを凌駕できる年でありますように。
今まで支えてくださった方々、ありがとうございました。
そしてこれからも宜しくお願い致します。
あと3分で、チリの新年が始まる。
走行距離 30km
金 食糧と鮭503
最高の写真が撮れた!この写真が撮れただけでもこの町で年を越した価値がある!とても楽しげな様子だったので、写真撮ってもいいですか?と聞いたら快く許してくれた。お父さんとお母さんの優しげな顔がとても良い。家族の写真っていいな〜。
Puconの夜。そう言えば夜バイクで出歩くのはチリに来て初めてかも。
チュロス売りのおばちゃん。あんま売れてないのか寒いのか寒い顔してた。
こんな飾り付けまで売ってた。日本の屋台でもあるね。
通りを埋め尽くす人々。
野犬たちに年越しは関係ない様子。君らよくこんなとこで寝てられるな。
お母ちゃんたちにアレコレ注文されてて嫌になってた娘ちゃんたち。
お祝いでお店も大賑わいだった。この賑わいを遠くから見つめるのが好きなのだ。
カメラ向けたらちょっと照れてたおっちゃん。
小さな花火がいくつか上がった。花火を見上げる人達の顔が好き。
花火を見上げるお姉さん。いい笑顔。
ほとんど反射的にシャッター切った写真だけど、なんか良いの撮れた気がする。
年末なのに夜中も営業してくれてた。店員さんにあけおめ言ったよ。
クリスマスの装飾そのままのお家もたくさん。
チリも新年迎えました。
— 🇨🇱Yushiro Nishimura🏍 (@fasasabi_LWR) 2023年1月1日
2022年も良い意味で激動の年でした。
2023年はそれを凌駕できるように全力出します。
今まで支えてくださった方々、ありがとうございました。
今年も宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/9BABF1QhiZ