8月27日(日)晴れ
20:36 コールリバー70km手前野営地 R97
7時半起床9時発。橋の工事が24時間体制のようで、中々寝付けなかった。耳栓をいくつも持ってきていて良かった。
60kmほど走って、往路で楽しませてもらった釣り場へ。
まずはスプーンを投げるもあまり反応が良くない。少ししてやっと1尾。
暫くしてチリのプコンで買ったラパラCD5を投げると、明らかに反応が変わった。良い型のグレイリングを上げたため、カナダ最後の釣り飯とすることに。ソッコー捌いて三枚にして、流水に浸けてキープ。
あと1尾欲しいとこだが、中々掛けきれない。更にキャンピングカーでやって来たフライのおっちゃんおばちゃんが構わず投げまくってやりにくくなった。
上流に移動すると、あり得んくらいの魚影の濃さ。ザッと見ても10匹はゆらゆら泳いでいるのが見えた。
しかし目の前を通してもバイトまで持ち込めない。
シェードのある下流側からドリフトさせたら、ガツン。中々重い。しっかり合わせて足下まで寄せたら思い切って引き抜いた。なんとグレイリングでなくトラウト。40cmないくらい。
よっしゃ!!狙い通り。やはりラン&ガンが一番飽きずに楽しめるし、実際釣果に繋がる気がする。ルアーローテーションもガンガン回すべきだな。
そしてさすがはラパラか。海でももっと信用して投げてみよう。もうちょっと飛距離が出れば文句なしなんだが。でも川なら十分。
他の釣り客に良いサイズやんと褒められて良い気になって、プライヤーで口掴んで急いで調理場の川原へ。
トラウトのヌルヌルに苦戦しながら(塩で揉んでぬめりを落とすんだっけ?)三枚におろして、米炊いて塩焼きにして食った。
トラウトの身がフワッフワで驚いた。グレイリングはトラウトより身がしっかりしている感じ。腹一杯。もうしばらく魚はいいや。
それにしてもフライパンで焼いても水気が抜けないな。蒸し焼きみたいになってしまう。ちゃんと焼くならロースターが必要だ。帰国したらクッカーに加えよう。確かちょうど良いサイズのが百均にもあったような。
あとはまた板も欲しいな。石の上で滑る魚を切るのは大変だ。
あ、キッチンペーパーも少し持ってて良いかも…。
結局10時から14時までたっぷり遊んでいた。川の神様に頭下げて出発。
あとはワトソンレイクでガソリン入れてコーラ飲んでひた走り、19時にここに到着。
何気なしにチェーンの張りを確認したら、死ぬほどクセがついてガチガチになっていた。やばい、ちょっと焦る。注油が甘かったか。ともかく緩めにした。
すぐ切れたり外れたりはないだろうが、残り2000kmくらい?ギャンブルだな…。まあ、日本のセローもチェーンのクセだけはいつも避けられなかった。あんだけアラスカでオフ爆走すりゃな…。
明日は600kmは走ろう。南下に使う予定だったR37が『CLOSED』となっていたため、思わぬ遠回りを強いられてしまったからちょいと急ぎ気味で。まあ、飛行機にさえ間に合ってくれりゃ…。
今日も良い一日だった。
最初は渋かったが手を変えて順当にゲット。これぞ釣りの醍醐味。
写真では小さく見える…。釣った時は興奮して大きさ頭の中で盛ってしまうのだろうか。
サケ科の顔つきしとる。
身もサーモンぽい。
鱗落として三枚におろして川原に調理セット広げて米炊いて焼いてとしてたら、かなり時間食う。たまーにしかできない。
ホームレス飯。
ヤマアラシの死骸?
親子クマ。出会ったのはこの日だが、なぜか記憶がめちゃくちゃで、日記上ではこの日であったのではなく翌日に出会ったことになっている。
とんでもなく遠回りさせられることになった。
200円。謎にクソ暑くなっているため生き返る。
1日500kmくらい走ると、下手すりゃガソリン代だけで3000円いって泣けてくる。ローンの支払いかよ。
まさかの日の丸。なんやろ。
帰ってきたよB.C。
このクマに出会ったことも記憶から抜けていた。数秒見つめ合ったお気に入りの一枚。可愛いフォルムしやがって。
見つめ合った後はハッとしてスタコラサッサ。クマが走るの初めて見た。
夕方であった4頭目。
走行距離 450km
金 ガソリン1400 コーラ200