3月1日(水)晴れ 暑い
23:01 キャンプ場
6時起床8時発。カルリトスさん達に挨拶して行きたかったが、まだ寝ていたためそっと出て行った。後でWhatsAppでお互いに目的地着いたよーて話して、写真も送ったら喜んでくれた。
2日間お食事に誘ってくれたり、アルゼンチンの文化まで教えてくれて本当にありがとうございました。Mucho gracious.あなた達から教わったマテ茶の知識を南米の素敵な文化として日本の友人達にも伝えますね。
いやしかし、マテ茶ハマりそうだ。香りがとても良いんだよな。昨夜も横になってたら俺のテントの中にまで彼らのマテ茶の香りが届いて心地よかった。日本で手に入るかな?冬の間だけでもツーリングの時に楽しみたい。(今調べたら通販でも買えるようだ。が、現地で買うのが俺だろう。ブエノスで買うか!!)
El Cóndorを出てからは再び北上北上。ほんとよくこんな延々と真っ直ぐな道を作れるものだと感心しながら、やはり道ってのは起伏のあり多少グネグネして先が見えん方が面白いよな、とか哲学ごっこをしていた。
相変わらずの大平原だが、北上するにつれてまた様子が変わってきた。
あの乾いた根っこのような草木は姿を消し、代わりに瑞々しい緑が一面に広がり、農地が現れ馬や牛の姿も見え始めた。背が高く葉の茂った木々も珍しく無くなってきて、まるでチリに帰ってきたかのようだった。
トドメはバイア・ブランカの街。ありゃ完全にサンティアゴだった。ほんとあんなビル群、出発以来じゃないか?
高橋さんの『母を訪ねて三千里』の聖地巡礼リクエストに応えて半ば嫌々立ち寄ったが、良い刺激にはなったな。クッッソ暑かったが。
1.5Lのコーラが瓶で売ってた。400ペソだが、瓶返すと200ペソ返ってきて格安で飲める。
アンナにプレゼントされたワカメスープ。この時だけ味覚が日本に帰る。
テント室内からの眺め。
朝起きたらお隣さんとこに野犬寝てて笑った。
登ったばかりの太陽と砂浜。涼しくて気持ちがいい。
影伸びてるの見てこんな早くに出たの久々やなーと気づく。
ブエノスもここまでくれば射程圏内。
アルゼンチンの風力発電の風車は微妙に日本と形が違う。パンパの風を受けて軽快に回っていた。
YPFにて。値段見らずにレジ持って行ったら500ペソで後悔。
なんかようわからん小屋みたいなのが点々と。
バイアブランカの街にて。暑くてたまらない街だった。
ペルソナかFFのボスにいそう。
そして、あんな大都会ではとてもゆっくりできんので予定繰り上げてこの小さな町までやって来た。ミゲルおすすめの町だが、なるほど、美しい自然と共生した良い町だ。やはり川と緑のある町が好きだ。
北部まで来るとチリと同じように豊かな自然があるから、バイア・ブランカやブエノスのように大きく発展することができるのだろうな。そういう意味でも人間は自然と一つなのだと、全く思い知らされる。
残念ながらこの町にもLA ANONIMAは無いため、小さなメルカドでハムのスライスとパンとレタスを買って晩飯は簡単に済ませた。
ブエノスで美味いもん食うから我慢だな…。
明日はこの町でのんびり。そろそろスケッチもしたいとこだが、蚊と蝿が多くてな最近…。
今日も良い一日だった。
ひもじい飯。人は一度覚えた贅沢からは抜けられん。
手をぺろぺろ舐めてすぐに距離をとって吠えるというわけわからん行動繰り返すお隣さんのお犬様。仲良くなりたいなら素直になれよ。
走行距離 510km
金 ガソリン600 食1,200 キャンプ場600