お疲れ様です。西村雄志郎です。
久々に装備のことを考えています。
最近軽量化に躍起になっていましたが、その一つとして背負うバッグを何にするかで迷ってます。
完全防塵防水機能性抜群のオフローダー用のもの。
通気性軽さ最強のトレイルランニング用のもの。
今回はこの二つを比べてみます。
まずは、なぜバックパックを背負うか、から。
バックパックを背負う理由
①バイクに負担をかけないため
自身でも多少の荷物を背負うことによって、バイクが背負う重量を少しでも軽くする。
鉄人賀曽利さん曰く
「背負った荷物の重さの分は、体がクッションになってバイクに直接かかる負担とはならないのだ」
「なにしろ長丁場の海外ツーリングなので、すべてのことに優先して、バイク第一で考えなければならない」
②フットワークよく動くため
ちょろっとした移動の際に、一回一回荷ほどきせずに最低限必要な荷物を運び出せる。
道すがらの散策、ビューポイントでの散歩などを想定。
③緊急時のため
バイクを乗り捨てて即時に移動しなければならないときを想定。さすがにそんな状況は勘弁だが・・・。まあ一つの利点として想定。
理由としてはほぼほぼ①の理由が大きく占める。
長丁場の旅である。相棒が機嫌損ねたら大変。よって二人旅である以上、私自身も少しは荷物持つよ~という話。賀曽利さんとこの辺の感覚が似ている気がする・・・(嬉しい)。
バックパックに求める性能
①完全防水
防塵・・・とまではいかずとも、長期のバイク旅となるとやはり完全防水の機能は欲しい。バイクに載せたバッグは防水で、バックパックだけは非防水となると雨降りの時になんとも動きの悪くなる。
②軽量性
長時間背負うものであるため軽ければ嬉しい。
③フィット感
がたがた道を走れば体は揺れるし、立って走ることも多いため、どんなに動いても体にピタッとくっついていてくれるフィット感が欲しい。
④通気性
バックパックと密着する背中は蒸れるもの。できれば密着部はメッシュのような通気性のあるものが望ましい。
⑤機能性
大物(テント、寝袋など)を入れるものでなく、貴重品やちょっとした小物を入れる役割である。内部でバラバラになって荷物が動ないで済むように、小分けできる機能性が欲しい。
⑥堅牢さ
長期のハードな旅で使用するもののため、途中で壊れないようなタフさが欲しい。
思い付く限り挙げてみました。
これがすべて叶う夢の様な時代も来るかもしれませんね・・・。
では、これらの性能を叶えてくれるバックパックはどんなものが考えられるか。
私は冒頭でも挙げた二つを比較しました。
完全防水防塵オフロードライダー用バックパック
オフロードライダー向けの製品を展開するENDURISTAN(エンデュリスタン)のバックパックです。
以下公式より引用
冒険への準備はできていますか?
ボディと一体化する完全防水防塵防砂バックパック
ハリケーンはオフロードライダーの為に設計された多機能バッグパックです。
このバックパックはフォームにしなやかにフィットし、ライディングの妨げになりません。
ジッパーは特別な防水設計であり、すべての縫い目が溶接されているため、荒れた天候や濡れた環境でも100%の水、泥、雪およびほこりの侵入を防ぎ、あなたの大切なアイテムを守ります。
- 耐久性に非常に優れ、引き裂き、摩擦、破れにも強い1000デニール3層構造
- 優れた視認性(前面と背面)のためのリフレクターはエンデュリスタンのロゴマーク
- 調節可能なパッド付きハーネス(肩ベルト、チェストベルト)
- 止水ファスナー
- 洗濯可能
- バッグ上部にはメッシュポケットと小物をはさめるバンジーコード付き
- 秘密のポケット(背面)
- 4つの圧縮ストラップ
- 収納可能なボトルポケット×2
- 内側のメッシュポケット
- バッグ内側にペンホルダー、ファスナーポケット、キーリング
- タフなコンディションにも耐えられるエンデュリスタンオリジナルバックル
- ハイドラパック(3L)(ジャペックス非取扱商品)収納ポケット
凄いですね。今んとこ私の知るバックパックでは間違いなく最強です。もはやこれだけ充実しているならお前なにを迷うんだよって話ですが、一つだけ気になる弱点があるんです。
