お疲れ様です、ゆうしろうです。
本日二度目の記事です。外も快晴だからはよオカリナ吹き行きたいんですが、記録は新鮮なうちでねえとな・・・!俺は記録屋・・・記録する男・・・。
9月27日㈯の夜勤明け、会社の旅の先輩とお別れ前にと焚火会をしました。
「会社の旅の先輩」というのは、えっと、会社の同僚です。私と同じく非正規社員であり、目的をもってやってきた二つ年上の男の同僚です。
「旅の先輩」というのは、実は彼Tさんは過去に世界を放浪した経験がありまして、ここ修羅の国に来たのも、コロンビアで自分の飲食店を出して現地人になるための軍資金稼ぎのためなんです。すげえ。
私自身、第一印象から「この人はクズどもとは違う・・・」と強く印象を受けたのを覚えています。
期間工に来る連中、決まって最初の自己紹介ができないんですよね。名前だけ言って終わりとか。
でもTさんは正に自己紹介の中の自己紹介という完璧なもので挨拶され、「なんて爽やかなんや・・・!」と驚いたものです。
昼休みに読書していたのを見かけた時も驚きました。だってそんな人間私以外この工場で見たことないですよ(笑)。
そんなTさんとは徐々に仲良くなり、どんどんお互いの人生観などに興味を持って、んじゃあ折角なら何かの縁ということで最後に語らおうやということで、焚火会に至ったわけです。
前回の記事の、平尾台での出会いでの後に、ソッコーで買い出し行ってビール冷やして寮の前のいつもの砂浜へセローに載せて担ぎ込んで、同じタイミングでTさんも現れ(なんと自宅から4㎞も徒歩で)、16時に乾杯して飲みながら薪集めて着火して、肉焼いて焼鳥焼いて、暗くなってきたら静かに語らって・・・。
いやあ楽しかった。
Tさんはたった二つしか歳は変わりませんが、なんと色んな事のある人生か。
教師もされていたとは驚きましたが納得です。
結婚はしないのかなども話しましたが、やはり旅の先輩として確固たる答えを見つけられているようで・・・。私にはまだ見つからないので凄いと思います。
お互いの旅に関する価値観もこれでもかと語らいました。
やはりTさんもだいぶ捻くれ者のようで(笑)。じゃないとここまで意気投合できないですよね。だって、星野道夫さんとか神々の山領の話をして当たり前のようにわかってくれた相手、リアルにあった人では人生で初めてですよ(笑)。
羽生譲二が幸せだったかなんて話せる相手に、まさか日産で出会うとは・・・。
私も翌日早いので、21時頃に解散しました。
こんな楽しいなら、もっと早めに自分から声かけて仲良くなっときゃよかったのかなと(笑)。いやいや物事は全てタイミングですよね。これでよかったんや。
しかしですよ、コロナで出発が遅れないと、彼と出会うことは一生なかったのかもしれないんですよね。
そう考えると、本当に出会いというのは面白いものです。ただただそう思います。
Tさんは今年の年末にはコロンビアに行き、野望を叶える予定。
私は、2023年5月に旅に出る予定。
旅の最中で美味い飯を食わせて下さいよと約束してもらって解散しました。
いやあ楽しかった。
コロナ禍で色々とままならないことも多いですが、それ故のこの出会いに私は感謝します。
2021年9月29日水曜日13時20分
日産寮自室にて
西村雄志郎