おはようございます、ファササビです。
6月30日だったかな。
弟と博多のバイク用品店を歩いて巡ってきました。
コロナ禍のため、肉親に会うことも憚られることは承知でしたが、双方覚悟完了した上で会いました。
彼は卒業前にバイクと車の免許を取ろうと奔走していましたが、コロナと、「2週間に一度しか試験を受けられない」という試験場の糞システムもあり、計画が上手くいかずに、これから再び福岡の地で免許取得に臨むことになった次第です。
仕事もあり一発試験では厳しいと判断し車校に通うことに決めたは良いが、これまたコロナの影響でメットやグローブの貸し出しができなくなったため、入校日までに手に入れり必要が出たとのこと。
そのため、間違いのない買い物の助力になればと、今回に至ったわけです。
今の子たちは本当に色々とやりにくいですね。
試験場の怠慢は私が学生時代に免許取った時から気になってましたが、2週間に一度はねえだろ…。当時よりも格段に一発試験が難しくなっていると思われます。あ、これは長崎の話で、他所は不明です。
再会、弟よ
博多駅9時集合。
彼の実家追い出し会以来の再会だったが、めちゃくちゃ痩せてて笑う。
兄貴が坊主になっててさぞ驚くだろうと思っていたが、カウンターを喰らったわけだ。
しかもメガネも辞めてコンタクトにしてた。うん、そっちが絶対良いよ。
これなら俺の跡を追って万年ソロプレイヤーなんてこともないだろう。
早速出発。
しかし開店は11時なので、だらだら歩いてべしゃりながら時間を潰す。
貸してやると言ってたラストオブアス2だが、我慢できずに買ってしまったらしい。
賛否両論となった今作。まともな話し相手が欲しかったが、早いうちに手に入りそうだ。
ナップスの近くのマックで早い昼飯にして開店を待つ。
話題はいつも通り漫画ゲーム。
鬼滅の刃の完結についてガチのファンである弟の意見を聞きたかったが、やはり参考になった。
「満足のいく終わり方だった」ということで意見は一致した。
「終盤に作者の息が切れかかっていた気がする」というのも同意見だった。
なにはともあれ、「こうして語られるほどの作品であったことは間違いない」ということで終話。
語りたい系のオタクである私に平気で着いてこれるんだから、伊達じゃない。
驚いたことに、ベルセルクと刃牙も読み始めたらしい。完全に私の大学1年18歳の頃と同じじゃないか。
血は争えんな。
ベルセルクの休載に泣くことになるとは、気の毒である。
ナップス、感動と絶望
11時入店。
私は2016年に大学時代の友人の結婚式翌日にブーツを買いに来たぶり。
弟は初めての用品店。
買い物とは何たるかを知り、感動
まずはメット。
ツアークロスを探すも、ない。
「天下のアライの人気モデルやぞ・・・」
馬鹿なと思いながらも見つからず。
しかし角っ子まで歩いてたら、オフロード専門コーナーが設けられてて、そこに堂々と鎮座していた。
まあないわけないよな。
「餅は餅屋やぞ」
私の人生の教訓の元、プロのフィッティングサービスを受けるよう伝え、私は隣で見ておくだけに徹する。
このサービスがあるから、ナップスを選んだのもある。
初めてだらけのこと、環境に戸惑いながらも店員さんに事情を説明し、メットの説明、今後のアフターケアの仕方やサービスのこともしっかりと説明を受け、納得した上で購入に至った。
18のガキにしてはようやった。
モデルはツアークロス3の山城モデルのマットブラック。
つまり、私の旅用メットと同モデルである。
価格は43,560円(税込)。
この時点で軍資金のほとんどが消し飛んだ。
「やり直すのなら、最初からこれを買う」とだけ伝えてたモデルだが、いかんせん18歳の高卒には超高級ヘルメットだ。
なぜそこまでお金を出せたのか聞くと、
「良いものを長く使うという考えは俺も同じだし、命を守るのにお金を出すのは普通のこと」と。
まあ兄貴の目線抜きでも、この辺はようまともに成長してくれたなと素直に思う。
私はこんなこと全く考えずに、ホムセンの半ヘル被って乗ることもあったからな。
また、店舗で、プロの意見を伺ったうえで納得して購入することの気持ちの良さも理解できたようだ。
こんな形での買い物があるのかと感動していた。
こればかりは大人にならないと中々気づけないからな。
正気を疑うデザインに絶望
グローブのコーナーも見て回る。
「ダサいのバッカやね」
「見ろよこれ。ようこんなデザインが許されたよな」
