お疲れ様です、ファササビです。
ゴールデンウィークが20日間休みとなったので、こんなご時世ながらも予行演習として日本半周してきました。
今回の一人旅を経て、改めて注意すべきことと、自身の持つ弱点への対策を理解したので、話は前後しますが大事なことなのでとりあえずまとめます。
やらかしたことと、その対策
①ペグを2本失くした
あfろ/ゆるキャン△
たった18日間で?2本も?自身が本物のアホであることを再度確信した。
たった2本と侮ることなかれ。2箇所ペグダウンできないだけで無駄に風に煽られるわ、風の通りが悪くなるわで具合が悪い。何より、ゴミを捨ててるのと変わらん。誰かが踏んだりつまづいたら怪我するかもしれない。最悪。
原因
・地面と同化しやすい色のペグを使用した
・私が病的なアホだった
・いつもと違う手順で撤収作業を行なった(標準作業を守らなかった)。
対策
・ド派手な色のペグを使う又はド派手に塗装する(お母さん僕誕生日これが欲しい)。
・ペグにド派手な色のパラコードを結び付ける。
【キャンプ道具】鋳造ペグを目立たせます!ペグの目印ペグマーカー | お気楽アウトドアろぐ(わ)
・必ず同じ手順でペグダウンし、引き抜く。
・もっと賢くなる(この文章がアホ丸出しよ)。
②現金難民となった
空知英秋/銀魂
この旅一番の苦難であり、人の優しさを受けた出来事。
手持ちの現金を確認せずに飲食店で食事をしたところ、大人として色んなものを失い、最終的にその場に居合わせた心優しい女性に助けられた。詳しくはまた今度。
原因
油断した。ただただこれに尽きる。過去に現金難民で詰みかける経験を何度も重ねて、たまたま助かっていたにも関わらず、気を抜いた。
対策
・常に一万円程度の現地通貨を持つ
・車体やバッグ等、あらゆる箇所に虎の子の千円又は五千円札相当の現地通貨(ドル札多め)を隠し持つ。隠し場所を忘れるアホのため、場所をメモした紙も常に携行する。
・死ぬまで反省しろ
③洗剤をバッグ内にブチ撒けた
やたら良い匂いのするドラムバッグ内。数日放置していたが流石に謎なのでもしやと思いお風呂の洗剤セットを確認すると、ヌチャリ。
原因
・簡単に蓋が開く購入当初のボトルをそのまま使用していた
対策
・ペットボトルのように蓋を回して閉められる容器を使用する
④水不足に陥り乾きの夜を過ごした
飲水も自炊のための水もなく、ギリギリの水分で何とか一夜明かした。それからはパスタの煮汁も飲むようになった。
原因
通常はキャンプ場でボトルに水を補充するが、野宿が続いたことによりその習慣から逸脱し、それに気づかないまま水道のない場所で夜を迎えてしまった。
対策
・携行する水分の残量を毎朝、毎夜把握する。
・キャンプ場等補給が容易な場所では面倒くさがらずに必ず満タンにする。
・水質の良い川や湖も積極的に利用する。
・北斗神拳を身に付ける。
⑤地図が無く彷徨った
甲信越地方をカバーしたツーリングマップルの携行を忘れ無駄に街を彷徨うが、駅の観光案内所で観光地図を手に入れことなきを得るが、これが本番なら命に関わる失態である。
原因
慢心。旅慣れてる故の慢心。
対策
・出発前に手持ちの地図がカバーする範囲を確認する。
・地図方に入る場所も確認しておく(駅、宿、空港等公共施設)。
⑥スマホストレージ上限を迎え撮影できなくなった
何も考えずに容量クソ雑魚の32GBのiPhone7で全ての撮影を行なっていたところ、大事な場面で撮影できなくなった。その後は大容量のメインスマホで動画、iPhoneで写真と使い分けた。
原因
・アホ。
・iPhoneの容量が雑魚すぎた。
対策
・大容量のiPhoneを使用する。
