2月26日(日)晴れ 快適
20:19 Camping El Oasis
8時発予定が寒さと眠気に勝てず8時起床。冷えるためパッチ履いてダウン着て朝飯。でかい源氏パイみたいなの、こりゃいけるな。
三日間ダラダラさせて貰った住処を片付け、10時出発。ニャンコロにはちゃんとお別れできなかった。
例の如くただ延々とスロットルを開け、後続車を上手に先に行かせるだけの移動。アルゼンチン南東部だけがこうなのだろうか。普段ミゲルはどんなとこを走ってるのだろう。
来る前は、まさかこんなに平坦でつまらない道だとは思っていなかった。
俺、帰ってから山道走ったら絶対ド下手になっているだろうな。
そう考えたら日本のライダーのワインディング走行の技術は世界でも通用するのでは?
ワイルドスピード(英題: Fast & Furious)の三作目は東京ドリフトの名の通り、日本独自のドリフト文化テーマだったが、なるほど確かに文化の一つだなと思い知らされる。
こんな平坦な大陸では生まれ得ないものだろう。アレックスたちが「あれは良いものだ!」と言っていたのも納得できる。
退屈な北上の旅だが、今朝は恐竜に出会えた。
真っ平な平原にド派手にそびえる首長竜の長い首。粋なことをしてくれる。何も知らずにこれを目にした者はパタゴニアの当時の風景を想像することだろう。
そう言えばアルゼンチノサウルスっていたな。確か首長竜で。もしかして彼がそうなのか?
ほぼ休憩なしで走り続け、キャンプ場到着は16時半。
管理人は珍しく若い女性。ちょっと英語が話せたので世間話して、この日初めて人と話した。
頭下げながら「Mucho gracious」と言ったら彼女もつられたのか頭下げて返してくれて笑った。海外の人からしたら、頭を下げる日本人の姿ってどう見えているんだろう。
そしてここにもニャンコロ。飯食ってたら向こうからテントに挨拶にやってきた。勝利確定。警戒心のないヤツだったので、飯食い終わってから存分にモフらせてもらった。ミーコとコムギに会いたい。
明日こそ300km以内。8時に出て早く着いてゆっくりしたい。
今日も良い一日だった。
でかい源氏パイ。LA ANONIMAはこの手のものまでとても安い。
カバー開けっぱなしで充電しながらクラウドにアップロードしてたため砂埃が付いていた。仕方ないので歯ブラシで落とす。
Gaimanではドラゴンと同じくらいの目立つ、町の入り口に立つブリキの馬。Horizon Zero Dawnやんと興奮。
街中ではなく荒野に立っているため、写真で見ても圧倒的にリアルさが出ている。ちなみに後で調べてみたら、やはりアルゼンチノサウルスだった。首長竜でも最大のものらしい。
遠くに風力発電所が見えてきたが、デカいからか遠近感が狂う。
単調さ故に眠気にも襲われる。とにかく体に刺激が必要だから乾いたパンに醤油ぶっかけて食う。
ミニパリージャいいね。作業台もあって使いやすいが、足元に熱い炭や薪が落ちてきそうで怖いな。
ゴトクがクソ仕様だとこきおろしてたバーナー、どうやら使い方を間違っていたようで正しくはこの形。一気に楽になった…。
フライパンに四本は入らないので一本は茹でる。うん、問題なく美味かった。
この洗い場も使いやすくていいね。物が置けるのは助かる。
挨拶に来てくれたニャンコロ。ちょっと痩せ気味だった。
走行距離 410km
金 キャンプ1000 飯700