「資源の無駄やな」
バイク用品、特にグローブとジャケットは正気を疑うデザインの物が多い。
ベースはカッコいいのに、「なぜそんな物を入れた?」というようなワンポイントや、謎の金属パーツを付けたり。
お洒落なバイク乗りのKが、「仕方なく・・・背中にヤシの描かれたメッシュジャケット買ってしまいました・・・」と打ち明けて来た時の彼の無念な表情が忘れられない。
18歳にして「ダサいのばかり」と言わしめるバイク用品メーカーは反省すべきである。
着るものがダサいことは、プロテクターを装着できるジャケットを彼らは選ばずに、装着率も上がらなことに繋がっていると私は考える。
HYODのビシッとした良い感じのグローブがあって迷うも、私がおススメしていたクシタニの革グローブも見てから決めることにした。
ついでにブーツやウェアも見て回る。
同じく絶望。
しかしメット購入がとても良いものになったので気持ちよく退店。
クシタニプロショップ福岡で再び感動
https://www.tandem-style.com/news/64585/
でかいメットぶら下げたまま5㎞歩いてクシタニへ。
買い物の順番を完全に間違えたが、大丈夫かと聞いたが、「よゆう」とのこと。
わけーわ。
目当てのグローブコーナーへ直行。
「ナップスで見た革のとは、また違うね・・・!」
だろうが。
革ってのはちょっと作りが違うだけでキャラクターが全く変わってくるのよ・・・(使ったことないけど)。
テンダーグローブとステアーグローブで迷う。
ついでに私も買っちまおうかと一緒に迷う。
メット購入の経験を活かして、積極的に店員さんと相談する。
結果、弟はテンダー、私はステアーを購入。ほくほく!!!!!
ついでにジャケットやパンツも試着させて、「自分の理想とするウェアのスタイル」を想像させる。
アニメタジャケットをいたく気に入った様子。
まあ他にもいくつかかっけーのあるから比べてみてからやな。
エクスプローラージーンズは流石に躊躇。
まあな、初めてのバイクのパンツにいきなり6万はかなり考えて納得しないと無理だろ、今の稼ぎと年齢では。
お会計時、
「すごいですね。私たちより詳しくて聞き入ってました!」と綺麗なお姉さん二人に言われる。
私のクシタニ商品に関する知識と、経験を踏まえた弟への説明を店員さんたちが聞いていたらしい。
「(俺の名を言ってみろ・・・)」
インプレを私に与えて下さったTwitterのお友達の皆様に感謝ッッ。
クシタニでも気持ちよく退店。
グローブは合格前祝としてプレゼント。
ほんとよか兄貴ばい。
まとめ
2りんかんによる必要もなくなったので、再び博多駅まで真っすぐ歩いて、反省会して解散。
私はあくまでサポートとして付いていった形だが、私自身、初心時代の自分の姿を弟に重ねて、郷愁の思いに駆られてしまった。
当時は金がないからということで、ジャスコで買った謎のババア手袋をつけて走ることもあった。
自殺願望があるともとれるホムセンの半ヘルにも、着る意味のない糞性能のカッパにも金を出してきた。
「良いものを永く使う」という今の考えに至るまで、どれだけドブに銭を捨てて来たかは考えたくもない。
それもあって、弟には失敗してほしくないということもあり付いていったわけだが、彼が思いのほか当時の私よりも考えが大人であったため、面食らうことにもなった。
まあ、それでも失敗すること以上の極上の教訓はない。
今回は初めてってことでお節介も焼いたがね。
彼は私のお古のセロー(今乗っているセロー)に乗ることになる。
弟とツーリングできるなんて、ついこないだまでは諦めてたんだがね。
楽しみだ。
PS:入門者の弟にも理解できるように優しく相談に乗ってくださったナップス福岡店の山根さん、クシタニの店員さん、ありがとうございました!!!またお願いします。
↓↓↓いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
ついでに下のバナーをクリックしてもらえたら励みになります。
Facebook:https://www.facebook.com/yushiro.nishimura
Twitter:ファササビ@世界一周バイク旅準備中 (@fasasabi_LWR) | Twitter
Instagram:Yushiro Nishimura (@yushiro_nishimura) • Instagram photos and videos