ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

スケッチ始めました

おはようございます、ゆうしろうです。

 

スケッチ始めました。といっても、始めてもう何ヶ月も経ってますので今更な話題なんですけどね…。

 

 

始めた理由

14年続けている日記を、アナログの記録としてより高みへ昇華するため

 

きっかけ

・同志である額賀さんのスケッチが素敵だった

・レッド・デッド・リデンプション2の主人公アーサーの絵日誌が最高に素敵だった

・「貪るだけでなく何かを生み出せるオタクでありたい」というかねてからの渇望を満たすのに最適だった

 

 

アーサーの絵日誌に旅の記録の魅力がこれでもかと詰まっていた

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1890年代末期の西部開拓時代終焉を生きたアーサーの生き様が、この一冊に詰まっていました。その生き様というのは、我々が憧れる旅そのものの姿でした。

彼がその雄大な結末を迎えるまでに出会った人々や動物、景色などが絵と文章で記録されており、それらを通して知れるアーサー・モーガンという一人の男の心に、私は非常に心打たれました。

淡々と綴られる文章は言うまでもなく、彼が彼の目を通して実際に見たものを描いたスケッチにも心打たれました。

「なぜアーサーはこの景色を描いたのか?」など、彼がわざわざ手間をかけて描いた理由を想像すると、彼の心の琴線や過去の後悔、これからの未来への決心を感じ取れました。

以上のことから、スケッチにもその描いた本人の心を残すことができるのだと理解し、「俺も俺の旅を通してこのように記録を続けたい」と思い至りました。

現代のようにすぐに写真に収められる時代ではなかった故に必然的に備わっていたであろう観察眼にも憧れを抱きました。

 

 

どうやって鍛えてるの

①教本を買った

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形から入る男です。

割とソッコーでいいなと思ったその道の人の本を購入しました。計6000円。経験と技量を譲ってもらえるのだから安い安い!

下田スケッチ【絵の描き方】 (@simodasketch) | Twitter

 

②写真を模写

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景色も動物も人物もありったけ。

漫画の模写とほとんど変わらんので、目の前の景色を現場で描くよりはめちゃくちゃ楽です。でもこれでも十分楽しい。

 

③スケッチ散歩しまくった

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仕上げは実際にスケッチ。

部屋の小物でもいいし、散歩したりツーリング先でサッと。旅をしながら描くので、基本は10分以内。たまに1時間くらいはいいかなと思ってます。

イスも机もないからペンが安定しないで非常に難しいです。昔の人は本当に凄い…。おまけに冬に始めたので、死ぬほど寒い。これからの季節は楽になりますね。

 

④実際に日記にも描いて絵日誌も始めた

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とりあえずいつも日記を持ち歩くようにして、描きたいと思ったら文章に添える形で描くようになりました。

日記に合わせて万年筆で描いていますが、これもまた質感と描き心地が素敵で好きです。

その場所でその時に描かれた絵は、その絵自体にもそのことが刻まれている気がします。

 

 

まとめ

始めて三ヶ月ほどですが、今んとこまだまだ楽しいです。時間ない時は描く余裕なかったりしますが、まあそれも人間らしさってことで良い空白を絵日誌に生むだろうと。

カメラのシャッターを切れば一瞬で残すこともできますが、また違う空気感を残すスケッチも大切にしていきたいです。

アーサーの残したような、偽りのない見たありのままの姿を記録したいですね。