こんばんは、ファササビです。
今夜は特に買い出しやトラブルもないため仕事上がりにすぐに帰ってゆっくりできています。来週からは地獄だろうな・・・。
はよ飯作って食って洗濯もん終わらしてくつろぎたいところですが、相方が夜勤に出掛けるまでに時間にブログを更新します。
魂シリーズ
はい、ブログのお題として新シリーズ『魂シリーズ』の開幕です。
お題の通り、私の人生に大きく影響を与えた映画や小説、漫画などを紹介していくコーナーです。
私は自己紹介の通り、ガキの頃から漫画アニメ大好きですので、多感な時期に読んだものも、大人になって読んだものも影響を受けまくっています。今のご時世、一昔前に比べその辺りもだいぶ理解されるようにはなってきましたが、良い歳こいた、しかも私の様なキモオタも兼任する奴が語ると中々に来るものがあるかもしれませんが、ご容赦ください。映画は許されるかな?(笑)。「わかるわー」とか「これもお勧めよ」とかあれば是非ともコメントお願い致します。
そして興味を持って「今から読むわ観るわ!!」て思ってくれた方は、セリフなど一部ネタバレがありますので、前情報0で楽しみたい方はここで戻ってくださいm(__)m
知人に読まれて「ヒュー!痛い奴だな!」とドン引きされる覚悟で喋りまくりますので、全身で受け取ってくれえ!!
鋼の錬金術師の思い出
はい、記念すべき第一作目は皆様ご存知『鋼の錬金術師』通称ハガレンです。
手パン錬成は誰でも真似したろうよ・・・。
何年から連載してましたっけ?強く覚えているのは、大学3年くらいだったかな、ハガレン完結のラスト2話が載った月間少年ガンガンが瞬く間に全国の本屋さんから消えました。私もファンとして買いましたよ・・・。あまりもの緊急事態に出版社がその品切れの最終号だけを後で再販したのは有名な話ですよね。本当に当時の話題性は半端じゃなかった。大学のフリースペースで先輩二人が私に最終回のネタバレをしようとしたのでふざけんじゃねえと喚いてたら私だけ教授に怒られたのは懐かしい思い出です。
懐かしくて話過ぎましたが、今作はどんな漫画なのかというといわゆる”ダークファンタジー”の部類です。絵柄は全然馴染みやすく、同じジャンルの金字塔である『ベルセルク』みたいにおどろおどろしくグロテスクって絵ではない・・・方だと思います。しかし内容は正真正銘のダークファンタジーもの、だと思ってます。最後まで一貫したテーマと物語のまま、見事完結した傑作だと思います。漫画好きとしてはこれ以上ない幸せを頂きました。
そんな傑作から私が最も影響を受けた一文を紹介します。
魂の一文
「痛みを伴わない教訓には意義がない。人は何かの犠牲なしには何も得ることはできないのだから。しかし、その痛みに耐え、乗り越えた時・・・・人は何ものにも負けない、強靭な心を手に入れる。そう、鋼のような心を…」
今まで触れてきた作品の中でも、最も私の人生に影響を与えたことばじゃないでしょうか。今作は錬金術師が活躍する世界で、『等価交換』がテーマになっています。文字通り、「何かを得るためには何か代償となるものが必要」てことですよね。この言葉は色んなものを捧げてきた私の人生を肯定してくれて、今でも支えられていると思います。
捧げたもの
例えば・・・
◆学生のうちにまともに恋愛をしてみたかった・・・→代わりに、自身の趣味嗜好を極めてきた
◆年頃の男の子らしく、ファッションとかも楽しみたかった・・・→代わりに、そのお金でバイクを買って死ぬほど走れた
◆大人になってからでも良いから彼女欲しかった・・・→代わりに、いまこうしているためのエネルギーと時間を費やすことができた
こんなもんか・・・。
制服デートしたかった・・・。タイムマシンはないので、私には二度と味わうことができない光景です。経験がある方(てほとんどか笑)が羨ましい。来世こそは・・・。
ファッションも興味はありました。「服買えさ!」とか親にも先輩にも言われたな・・・。でも無理だったんです。世界一周の資金を少しでも貯めたいし、バイクに全力だから・・・。車でも同じこと言われたな(笑)。
彼女欲しかった・・・。制服デートは無理でも、普通の人間の人生にあって然るべき経験が欲しかった・・・。でも諦めるしかないんです。だって「俺2020年の5月にはバイクで世界一周してくるからよろしく!帰ってくるまで独身でいてね!(^ω^)」とか言えるわけないじゃないですか・・・。親御さんにどんな顔して会うんだ・・・。あと本当に金を貯めておきたかった・・・。そんな考えだからダメなんだよと何回言われたことか・・・。
しかし、これらを捧げることで『今』を手にしてきました。この世において時間は皆平等です。その与えられた時間の中で何を諦め、何を得るのか。本当にこの世の真理だと思います。
理想や時間を捧げて色んなものを手にしてきましたが、どれも完璧に上手くいくものではありませんでした。痛みを伴うものでした。痛みから学んできました。いまだって正しい道を歩んでいるのかは神様しかわからないでしょう。しかし、それらを乗り越えて私が最も欲するもの・・・バイクで世界一周を達成した時、私は鋼の心を手にするのでしょう。
まとめ
順風満帆の人生ではありませんでした。当然これからもそうでしょう。しかし何かを失ったと思ったとき、自分でも気づかない間に本当に大切なもの、誇りとなるものを手にしているのが人生だと思います。
そう思える人間にしてくれた『鋼の錬金術師』は作品を通して私の人生に多大な影響を与え、これまでの人生を肯定してくれる作品です。
誰に紹介しても恥ずかしくない魂の一作。ぜひ一読あれ。
おまけ
北九州の小倉あるあるCITYで開催中の『鋼の錬金術師展』行って来ました。それもあって思い出したのもあります(笑)
改めて、時代を代表する傑作だと圧倒されました。こんな傑作に出会わせてくれた荒川弘先生に感謝。
↓↓↓オタク特有の一方的な駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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