こんばんは、ファササビです。
初の土日休みが終わります。てか土日にまともに二日連続で休んだのはいつ以来だろうか(笑)。大学以来かな？
さて、今回はバイクに乗るときに最も酷使される部分、足元の装備です。悩みに悩み、店を巡った結果だいぶ進展がありましたので報告です。
バイクのブーツ
バイクに乗るときに履くことになる靴はいくつか種類があります。
アスファルト・・・オンロードのみの場合、ダート・・・オフロードも走る場合、サーキットのみ走る場合、オフロードコースのみ走る場合、ロングツーリング専用として使い場合、道なき道を延々と走る場合・・・。状況によって使い分けることになりますね。
簡単に種類挙げていきます。
①エンジニアブーツ
これはアルファインダストリーズの。私はこれですね。底が厚いのでスタンディングも楽だったり、先端に鉄板が入ってるのでギアチェンが楽だったり、単純に見た目がすきだったり。この手のは季節関係なくどんな場面でも使えますね。冬は少し寒いかな。しっかりオイルで手入れをしていると多少の雨にも耐えます。頑丈な分重いので走ったり長距離歩いたりは辛いです。ツーリングの観光地で歩くくらいは余裕です。革製なのでプロテクション性能も皆無。ほぼオンロードの日本一周の時はこの靴でした。
②ライディングブーツ
バイク専用品です。エルフのは有名ですよね。みんな履いてる。防水だったり、ロック機構とベルクロで脱着がストレスフリーだったり、バイクに乗る上でありがたい機能がたくさんです。しかし見た目は地味目なものが多い印象。最近はテニスシューズと同じで洒落たのが多くなった気がします。学生時代バイト先の先輩が履いてたのがダサくて専用のだけは履きたくねえなと思ったのを覚えています(笑)。軽量ラバー素材が使われてるものなどはエンジニアブーツなどよりも遥かに軽く、徒歩移動もずいぶん楽かと。無駄に先端がぶ厚かったりもないのでギアチェンなどの操作も楽でしょうね。多少プロテクション性能もあります。私はこの手のは履いたことがないのであくまで参考までに・・・。
③ガチのレース用ブーツ
同じくバイク専用品。画像はガエルネのモトクロスブーツ、サイファーJ。レース用のガチのはオンオフソールの種類合わせて沢山あるのでその中から一つ選びました。特徴としては何と言っても見た目通りのプロテクション性能。めちゃくちゃ守ってもらえます。安心感半端じゃないです。そして丈が高いのと、防水性からヌタ場も川の中もグングン入って行けます。当然雨にも強いですね。しかし堅くて歩き周るのは凄く大変です。また、ブーツの中でも最も重いので疲労も溜まります。慣れるまでは姿勢によってはギアチェンも難しいです。オンにしてもオフにしても怪我を恐れずガンガン走ることができる、そのための物ですね。
④登山靴
これはちょっと変わり種か・・・。山登るための登山靴ですが、バイク、主にオフ車乗りで履く人も一部います。その頑丈性と歩行性、ものによっては防水撥水ゴアテックスなどの嬉しい機能付き。ガッチガチのものでなければ観光地で歩き周るのもわけない、なかなかバイク向きの靴なんですよね。デメリットは・・・紐がステップに引っかかって立ちごけの可能性があったり、その厚さから操作性が多少難あり・・・かな？サイドのプロテクション性能もありません。しかし中々優秀でないだろうか？
⑤ミリタリーブーツ
これも同じく変わり種か・・・？私以外履いている人は見たことないです。これも防水撥水ゴアテックス機能が付いてたり、サイドジッパーで履きやすかったり。そして何と言ってもめちゃくちゃ歩きやすい！画像のはBATESのデルタシリーズですが、ソールが特殊で自分の歩きやすいようにカスタマイズできたり、クッションが凄い優秀でほんとに疲れないです。サバゲー用に買ったのですが、あまりにも快適なのでバイクにも登山にも使ってみたら全然OK。二年間ほど履き倒したら壊れましたが、こんなものかな？噂では軍用品はもともと消耗品扱いなので、思ったよりも長くはもたないとかなんとか。どうなんでしょうね？プロテクション性能も登山靴と同じくほとんど期待できません。しかしオンロード限定なら今まで挙げた中ではかなりお勧めかも・・・。マジで何でもできます。
世界一周バイク旅用ブーツに求めるもの
①頑丈性
途中で壊れたりしたら最悪命に関わるかも・・・。まあソール剥がれや穴空いたりはダクトテープで応急処置できますが。
②最低限のプロテクション