・フリーWi-FiスポットでGoogleフォトにこまめにアップロードし、本体ストレージから削除する。
・一眼レフ又はミラーレス一眼を導入する。
⑦高級サンダルを失くした
最悪。アホ、○ね。
早朝、浩庵キャンプ場にて設営を済ませ「っしゃ身延散策じゃー!」とウキウキ気分で身軽にしてサンダルをリアのベルトに乗せて出発。到着後、振り返るとそこに彼の姿はなかった。その後三日間は引き摺った。いや、今もか…。
原因
・気の緩みにより積載に手を抜いた。
・ロックストラップのゴムベルト側を横にずれないように固定しないままここまで走って来てしまった。
対策
・積載のルールを必ず守る(普段しない積載を気まぐれでしない)。
・ベルト類がずれないように完全に固定する。
・固定に不安な物はサイドバッグ等積載用のバッグに突っ込む。
・命綱としてカラビナを付ける。
⑧エンジンオイル難民となった
前回交換から走行距離2500km。そろそろ替えようと道端のバイク屋を探すも嘘だろってくらい見付からず。街でわざわざ探すも定休日。
走行距離3200km。新車だぞ勘弁してくれと半泣きのところに奇跡的に発見し、事なきを得る。
原因
「バイク屋くらいルート上の何処かにあるだろう」と高を括ってしまった。そんな都合よく、無い。
対策
多少面倒でも早い段階で街に寄り、交換する。
オイル缶を携行することもできるが、それよりも早めに交換する努力をした方がいいだろう。
⑨ゴミ捨て難民となった
日に日に貯まるゴミを捨てる場所がなく、無駄に積載容量を圧迫し、二重でレジ袋に包んでるとは言え衛生的にも良くなかった。場合によっては獣を引き寄せることにもなりかねない。
結果、最終目的地である広島県竹原市のあかだま旅館さんまで遠路はるばる旅をさせてしまった。あかだま旅館さんで捨てたせていただいた。
原因
通常は宿やキャンプ場で捨てさせて貰うが、連日の野宿によりその機会を失っていた。
対策
・定期的に宿泊施設を利用する。
・捨てられない場合に備えて、ゴミ専用の防水袋を用意する。
⑩野宿場所を追い出された
この旅2番目の苦難。
あてにしてたキャンプ場が休業中。付近の手頃なため池の土手で野宿していると、初老の男性がやって来た。
「悪いけど、村の人間から苦情が出ているから出て行ってくれ」
泣けるぜ…。
漫画みたいな出来事と、すでに日が暮れていることに面喰らい、かつて無いほどの速さで撤収して再び夜の闇の中野宿地を探すことになった。
原因
・住民の目につく場所を野宿地とした。
・明るいうちに設営してしまった。
対策
・人目がつかず、人が簡単に来られない場所を野宿地とする(人間が一番怖いと身を以て学んだ)。
・できるだけ暗くなってから設営する(完全に暗くなってしまえばそもそも存在を視認されないため)。
11.アルミペグが刺さらなくて風雨にテンパる
野営地である高ボッチ高原にたどり着くも、地面が硬え。高原のため、風も強く、ペグダウンできなくては飛ばされてしまう。雨も降って来た。何とか折らずに無理やり打ち込んでペグダウンし、無事に夜を明かす。その後も同じ苦難に遭う。
原因
硬い地面に対応したペグを持ち合わせていなかった。
対策
・鍛造ペグ等の硬い地面にもペグダウンできるペグを数本(最低でもフライかインナーの四角を固定できる4本)持つ。
・アルミペグを刺すための下穴開け用に鍛造ペグを1本持つ。
まとめ
どんだけ失くすんじゃ。
一年旅すりゃ全裸よお前は。
またお前は失うために…手に入れるのだ!!
だが、ただ一つ言っておきたいが、私はこの自分を受け入れている。受け入れてしまえば、落ち着いて対策を打てるからだ。
完璧でないキャラでクリアする方がRPGは面白い。
本番でどれだけとんでもないミスを重ねるのか、ご期待下さい。