ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【最後の挨拶ツー Day6 静岡県浜松市〜富士市】トップガンになろう

11.2(水) 10:21 東京都鶯谷コインランドリー前にて

 

10月31日(月)晴れ 

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7時起床。

まさかこんなに車の往来のあるとこだったとは。もう開き直って7時までぐっすり寝てやった。車の音あっても寝れるのは、たぶん道路沿いにあった昔の祖父母の家で泊まっていた時の経験があるからだと思う。

 

そして気付く。

10月が31日まであることに。

なんてこった。30日までと思って行程組んでいたのに。

とりあえず近所の河川敷の運動場で日を浴びる。

最近Instagramのストーリーズの有用性と面白さをちょっと感じたので、今度はビデオダイアリーを、しかも縦撮りで!俗物に染まりやがって俺よ…。

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https://www.instagram.com/s/aGlnaGxpZ2h0OjE4MTg4NTgwNzA5MjMxNTU1?story_media_id=2960798526575945773&igshid=YmMyMTA2M2Y=

老けたなぁ

 

 

ほんとにやることが思い付かない。

これが野宿でなくキャンプ場ならまだゆっくり過ごせるのだが…。

とりあえず浜松市街地にいっちょ繰り出すか!ということで進路を少し西に戻す。

 

 

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都会だ。去年は浜松駅に紙の地図をもらいに寄っただけで街中は練り歩いていないので新鮮だ。LOFTの有無でその街の都会レベルが測れる。

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カメラ片手に見知らぬ街を散策するほど面白いこともない。最近ストラップを手に巻くのがこなれてきて少しカメラマンっぽいなと一人ニヤつく。

 

 

 

浜松PARCOにAVIREXがあったので立ち寄る。兄弟揃ってトップガンの影響受けまくりと言うことだ。

MA-1は前から欲しかったし買おうかと思って立ち寄ったのだが、店員のお姉さんが奇跡的に在庫のあってカッコよく展示されてあったG-1を試着だけでもどうぞとおっしゃる。

 

 

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俺がマーヴェリックだ。

買っちまったよ。すまねえ、貯金していた時の俺。すみません、俺を応援してくれる皆さん。

でも、余りにも体型にフィットしてて…憧れが昔からあって…一生モンだし…どうせ買うなら今買った方が面白いし…俺はバイク乗ってるから何か言い訳も立つし…∞ゴニョゴニョ

 

流石にレイバンのアビエータートップガンモデルを掛けて撮ってもらうのは無理だった。この時点で照れてしまう。またお姉さんも商売上手でいらっしゃる…。

旅のこと話したら、「着て行って欲しいですね〜!」て。さすがアビレックスの店員さん、わかってるねー!

ちなみにもう少し詳しく話すと、やはりG-1よりMA-1が売れているとのこと。それは着やすさもあるが、金額面が大きいのではと。

たしかに、10万円と2万円では手の出しやすさがね…。私は32歳だしそれなりの貫禄もあるから多少自己満足でも着やすい面もあるが、20そこそことかでは難しいよね。でもそこを打ち破って「おら!かっけーだろうが!」という面構えで着てほしい…。だって、めちゃくちゃ満足してるよ俺!ヒーローに一歩近づけたかも!

 

 

完全に街中で浮いているにも関わらず32歳のマーヴェリックは悠然と闊歩する。

駐輪場で管理人のおっちゃんが「あら!いい革ジャン着てるね!」と褒めてくれてテンション上がる。

世間話したGSX乗りのお兄さんにも自慢する。

そしてセローのセルを回してライドオン。俺がマーヴェリックだ。

 

 

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アビレックスのお姉さんに静岡名物を聞くと「だったらさわやかのハンバーグですね!」と教えてくれた。あーTwitterで見たことあるぞ。あの肉汁滴る丸っこいハンバーグか。

てことで近所にあったしここで少し遅い昼飯。

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ランチョンマットが可愛い。
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げんこつハンバーグを実食。これは美味いな…!フワッとしてるのかと思いきや、ガツンと肉を食ってる感じだ。でもステーキでなくハンバーグだから肉の塊とは違う肉肉しさ。

またお店のパフォーマンスが面白い。これは来店されて是非とも体験されて欲しい。

そう、まさにさわやかハンバーグを食べるのは一つの体験となった。店員さんのホスピタリティもエクセレント!アメリカのハンバーグと食べ比べて来ます〜つって良い気分で帰った。

 

 

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15時半くらいからまた東へ進む。

中国道1号線の道の駅富士にて小休憩。去年5月のアナログ旅でも雨に打たれながらここで休憩した。ゆるキャン△の壁紙はまだ残っていたが、撮る気力は今回はなかった。

 

ここで野宿するぞと決め、富士川河川敷を彷徨い手頃な場所を探す。

しかし、都会の河川敷は地方とはまた事情が変わってくる。地方にはない広大な運動場が延々と続き、それがやっと無くなったかと思ったら集落のような農園が現れる。その繰り返し。

唯一の空き地といえばやはり高架下となるが、ここにも都会ならではの怪しげな車が放置されていたり、先客?かわからんが変人が居着いていたりして三連敗。

1時間はウロウロして何とか河口側に確保できた。

富士見コンビニパンと洒落込んで、写真整理やらブログやら書き上げて23時ごろ就寝。

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走行距離 160km

支出 AVIREX G-1 10万円、さわやかハンバーグ1200円、コンビニパン250円