こんばんは、ファササビです。
一人暮らしを始めてもうすぐ二週間が経ちます。なんだかんだで自炊とかも楽しむくらい気持ちには余裕があります。軍資金を稼ぐだけでなく、甲斐性無しの実家暮らしだった男がどこまで成長できるのかも興味がありますね。
さて、前回に続いて11月24日㈯、モンベル小倉店で装備を見繕ったところから。
登山靴だけでなくダウンジャケットも試着して、色々ためになる話を聞けましたので報告を。
バイクにおける防寒
バイクは走行風にさらされるため、時速10㎞ごとに1℃体感温度が下がるらしいです。時速60㎞で6℃。常にちょっとだけ標高のある山の上で生活しているようなものですかね。寒いと当然手がかじかみ、思考は朦朧とし、正常な判断がつかなくなる・・・つまり低体温症ですね。バイクごときで大げさかもしれませんが、突然の雨に降られ少し体を濡らして走るだけでも簡単にこの状態に陥ることがバイクではできます。
そのため、決して気を抜かず、いつ寒くなっても良いようにある程度の装備が必要となります。夏でも同じですよ。夏に北海道を含めて日本を回ったことがあるバイク乗りさんなら身に染みた経験があるかと思います。
基本はレイヤリング(重ね着)
①アンダー(肌着) ②インナー(中間) ③アウター
この三層が基本です。学生の頃はこんなこと考えもせず、とにかく厚いものをとやたらめったら重ね着して暑苦しく動きにくく、挙句ライダースジャケットを二枚着たりなどアホなことをやってました。
①アンダー
防寒なら、巷で着まくられているユニクロのヒートテックや、モンベルのジオラインなどアウトドアブランドが出しているもの。スポーツマンは裏起毛のコンプレッションシャツを着たりもしますね。肌にある程度密着した(日本語がおかしいかもだがニュアンスで)ものである必要があります。これで発熱を促したり、発汗しても蒸散させて逃がしたりできます。
※話は変わりますが、ヒートテックを着ての登山は絶対にやめましょう!発熱作用はすごく優秀ですが、汗を吸っても乾かず濡れたままですので冬山だと最悪死にます!一回私はそれでやらかしたことがあります!既に周知の事実でしょうが、今でも結構いるみたいですので万が一のために・・・。
②インナー
肌着の上に着ます。役割としては、自身の体が生み出した熱を体の周囲に保持すること。インナーがお粗末なものだと折角生み出した熱もあれよあれよと逃げていきます。インナーに何を着るかでかなり結構体温調節が変わってくるかな?重要です。
ダウンジャケットだったり、フリースジャケットだったり。その時の状況に合わせてですね。
③アウター
これは最後に着るものですね。インナーで熱を逃がさずに保持は出来てます。しかしそれだけだと体に受けた風にどんどん外側から熱を奪われます。そのために体を吹き付ける風から守る必要があります。そのためのアウターです。バイクだと、これは革ジャンだったりネオプレーン素材だったりポリだったり様々。ゴアテックスなどの防水撥水機能が付いたものもあるので、気候条件に対処する役割もあります。
以上ですね。ほんともしバイクにこれから乗る方が見て頂いているのなら、バイクの装備、特に冬の防寒対策に関しては本当に安物買いの銭失いですので、初めから良いものを買ってながーく使うことを私はお勧めします!いやほんとうに!この辺はまた別の記事でもお伝えしたいのでまた今度!
※電熱ジャケットなどは・・・どうでしょうね。便利でしょうが、緊急時に大変なことになるので私は・・・。
世界一周にそんながっつり防寒要るの?
