1月4日(水)晴れ 10℃〜27℃
16:02 RUTA199国境20km手前レストラン
KUSOTTARE‼︎国境で追い返された。第一受付の兄ちゃんはめちゃ愛想よかったのに、俺を弾きやがった第二受付のあのババア!
しかしニコニコするしかないのである。相手を不機嫌にしちゃいけないと、色んな本で学んでいたからな。
弾いた理由としては、俺がオートバイとチリに戻ってくる保証がないから、らしい。そんなんてめーの知ったことかよボケ。しゃーない切り替えていく。
後半英語で俺に詳しく話をしてくれた兄ちゃんがこう話してくれた。
「彼女がダメと言った以上、ダメになってしまう。僕には権限がない。しかし、ぶっちゃけた話、国境ごとに対応は変わってくる。だから他所の国境で再挑戦してみてくれないか」
その後やたらと国境周辺の観光情報を教えてくれたが、彼なりの慰めのつもりだったのだろう。ありがとうよ。
ちなみにパドロンは有効だった。よし。
人生初の国境。ゲートは柵も何もなくそのまま突っ切れそうな感じだったが、そんなもんなのか。
途中の街の入り口。原住民が描かれているのだろうか。日本のアイヌと凄く似ている。
今は帰り道の途中のレストランでピザを完食したとこだが、コーラ入れて三千円でワロタ。軽食でお薦めをお願いしたつもりだったのだが…。値段を聞かなかった俺が100%アホなだけだ。まあ、ピザはこれまで食ったピザの中でもぶっちぎりに美味かった。なんだあのモチモチ感は。
こんな感じのお店は大概美味い。センサーが反応して引き返してきた。
まぁ値段するやろなとは思ったが、こんだけ美味けりゃ納得かも。また食いたいくらい。ピザ腹一杯食えるって幸せだな。
愛想のいいニャンコロほど愛すべき生き物もいない。
猫は単焦点で撮るのに最適なサイズ感。
実家の妹達が恋しい。
20:35 野営地湖畔。
戻ってきた。今日はあのひっそりとした場所から心機一転、開けた湖畔に移動したが、最高だなこの爽快感…。今朝までの野営が嘘みたいだ。釣りもできるようになったし、やっぱあと3泊くらいしようかな。
ちなみに、国境への道の途中でとても神秘的な川を見つけたため、一時間くらいルアーを投げていた。3ヒットあるも掛けきれず。針がでかいのだろうな。相手は小物だし。
一度ミスキャストで木に掛けてしまったが、足も着く水深だしパンイチになって救出に向かった。すると、今まで味わったことのない冷たさの水に下半身が段々と動かなくなってきて、命の危機を感じた。雪解け水だろうか?そのせいか今はくしゃみして鼻をすすっている。200円のスピナー救出のために風邪ひいてたら洒落ならんわ。
釣りキチ三平を意識した。
こんなとこでルアーを投げてみたかった。東北では釣魚券の存在に阻まれ、上手く立ち回れなかったからだ。
樹齢何年の大木だろうか。そのまま川に倒れて人間や動物達の足場と魚の住処になっていた。
— 🇨🇱Yushiro Nishimura🏍 (@fasasabi_LWR) 2023年1月5日
走行距離186km
金 酒とつまみ640 ピザとコーラ3000