恐らく数えきれないくらい転倒します。低速域でも中速域でも転倒した際にもっとも起きるのが、バイクと地面に足が挟まれることです。オフ車デビューしたての頃、もろにステップがくるぶしに刺さって痛い思いをしました。あれが何百回も起きると考えて、せめてくるぶし+αくらいの高さまでプロテクションが欲しい。
③防水耐水
走行中止まれないところで雨に見舞われた場合、足元から濡れて体温失ってアボンも考えられます。いちいち止まってブーツカバーを履くこと自体正直面倒で・・・(笑)。少なくとも豪雨とまではいかずとも、通常の降水量程度には十分に耐えうる防水耐水があれば走りが一気に快適になります。
④操作性
道によっては細かくギアチェンすることになります。へたくそ宜しく半クラ使いまくってたらすぐに焼き付くでしょうからね。エンジニアブーツ程度の操作性があれば文句なしです。
⑤歩きやすさ
これが最も難問です。世界一周バイク旅はバイクに乗るだけでなく、もちろん国々の土地を歩き周ることもあります。歩きやすさを優先すると、柔らかく軽量の物、つまりプロテクション性能は臨めない物になります。一足の靴で安心してバイクに乗るだけでなく、快適に土地を歩いて回れること。矛盾したこの条件が最も重要で、難問なんです。
以上です。んん・・・、思ってらっしゃる通り求める条件が矛盾しまくりです・・・。こんな条件を満たすものあるのかって感じです。最後まで迷っていたのが、走行性能を取るかオールマイティ性を取るか。現地で歩く時用の靴、例えばKEENのこんなのを持って行くのも考えました。
しかしいくら軽量で薄くとも靴はかさばる物。そもそもこの靴を履いている間、バイク用のブーツを脱いでいる、バイクの傍に置いている又は積載していることになる。一回一回南京錠付けてシートバッグなどに積めれば良いが、汚れているしでかいから非現実的。傍に置いておくとなるともしも盗まれた際大きな痛手となる。ならばやはり歩けて、安心して走れるブーツ一足で済ませるしかない。または歩き周るときは宿を取ってバイクも荷物も安全なところに保管てからと決めてしまうか？いや毎度そんなに上手くいくはずがない・・・。
何か月も悩み続け、たまたま、本当にたまたまネットで見つけて天の光が差し込んだのがこちら
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FORMA ADVENTURE ＆ ADVENTURE LOW
ADVENTURE
ADVENTURE LOW
イタリアのブーツブランドFORMAのアドベンチャーツーリングブーツです。老舗なんですが、実は最近ネットで偶然知りました。早く知っておけば悩まずに済んだものを・・・。
選んだ理由は
①十分なプロテクション性能
レース用のには敵いませんが、ダートやガレ場を走った際に起きる転倒などの事故には十分対応できる性能があると思います。
②歩行性能
革で出来ているため、馴染めば足首が曲がるほど柔らかくなり、バイクを押したり、履いたまま歩き周ったりもできそうです。足首が曲がるってほんと重要なんですよね。レース用のじゃありえない・・・。
③防水耐水性能
DRYTEXというFORMA独自の防水機能が付いてます。他のインプレを見たところ、多少の雨は平気の様子です。大雨となると元からブーツカバーを履く予定でしたので十分な性能かと。
④見た目
カッコいいです！かっこよくないですか！？いかにもアドベンチャー！道なき道走りますよ感！！旅の気分を上げてくれること間違いなしでしょう！見た目に拘るなど甘ったれるな！？うるせえ！旅の気分は何よりも優先されて良いものッッ！！
てことでこないだジョイフルで雨宿りしながら北九州から行ける取扱店に片っ端から電話し、ショート丈のAREADVENTURE LOWがライコランド小倉店に在庫があることを確かめ、本日11月18日㈰、世界一周Tシャツを着て試着に行って参りました。
サイズはなんとか28cm(ユーロサイズ45)でぴったし！厚めの靴下履いてもジャスト！さらに一枚重ねてもOK！完璧なフィッティング！そして歩きやすい！箱出し状態ですのでまだまだ堅いですが、これが柔くなったらさらに歩きやすいかと思うと感動ですよ！店内一周しましたが実に快適！
まとめ
あとはロング丈かショート丈か・・・。再び悩むことになります・・・。安全を取るなら当然ロング一択。良いとこ取りして多少のとこは割り切るならショートかな。迷いますね～・・・。どうか皆さんの意見を頂けたらと思います。ホントに知恵を貸して欲しい・・・。
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