14:57 いつものカフェ
ポリスに追い出された。野営も焚き火もだめだよーって。ちょいと予定は早まったが、大人しく出て行くことにした。Villarrica湖には二週間もお世話になったから十分だ。飲み水も住処も、色んな出会いも俺に与えてくれてありがとう。最後は深々とお辞儀して去った。またいつの日か必ず来るよ。
最後なので行儀良く米を炊く姿を収めた。いつか作務衣着てこの手のふざけた写真を撮りたい。
街を出る前にKTMのバイク屋でオイル交換をしてもらった。3,600円とちょいと高くついたが仕方ない。信頼できるお店としてここを選んだ。初めは愛想悪いかなってかんじだったが、翻訳して話してるとニコッと笑ってくれた。オイル量も一緒に確認。
走行距離2,963kmでの交換だったが、ここまで3,000km手前のタイミングでちゃんと交換したの初めてかも。
色んな手間考えたら結局頼むのが一番と判断した。オイル買って処理して余ったやつも管理してってしてたら凄く大変だからね。
メタボンさんと額賀さんがやってたやつだ!これは車とバイクだからまだいいけど、あの二人はバイクでバイク牽引してたからな〜すげえや。
笑っちまうくらい泥のようだった。古いオイルってこんな汚れてたっけ?
ロータリー曲がったすぐ先にあるお店。アレックスもここでタイヤとオイル交換したいと言ってたが、無事に済んだのだろうか。
ロータリーの真ん中にある街の看板で記念写真。富士山のポーズのつもり。チリの街の入り口には必ずと言って良いほどこういう看板的なのがあって、それを見るとまた違う街に来たな〜て気分になれるから好きだ。日本にも真似して欲しい文化だ。
16:12 いつものカフェ
結局長居してしまった…。ここに来た時はカフェはやってなかったので、チーズのエンパナダスとモンスターエナジーだけ飲んでカフェは諦めて立ち去ろうと思っていたのだが、15時くらいにカフェのお姉さんが帰ってきてくれたので、いつも通り、最後のコーヒーとケーキを注文した。
今日はレモンケーキが無いのは残念だったが、お姉さんおすすめのも初めて食べる味で美味かった。名前なんて言うんだろ。
ここでの時間もまた、Puconでの生活の中でかけがえのない物だった。本当に美味いし、凄くリラックスできるのだ。ここにもまた必ず来たい。
さて、もう16時だが本当に今から街を出るのか?アレックスのキャンプ場行こうかな…。どうすっかね…。
昼飯のチーズエンパナダス。これはこれで美味いが、ちとパンチが足りんね。
最後のケーキセット。黒いのはなんかの木の実みたい。
なんか好きなんだよな〜このお店のサイズ感とか雰囲気が。
カフェのお姉さんも撮らせてもらった。Puconは気に入ったかいと聞かれたので、そりゃもちろん!と答えた。最高の街だよ。
最後だからケーキが美味くて感極まっている自分の姿を収めた。海の向こうの国のとある小さな街に二週間滞在して、お気に入りのカフェができるって、最高に楽しくて嬉しいと思う。
22:03 Lago Villarricaオフロード脇森林野営地
また戻ってきてしまった。なぜなら、釣り道具を手に入れたからだ…。大丈夫だ、後悔はない。ウジウジ悩みながら迷いながらアウストラル街道の幾つもの美しい湖を眺める方がよっぽど不健康だからだ。
18時から3時間ほど、途中米も炊きながら投げていたが、釣れたぞ!!2匹!!1匹目は開始3投目でちっこいのが、2匹目はスレ掛かりした小魚をスピナーの針に付けて生き餌にして沈めていたら、20cmくらいのが!!3秒でランディングできたが楽しかったし、初めての釣果という釣果で嬉しかった。海外でトラウトを釣ったぞ!!自信もついた!!明日また少し投げてから、本当の本当にPuconを去る。寝る!!
絶対に落下しない命綱システム。釣り場に到着して一分で釣りを始めることができる!カラビナとロープの汎用性は凄い。赤いのを使うのは、ぱっと見目立つため。これが仕事しないでプラプラしてると、サイドミラー越しでもすぐに気付くことができる。
記念すべき1匹目!ありがとうって気持ちとでかくなれよという気持ちを込めてリリースした。
暗くなる前に休憩がてら、ポリスが来ないことを祈って米を炊く。今思うとあぶねーな反省。
強火しすぎてお焦げどころか一部干飯となっていた。
スレ掛かりしたこいつを生き餌にする。
マジで釣れた。こんな上手くいくとは。しかし20cmは盛りすぎだな。15cmかな。
走行距離 20km
金 ルアーロッド4,250 カフェ830 昼飯630 ガソリン1500