はい、必要です。まあ頑張れば冬から逃げつつ走ることも可能です。しかし私の場合そんな器用なことはできないので、「冬も走らざるを得ない状況が来る」として、万全の装備で臨みます。なにより夏でも死ぬほど寒いときもありますからね。
インナーダウンにどこまで求めるか
アウターは年中着ることができるジャケットを着ていきます。
アンダーは薄くて軽く荷物にもならないので、しっかり夏用冬用モンベルのジオラインを持って行こうと思います。
重要なのはインナーダウン!そのへんの量販店に売ってるやっすいダウンでも着ていこうものなら冬は死ぬ!それは現在の装備で日本で実証済み!ちゃんとしたものを着ないとダメなんです!
~5℃くらいまでの想定か。~-5℃もしくはこれまで体感したことがない寒さを想定か。
迷うことは無いですね。無論後者です。てか暖かければ暖かいだけ良いです。着て暑いならご愛敬。熱けりゃ涼しくなるための手段なんていくらでもあります。しかし体温を上げる手段は殆どないです。運動するか火を焚くかくらいですかね?(笑)。バイクで走りながらそんなことはできません。バイク乗っている間はじっとしています。自身の体の発熱だけが頼りです。大は小を兼ねる。極寒でも頼りになるものが欲しい。
モンベル アルパインダウンジャケット
選んだのはこいつ。モンベル独自のふわっふわの高品質ダウンとダウン自体の内蔵量の多さ。撥水機能も嬉しいおまけ。襟がでかいのがちょい気になりますが、もともとアウターとして着るものですので仕方ない。冬に街を歩く際は重宝しますね。
試着。サイズはXLでジャスト。もこもこ感があって非常に頼りになりそう!それでいて軽いので動きづらいなんてこともない。上からバイクのジャケットも着てみましたが、圧迫感も無かったです。バイクの乗車姿勢を取ってみましたが、さすがアウトドアブランド。山での動きを考えて造られているためバイクでの動きにも対応した物でした。前かがみになっても肌着が露出することはないですね。
「アウターをインナーダウンとして着ることでダウンがつぶれて本来の機能が失われるのでは?」と店員さんに質問したところ、そんなことはないとのことでした。まあ影響ゼロではないですが、気にするほどでもないとのこと。さすがに革ツナギとかみたいにぴっちり押さえつけるとどうかと思いますがね(笑)。
お値段・・・!!
18,900円(税込)!!!!
安いか!?高いと思うか!?良いや安いだろう!!約20,000円で本物が手に入るんだぜ!?しかも3年間の保証付き!収納用のスタッフサックも付いてくる!!アルパインレベルの本物のダウンジャケットを例えば他のオシャンティーブランドで買ってみろ!下手すりゃ二倍はいくぞ!!モンベル信者であることは認めるが・・・さすがですモンベル!!
インナーダウンはこいつで決定か
ほぼほぼ決定かと。他に悩む必要がないくらい体にも合ってるしコスパ凄いし信頼できる実績のあるブランドですしね。使わない期間は冬の肌着などと一緒にコンプレッションバッグで潰しておけば積載を圧迫することもないですね。
早く手に入れて国内の冬もこいつで乗り越えたいくらい・・・。バイクに乗り始めた頃から着ていたらどれだけ冬が快適になっていたことだろうか・・・。愚者は経験から学ぶ・・・。
まとめ
てことで決まりましたが、購入はまだまだ先になります。モンベルの装備は『モンベルチャレンジ支援プログラム』を活用させてもらって提供もしくは特別価格で購入させていただく予定です。↓↓↓
そのためにはとにかくルートを決めて企画書を完成させること。
そして「旅のテーマ」のようなものを確立するために、今一度自身が旅に出る理由を見つめ直すことが必要です。憧れの人にアドバイスを受けて、その辺は少し固まってきました。大事なものは何が自分を突き動かしたのか。最初の頃の気持ちを思い出すと自ずと答えは出るはず・・・。
PS:話を聞いて下さっただけでなくご自身の経験を元に色々アドバイスまで下さった、モンベル小倉店の三毛門さん、ありがとうございました!
↓↓↓いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
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