お疲れ様です、ゆうしろうです。
月曜から水曜まで有給休暇を消化させてもらい、今朝は久々ゆっくりしているのでここ数日の出来事を記録しておきます。
外は快晴で部屋からは真っ青な空が見えていますので、書き終わったらまた平尾台にオカリナでも吹きに行きましょうかね。
9月25日㈯、夜勤明けに退寮の準備として部屋の大掃除をしていたら、Twitterで知り合った同志であるツルハシさん(@kakey_fly)が平尾台に来ていると!私の住まいからすぐの平尾台に!
旅の邪魔をするわけにもいかないので、これまでは「近くに来たら会おうぜ!」などは言わずに黙って見守っていたのですが、私の庭である平尾台にまで来ているとあっちゃ・・・そりゃあね!
てことで連絡取って、その場に偶然居合わせたバイク女子(@jakkunomamenoki)をナンパして三人で語らいました。
元々、近年のTwitter等SNSに見られる、いわゆる日本一周勢というのが鼻について嫌いなんですよ。
あのSNSのアカウントを記入した看板とか、何でんかんでんTwitterに投稿する姿が私の美学とは正反対で。自分で言いながら、完全に老害ですねwまだ31歳なのにw
しかし、ツルハシさんは知り合った当時から投稿やコメントでのやり取りから、私と同じように少し時代遅れの美学を持ったアナログ人間な雰囲気を感じ、「この人は何か俺に与えてくれる」と思いフォローしていました。
会ってみたらやはりイメージ通りで、予想できなかったことと言えば181㎝もタッパのあって、声も顔も男前であること!(笑)。こんな男が日本一周しながら山もやるとか反則ですね。
色々聞かせて頂きました。
旅を志したきっかけ。
出発までの過程。
走りながら思うこと。
旅をいつ終わらせるか。
旅を終えた後のこと。
お互いの美学。
改めて、私と同じく現代では中々生きにくい価値観を持った人間なんだなと感じました。まあ、26歳でW800を駆る時点で一癖二癖あるバイク乗りであるのは間違いないですよねw
一番印象に残った話は、16歳の頃から自分で原チャをバラシて、失敗を山ほど重ねながら技術を身に付けていったという若かりし頃のお話ですね。
バイクに憧れてカタログ眺めて夢想するだけだった私からしたら、雲の上の経験を積んでいるなと。素直に尊敬しました。
また、彼の旅の話を聞き、話す姿を見ていると私の中で少し熱い何かが芽生えました。その正体はまた別の記事で・・・。
気付いたら3時間くらい飯も食わずに拘束してしまい、名残惜しくはありますが14時頃解散しました。なんとお別れ際に、彼が遠い地で手に入れた交通安全のお守りを頂いてしまいました。本当は地元の人間である私が何かしなきゃならんのに・・・。
お互いの健闘を祈り、彼を見送ってお別れとしました。
短い時間でしたが、彼から色んなものを受け取った気がします。まだまだ、歳のせいにして落ち着いてられないですね。負けてらんねー!!!
ちなみに彼も、「次は世界かな・・・」と少しづつ感じてきているらしいです。彼と同じ大陸を走る未来があるかもしれないと考えると、人間の出逢いというのは本当に面白いものですね。運命というものを感じてしまいます。
彼の旅の成功を、心より祈っています。
バイク女子Jさんの話も面白かったです。
彼女はドラスタ400を駆り、今年の春にコロナ禍で苦労して免許をとったばかりとのこと。同じく中型二輪取得後スティードを選んだ私は、今の時代の若者がアメリカンを選んでくれたことに嬉しくなってしまいます。
私とツルハシさんの旅の話を横で聞いていた彼女は、「そんな生き方をしてみたい・・・」と零していました。これも、富士山ホテルで人生観が変わる前の24歳の私と同じですね(笑)。偶然にも彼女も24歳でした。
人生何がきっかけで思わぬ方向に舵を取り始めるかわからないものです。
この出会いが彼女の背中を押す手伝いになれば幸いですね。といってもリスクは当然あるので普通に生きて欲しくもありますけどね(笑)。
思い出していたらまた楽しくなって長々と書き連ねてしまいました。
31歳のおっさんなので、少し若い子と話せたら楽しくなってしまうんでしょうかね・・・てこれもおっさんぶった発言だからまだまだガキだな(笑)。
良い時間でした。
お二人のバイク人生に関われたことを嬉しく思います。
また何度でも平尾台に走りに来てください。
2021年9月29日12時26分
日産の寮の自室にて
西村雄志郎