それは、ファスナーが開きにくいこと。
ガッチガチの本気の止水ファスナーのため、抵抗力がとても大きいんです。そのため、柔らかくして多少滑りをよくする専用のクリームも付いているのですが、それでも堅いとのこと。
詳しくはリンク先参照。
ということで、間違いなく最強だけど、開きにくいゆえにストレスにならないかというのが気になり始めました。
ならば、バックパック自体の防水性は諦めて、その代わりに荷物を防水スタッフサックで小分けすれば良いのではないかと考えました。
んで頭に浮かんだのがこちら。
軽量通気性最強 トレイルランニング用バックパック
AGILE 12 SET - バッグパック&ランニングポーチ - バッグ - Sale
パッと浮かんだのはアウトドアメーカーであるサロモンのトレラン用バックパック。
軽くて通気性良くてフィット感抜群ならモデルはなんっちゃ良いです。
以下公式より引用
ダイナミックコンフォート
軽量ハーネス構造とオープン 3D Mesh、調節可能なストレッチ Twinlink スターナムストラップを備え、快適かつスピーディーな動きをサポート。
出し入れ簡単
ハイドレーションやジェルはアクセスが容易なフロントに収納し、側面ストレージには必需品。さらにストレッチ性の高いポケットに必要なアイテムを取り付け、手の届く範囲にキープできます。
多目的
予備のフラスクやポール、ヘルメットなどの持ち運びにも便利。汎用性の高い機能的なバックパックです。
AGILE 12 SET - バッグパック&ランニングポーチ - バッグ - Sale
バイク仲間である地元の先輩がですね、トレランガチ勢でもありまして、毎年一回長崎県の大村市で開催される多良の森トレイルランニングにサポートで着いていってるんですよ。
その際に荷物を一杯に入れたこの手のバックパックを背負わせてもらったんですけど、本当に半端じゃないですよ。
鬼、フィット感の鬼です。
自分の足で走るのが数学の次に嫌いな私でも、思わず走り出したくなるフィット感。
素材故に軽量さ、通気性も抜群です。
スポーツ・アウトドアショップで働いていたときも何度か試着はしましたが、荷物入れての試着は初めてだったので感動しました。
てことで、実際にハードに使っているその先輩に聞いてみました。
結論としては、「お勧めできない」とのことでした。
以下デメリット箇条書き
・生地が薄いため汗をかいたら中身に直に染みる(逆もしかり)
・調整ベルトの他、ポールやハイドレーション用のベルトなども付いているため、考えて選ばないとバイク走行時にかなりバタついて邪魔になる
・アウトドアシーン以外の場だと、違和感がありすぎる
・防犯性が皆無なので、貴重品を入れるのに抵抗がある
すべての的確な回答に対して、「た・・・確かに・・・」と気づかされました。
いやあ参考になります。やはり使っている人間でないと気付かない面が沢山ですね。
違和感がありすぎるというところなんて旅での使用も考えられていて、さすが数少ないガチ勢仲間です。感謝!
やはりENDURISTAN最強か
以上のように二つのバックパックを比べてみてわかったのは、やはり餅は餅屋か・・・ということですね。
何を最も優先するかでしょう。
軽量性か、通気性か、機能性か、完全防水防塵による荷物の完全な保護か。
考えると、荷物の保護ですよね、一番大事なのは。
だってね、とにかく濡れるってのは大変なんですよ。荷物の管理も何もかも大変・・・。こないだの宮崎遠征で身に沁みました(それもまた後日記事に…)。
てことで、丈夫で完全防水防塵でフィット感も良くてと良いとこ尽くめのハリケーン
バックパックの方向で考えてみます。
先輩曰く、トレランでハイドレーションを初めて使ったが中々に良かった、とか。実は私使ったことないのですが、なんとハリケーンもハイドレーションシステム対応なんです。
走行中こまめな水分補給ができるのは嬉しいメリットになりますね。
まずは取扱店で試着したいと思います。
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