ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

【Day36 Pinto〜Puente Nuble】小さな任務をこなす

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12月26日(月)晴れ

10:16 LosPinosキャンプ場

 

8時起床。キャンプ場で一番早く起きたみたいだが、出発準備に2時間もかかってしまった。日本一周の時は5時半に起きて6時に出発してたのに。まあ、一つの小さなミスが命取りになりかねないため、朝の準備はこのくらい慎重でもいいのかも。

干してたジーンズは生乾きで、謎の土汚れがついていた。履き替えて、ノースのパンツも洗って、積載に括り付けた。走りゃ乾く。

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童心に帰る。ブランコは英語で何と言うのだろうか。
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日本製ぽい農機。HONDAではない。

 

 

21:41 Puente Nuble ニュブレ川野営地

川に突っ込んで安全な野営地を確保した。150のオフ車だからできる技だな。スタックしかけて立ちゴケというか、一旦横にしたが、そっと置いたのでノーカンだ。

遠くには野生馬の姿も見える。村からも離れているため、夜になるとここは完全に見えなくなるだろう。川のせせらぎが心地よい。朝から優れなかった空も、夕方以降すっかり晴れて美しい夕日を眺めることができた。


今日は昼にアレックスと別れ、一人Chillanへ。

バイク屋でグリーンスライムを探したが、数件探しても見つからず。3件目で店員さんお薦めの類似品で妥協した。翻訳しながら使い方の動画も見せてくれて親切な方だった。手をベタベタにしながら前後タイヤに200mlずつ、バルブコアを外して空気を抜いてから注入。図らずもついでにバルブ回しの付いたバルブキャップも手に入った。

空気圧を測ろうとするも、エーモンのエアエージがない。パニクり積載全部下ろして探すも、いつものとこの反対側のポケットに入っていた。もう二度と違い場所に収納しない。

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でかい教会の目印にでかい十字架が曇り空の元重々しく感じる。
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師匠も愛用するエーモンのエアゲージ。シンプルだが携行性はこれ以上の物はなく、構造ゆえに故障も心配ない、と思う。空気圧の管理は日々の日課のため、失うととても不便。

 


購入したMovistarのSIMがオンラインにならないため、お店に再訪し相談すると、外国人がチリで1ヶ月以上スマホのモバイルネットワークで通信を行う場合、別途登録手続きが必要とのこと。

マジかー。英語で親身になって教えてくれたお兄さんに丁寧にお礼を言って帰った。その手続きができる建物は既に閉まっているため、近所に野宿して明日訪れることにし、今に至る。オフラインでも全然走れるのだが、ブログなどが不便になるのが困る。それに、オンラインのが色々と変化があり面白いと最近思い始めてきたのだ。憧れは理解から何ちゃらってな。寝る。

あ、また野犬に追われた。

 

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自撮りでも歯を見せて笑うことを覚えた。笑顔は大事。ポーズも色々試す。
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謎の骨が落ちててビビる。人間が食うサイズではない。白骨化した物なら他の部位も近くにあるはずだが…。
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絶景であった。この国では長く長く陽が沈むのを感じられる。


走行距離 85km

金 キャンプ1000 食糧527 パンク予防剤3782

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