お疲れ様です、ファササビです。
バイクに関することで私が他人に自慢できること。
それは普通自動二輪免許を苦しい思いをして取得したことと、大型二輪免許を一発で、なおかつ高得点で取れたこと!!
バイクの免許取得には拘りがありました。
免許を取ることになる2010年~2012年当時、既に免許は車校でお金を払えば馬鹿でも買える時代でした。
その中で、難しいと言われる試験場で合格を勝ち取ることに意味を見出してました。
もちろんお金を節約したいという理由が先でしたけどね。
また、そうやって必要のない苦労をすることがバイクを楽しむ一つのイベントと捉えていました。何事もなく取得するよりは、四苦八苦して取得する方がきっと面白いだろうと思いました。
だからこそ、大型二輪を車校で取れる時代であっても、わざわざ普通自動二輪と大型二輪と分けて、期間を空けて取得することに決めていました。
初の免許がバイクであることにも拘った
原付のように非力でない、一般道どころか高速だって走れるパワーのある初めての乗り物体験は、バイクでなければだめだと高校生の頃から決めていました。
初めての体験というのはどのような分野であれ、人生でも最も印象深い経験になるかと思います。
そのような特別な経験、初めて大きな力のある乗り物を動かした衝撃の瞬間は、長く長く誰よりも憧れ続けたバイクでなければ駄目だったんです。
結果、この拘りもあってか、初めて教習車のCB400SFのスロットルを回したとき、初めての自分の中型バイクとなったSteed400で大学近くのHONDAドリームから走り出したときの思いは一生の物となり、今の私を形作るものとなりました。
禿げそうだった普通自動二輪免許取得
普通自動二輪免許(俗にいう中型二輪免許)は散々でした。
2010年の5月頃から大村市の太陽自動車教習所に通い始めました。
大学の講義の時間と調整しながら、通える日は家を6時に出て、原付のマグナ50で片道25㎞走って通いました。
夕方に行ったときは仕事帰りの車で大渋滞で、原付というのもありくたびれて帰ってました。
当時、大学の学園祭実行委員をやっておりまして、その年だけ夏に学園祭が開催されることになり準備で追われていた時期でもあったので、とにかく体力的にもしんどかったのを覚えています。
結局夏の間は全く着手できず、教習を再開したのは9月頃となり、数か月期間が開いてしまいました。
運転の腕もいいものと言えず、クランクと一本橋は50分の教習を10回は受けたにも関わらず苦手なまま試験に臨みました。
学科試験は死ぬほどウェブサイトで勉強してたので難なくクリア。
横倒しになった車体の引き起こしと8の字押し歩きは、恥ずかしながら何とかクリア。
試験はなんと意外とスムーズにいくも、「一発合格いけるぞ!」と油断した結果、急制動でのブレーキを忘れて不合格。
それからは緊張して道を間違えまくり2回目3回目と不合格。
元々自分が病的なレベルで方向音痴だと理解していたので、試験前に誰よりも先に試験場を歩いてコースを確認したり、AコースBコースの紙の地図を延々と眺めたりしていたのですが、それでもダメでした。
「バイク乗れなくても人生でなにも困らないよな?」と不合格のあとの駐輪場で本気で思い、大学の先輩に弱音を吐いたのを覚えています。
本当に頭に10円禿げができるのではないかと思うほど、精神的にもだいぶ参りました。
教習50分で一回4500円、受験代も確か4,000円くらいしたので、一回落ちると大きな出費でもありました。
それからはさらに講義中も地図を読み込んで、イメトレしてブツブツ独り言を呟いて、とにかくコースを覚える努力をしました。
そして運命の4回目、なんとか合格ギリギリの70点で受かることができました。
「ぎりぎりだよ~これから頑張って上手くなってね」と試験管のおっちゃんに笑われながら言われたのを覚えてます。
その日の合格は、試験場で仲良くなった元珍走団総長のお兄さんと二人だけでした。
この人に昼飯でラーメンと餃子奢ってもらったのも懐かしい。
安く済ませるためにも選んだ試験場での取得だったけど、取得費用は約10万円ほど掛かり、結局車校でノンストレスで取得するのと変わらない金額を掛けてしまいました。
そんなこんなで後日、念願の中型バイクであるHONDA Steed400vlxを迎えることができ、本格的にツーリング人生がスタートしました。
また、普通自動二輪免許取得で苦労した経験から、「大型自動二輪は一発で取ってやる」と強く思うようになり、雄弁は銀とは言いますが周りにも度々公言するようになり自分を追い込みました。
実際に公道を走る際も道交法の順守は当然として、運転マナーにも気を付け、白バイに負けないカッコいい運転を心がけました。
逆転の大型二輪免許取得
反対に、大型自動二輪免許は簡単な物でした。
2012年の11月、ゼミ室にて背もたれに体を預けながら、数か月後には始まる社会人生活について考えていたところ、「そういや大型二輪取ってないな」と思い、数日後には再び懐かしの太陽自動車教習所で教習を受けていました。
普通自動二輪と変わったところと言えば、波状路が追加されたことと、スラローム、一本橋の時間が厳しくなったことでしたが、特に問題なくこなせたので2回だけ教習を受けてすぐに試験を受けました。
結果、高得点の93点で一発合格!!
