ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

俺と心中しろ!!的な、無くてはならないアウトドア用品3選

お疲れ様です、ファササビです。

 

焚火の炎を見つめることにより天啓を得ようと思い、耐寒訓練を兼ねて福岡県東峰村の『ポーン太の森キャンプ場』へ行ってきました。

つづみの里公園 ポーン太の森 キャンプ場 - Google 検索

 

が、しかし、何故か今回の焚火は謎に忙しく(薪使い放題だからコンテナ一杯に入れたら逆に燃やすのに一生懸命になるというアホ&環境破壊者)、しかも着いて早々ワインをラッパ飲みし始めたので物思いに耽る脳の回路はお休みになってしまいました。

んでさらに土日とも小春日和かよってくらい暖かく、夜中も焚火に当たりながらとはいえ割と軽装備で過ごせたので、耐寒訓練にもなりませんでした。トホホのホ。

 

なんで、最近キャンプ熱に当てられている友人へ向けて、キャンプ歴10年を迎えつつある私から『お前とは一生付き合いてえ!』なギア等の紹介をしたいと思います。

テンション高めで行きます。

 

 

メーカーさん一生創(造)(作)ってくれえ!!

届いてくれえ!俺の気持ち!今から紹介する連中は、私が死ぬまで使いたい道具たちだ!

選択肢なんていらねえ!こいつさえいれば他の同じジャンルの道具は要らねえ!

 

1位.UNIFLAME ネイチャーストーブラージ

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圧倒的1位!

どいつもこいつも直火で焚火したがるが、逆だ俺は!こいつで焚火するから焚き火と呼ぶってくらい愛している!


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こいつはなんだってできる!

4面の内の一つの面をわざと空けて、こんな適当に薪をブチ込んでもヨシ!

焼き網載せて焼き肉もヨシ!

ゴトク載せりゃあ10インチのダッチオーブンでだって調理可能だ(しかし足元のバランス的にお勧めはしないです。6インチは余裕かな?)!

バカスカ薪ブチ込んでも熱変形もなし!火柱上げて真冬も温めてくれらぁ!!

 

 

機能面もだが、私は何よりこの見た目と製品のコンセプトが好きなのだ。

自然人として「自然物と風を利用して火をおこす」というのがUNIFLAMEらしくて好きだ。

そして見た目。シンプル・イズ・ベストかつ、どこか可愛らしさを感じる素朴な見た目が好きだ。

昨今は恐らく焚火台全盛の時代だろう。毎日出てんじゃねーかってくらい、新製品のニュースをネットで見る。だがなぁ、どいつもこいつもなんか色気のないっつーか、品のないっつーか…。ウケを狙いすぎとるんよな。

そしてキャンパー達もその流れで数点の焚火台を持つのは当たり前の時代になってきたが、私は違う。

 

一生お前を使いてえ!

 

マジですよ!こんないい焚火台には未来永劫会えんと確信しとる!

2kgと、それなりの重さはあるがそれでも気にならんくらい何処にでも連れて行きたい旅の相棒である。日本一周もこいつのお陰で毎日のキャンプが楽しゅうてたまらんやった。

 


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UNIFLAMEさん!お願いします私が死ぬまでは生産お願いします!

え?買い溜めとけって?それなら早く品薄の現状を解決して下さいよ〜!!(需要過多により生産が追い付いてないらしい。欲しい人はお店に在庫問い合わせてみてね!)

 

 

2位.KUSHITANI ステアーグローブ

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マジで買って良かった!今回のキャンプで一番の発見は、こいつが最強であること!

なに?バイク用品じゃねーか?確かに…。ならば一旦は、「何にでも使えるグローブ最高!」て受け取ってくれえ!グリップスワニーでもいけそうかな。

 

こいつもまた何でもできる!

バイクの操縦(ハンカバとグリヒでオールシーズン可)は当然として、目論見通りあらゆるキャンプシーンで活躍してくれた!

 


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・サイトまでの山登り時の手の保護

・薪拾い

・薪割り

・ナイフ使用時全般

・焚火中の薪の扱い

・熱い物を持つ際(加熱したコッヘル、火入れした焚火台等)

・純粋に防寒のために

 

と、大体こんな感じだが、つまり「素手でならなければならない場面」以外ではずっと着けていたってわけだ!無論暖かいからってのもあるが、「グローブを嵌めていたら助かる場面」というのが思いの外多かった。

結果、こいつ一つでバイク旅のあらゆる場面をカバーできるのだ!装備を一つでも少なくして積載物を軽くしないといけない私にとって、どれだけ素晴らしい物か理解いただけるだろう。

 

本革製というのが非常に機能性に貢献している。

 

・耐熱性

・耐刃性

・触覚

 

これら3つの性能は、化学繊維で作られたグローブではあり得ない。

また、極厚の革でない点も重要だ。燃え盛る炭を掴めるほどの性能を誇る、完全に焚火用の豚革製のグローブを別に持っているが、こいつではとてもじゃないが焚き火以外のことには使えない。

KUSHITANIのステアーグローブは、この丁度良さが良い具合に効いているのだ。

 

ああ、忘れていた。

このグローブ、私が見たところ縫製も完璧であり、本革製の恩恵として、最高の耐久性を誇る。10年以上は使えるだろう。

 


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そして最後に。

手入れする楽しみもまた、革製品の魅力だ。

あらゆる場面でハードに活躍してもらって、帰宅したらしっかり手入れして労い、また明日から活躍してもらう…。

相棒ってのはそういうもんだ!

