ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

お別れ会をしてもらえました

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こんばんは、ゆうしろうです。

 

ケビン先生んちでのお別れ会後に書いています。眠いです。お酒も回って頭がポワポワしてます。

しかし日記は鮮度が命。頑張って書きましょう・・・。

 

2021年10月1日㈮晴 19時~26時

 

出所後の翌日、師匠がご自宅でお別れ会を開いてくれました。

いつも通りご近所のファミリーも交えてワイワイと。火熾しと肉奉行もいつも通り私の仕事。今回は師匠んちに進呈した番長のチャコスタを使って楽々だったかな。

キッズ達が家ん中入ったら、大人たちの少し真面目な話も。

北九州人と長崎人とアメリカ人で原爆の話をするのはとても貴重な時間だった。

御三家の奥様方に恋愛相談?恋バナ?(笑)に付き合ってもらったのは笑ったな。「この三人ならゆうちゃんは誰がタイプ?」という質問を喰らって、さすがの百戦錬磨の私も笑うしかなかった(笑)。

いつも通り火の管理して肉焼いて焦がして酒でふらついて、いつも通りの平穏だった。

そのまま師匠んちのツリーハウスの二階に立てたテントで夜を明かして、お日様と共に起きて娘ちゃんと師匠と三人で庭で朝食。幸せだ。

んで昼からはキッズ達を連れて平尾台ハイキング。

安全管理とカメラマンに全力で喜んで勤しんだ。頂上で皆で食べたおにぎりは美味かった。みんな楽しそうで、ばりシャッター切りまくった。楽しかった。

下山後は急に奥様方が「行橋の名店にゆうちゃんにも行ってほしかったね・・・」なんて今更私が地元に帰る直前に言い始めるから、大学生のノリでそのまま2件はしごして幸せに腹を満たした。

 

10月3日㈰晴 19時~22時

修行後に英会話教室の先生であるケビン先生んちにお招きいただき、2回目のお別れ会をしていただいた。

期待通りのアメリカンなBBQに色々と勉強させてもらった。

アメリカではブリケッツ(成型炭)が主流で、先生は日本に来て初めてそのままの木炭を見たらしい。

自家製ハンバーガーは・・・美味かった。地元でやろう。

ワンちゃんにも全力で遊んでもらった。

小3のボーイが肩揉んでくれて更に癒された。

ここでも火の管理と肉奉行を任せて頂けたのは光栄だった。絶対俺良い父ちゃんなれるんやけどな。

 

 

 

10月3日㈰晴 23時40分

 

んで、今。

前書きというかただの日記が長くなってしまったが、それだけ濃厚な出所後の3日間だった。

お別れ会までしていただいて、本当に感謝しかない。こんな言葉でしか感謝を表せないのが申し訳ない。

師匠んちでも、ケビン先生んちでも、マダムたちとの名店はしごでも言われた「寂しくなるね」「いつ戻ってくるの?」という言葉。

皆さんはもしかしたら何気なく言われているのかもしれない。

でも、私は今こうして思い出すだけで少し目の前がかすみそうになるほどに嬉しい。

人生でこんな言葉を掛けて貰えたのはたぶん初めてのことだし、私自身、長崎が私の本当の居場所なのか、ここ苅田町や行橋がそうなのかわからなくなるくらいに、ここでの生活が好きになってしまった。

本当に、あれだけ長崎に帰るのを楽しみにしていたはずなのに。

 

私は、本当に幸せ者であり、恵まれすぎているくらいだ。

まさかこんな思える生活があるなんて、この街に来た当時は夢にも思わなかった。

また最後に同じ言葉をいうだろうが、とりあえず忘れないうちに。

 

皆さん、ありがとうございました。

お別れ会までしていただいて、本当に本当に嬉しかったです。

皆さんには与えられてばかりでしたので、今度またこの街に来るときは、誰かに何かを与えられる男でありたいと思います。

「安か中古物件でんあったら教えてくださいよ?」と何度か冗談めかして言いましたが、俺は本気です。すべてが終わって落ち着いたら、また戻ってきたいと思っています。

長くなりますので、この辺で。

幸せな時間を与えてくれて、ありがとうございました。

また遊びに来ますね。

 

 

2021年10月3日㈰晴 23時50分

日産寮自室にて

西村雄志郎