たった2万円ほどで取得できました。
これは本当に嬉しかった。
試験管のおっちゃんにも「めちゃめちゃ上手いね!白バイ並みだよ」と言われたのが嬉しかったです(おっちゃん曰く90点以上が白バイのレベルとかなんとか)。
実際、落ちる気がしませんでした。
CB750も難なく扱えたし、コースに迷う不安も無かったし、なによりこれまで誰よりもスマートに運転できるように努力してきた自負があったので、自信がありました。
日々の研鑽を重ねて、バイクに対する自身のプライドも掛けての挑戦だったので、本当に本当に嬉しかったです。
それから
その後は、公言していたこともあり、バイク仲間と「大型欲しいね~」とか、車校で落ちた時の笑い話になったら、同じく一発試験で大型二輪を取得した友人と二人でマウントを取って遊ぶようになりました。
もちろんお互い冗談だとわかった上で、です(笑)。
車校で免許を買うなんてことも言いますが、別に虚仮にしているとかでなく、全然ありな手段として私は理解しています。
仕事しながら安心して通えるってお金出す価値ありますからね。
普通自動二輪であれだけ苦労したので、少し高いお金出して安心を買えるのであれば素晴らしい手段だと私は思っています。
その取った大型二輪免許で4年後初めて乗ることになったCRF1000アフリカツインとは一年も経たずに事故でお別れすることになったのは笑い話・・・。
まとめ
10周年ということで、自身の経験でも特に頑張って、宣言通りいい結果を残せた思い出を記録に残すことにしました。
繰り返しますが、車校で免許を買うのは私は賛成です。
試験場はですね、コース覚えるのも大変だし試験管は厳しいしガチャだしほんとに大変なんですよ。
方向音痴としては、普段練習してる場所で試験を受けられる車校が本当に羨ましい。
だからこそすみません!車校で道に迷って落ちる人はほんとにバカだと思います!!
これは正直に言っときます!
私の先輩のことだけど!(笑)
しかし、これから二輪の免許を取ろうとしている方に伝えたいのは、試験場で取るのは手ごたえがあって思い出になるよってこと!
普通自動二輪を既に持っていて、大型二輪を試験場か車校で取ろうか迷っているのなら、私は是非とも試験場で取得して欲しいと思います。
なぜなら、あなたがこれまで真面目に乗ってきたのなら、試験場で一発で受かるくらいの腕は身に付いているはずだからです。
自信があるのなら、迷うことなく試験場での取得に挑戦して欲しいです。
一発で取れたら、本当に気持ちいですしね!!
私にとって試験場での取得は、スリルと刺激に満ちた面白い遊びでした。
↓↓↓いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
にほんブログ村のブログランキングに参加しております。
皆様のクリックでランキングが上がる仕組みになっています。
どうかワンクリック宜しくお願い致します。
Facebook:https://www.facebook.com/yushiro.nishimura
Twitter:ファササビ@世界一周バイク旅準備中 (@fasasabi_LWR) | Twitter
Instagram:Yushiro Nishimura (@yushiro_nishimura) • Instagram photos and videos