ちなみにこいつは、生乾きの状態で油塗りこんでやるのが良いらしいです。KUSHITANIプロショップのお兄さんから聞きました。最後は陰干ししてブラッシングね!

 


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KUSHITANIさんいい製品をありがとおおおおおおお!!革なんでスペアはちょっとムズいんで、ロングロングロングセラーモデルとしてあと百年はお願いしますよ!!孫の代まで使わせてくれえ!!(哀しいジョーク)

 

 

3位.mont-bell ジオラインL.WロングT

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飛びっきりのウィンクの著者近影と共に…。まともな写真が無かったのだ…。

今回のキャンプ時の写真だが、実は同じのを2枚重ね着している!

 

旅本番を想定して、昨年の6月に一着購入してオールシーズン使えないか実験を始めて現在もその最中なのだが、こいつは間違いなく年中着れる!

夏は暑けりゃ半袖みたいに袖を捲くれば良い!十分涼しい!

日焼けも好きなように防げる!

蚊も多少は怖くねえ!(生地突き抜けてぶっ刺してくる奴もいますので…)

真冬は何なら2枚重ねりゃ2倍あったけえはずだってことで今冬試しているが、予想通りだ!

 

モンベルが展開するジオラインシリーズ。ストレッチ性は当然として様々な特徴があるが、私が恩恵を特に感じるのは2つ。

 

速乾性

・防臭性

 

以上である。

速乾性、死ぬほど大事だ。

夏でも冬でも汗はかく。特に冬に汗冷えしたら低体温症を呼び込み判断能力の低下、そのまま死へのステップを歩むことになる。決して大袈裟ではない。

今回のキャンプでもサイトへの移動や、薪割り等比較的に大きな運動エネルギーか発生する場面では体温が急激に上がった。そんな際も、上着を脱いでインナーのジオラインのみで動けば、汗をかいてもすぐさま拡散して生地から蒸発し、汗冷えを防ぐことができる。

例えばこれがユニクロのヒートテックなとでは、汗冷えして大いに不快な思いをすることだろう(私は初めての冬季登山でヒートテックを着込んで死にかけた経験がある)。

 

また、ユニクロのエアリズムともよく比べられるが、比較検討のためにエアリズムもハードユースした経験のある私からしてみれば、冗談は寝て言え、である…。エアリズムはソッコーで汗でベチャベチャなって話にならんわボケー!モンベルと比べられるユニクロが気の毒じゃい!

 

そして防臭性。

野営全般に慣れた人間ならわかってもらえるだろうが、夏でも冬でも風呂に一日二日入らないなどザラである。

そんなときに、このジオラインの防臭性は真価を発揮する。

今回も二日間風呂に入らず着たまんまだったが、全く臭くならなかった。ベタつくような不快感も無し(つっても冬だからってのもあるかな)。

過去にハードな筋トレ時に着ていたこともあったが、筋トレで汗だくになったあとでも臭わないのだ!これは本当に驚いた。一緒に筋トレしてた友人にも確かめてもらったが、間違いなかった。

 

最後におまけで、耐久性。

昨年6月に一着目を購入し、8月の盆まで休日のみ着用。

8月の盆に2着目を購入し、11月から今までは仕事の際も休日にもほぼ毎日、24時間2着を着回している。

結果、機能性も落ちず、生地自体もほぼ痛むことなく使えている。私が作業中に枝などに引っ掛けたとこが少しほつれた跡があるくらいか。

ネットで調べると、耐久性においてはパタゴニアの類似製品が勝ると言われているが、私はこんだけ耐久性あれば文句ない。特に他社製品をわざわざ試す必要はないくらい気に入っている。


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以上を踏まえて、私の旅でも活躍してくれると確信している。

インナーという非常に地味なジャンルではあるが、活動をするにおいて最も蔑ろにできない要素の一つだと私は考えている。

ウェアが素晴らしいものだと、その活動自体に余計なストレスを与えることもなく、より楽しいものにしてくれるからだ。

このジオラインは、インナーで悩む方に自信を持ってお勧めできる。

部屋着から野宿旅までなんでん使えるぞ!

 

 

 

まとめ

書いてるうちに何故か落ち着いてきてしまったが、ジョン・ウィック2観てたらまた興奮してきたぜ…!

結果的にウェアの紹介が多くなってしまってすまない…。つっても、ウェアは本当に大事なのよ…。

道具もウェアも、その人が気に入ったものがあんたのナンバーワンだぜってことを理解した上で書いてます。

皆様にもオンリーワンの出会いが訪れますように…(焚火台が欲しい?黙ってUNIFLAMEのを買えッッ!!)

 

おまけ

道具を教えろやボケェ!と友人に言われそうなので、絶対に外せない物を箇条書きで。

・メタルマッチ

・ふいご

・ナイフ(サバイバル用2本)

・防水防塵ドラムバッグ、サイドバッグ

・日記帳

・本

・一眼レフカメラ

・お気に入りのマグカップ