8月8日(火)雨
16:07 ティムホートンズホワイトホース店
8時起床。いつの間にか勢いのある雨がテントを叩いていた。様子見していたが止む気配なし。カッパ着込んで10:30、街へ。テントは立てっぱなし。まあ大丈夫だろ…。
ティムホへ行くも満席。朝は混むらしい。
出直してビジターセンターへ行き、…何したっけ。髭剃ったくらいか。覚えてねえ。あ、カッパ洗った。止水ファスナーに砂が詰まって閉まらなくなっていたが、流水で揉み洗いしたら解決した。
14時に再びティムホへ。ぼちぼち起きたろう高橋さんとビデオ通話。修羅の国も台風と暑さにまいっているようだった。
ラダック旅は8月12日からで、パッキングも済んだらしい。結局ブーツはバッグの中とか。信じられん。フツー履いていくだろ。
SASAMIさんのことも知っていた。よほどひどいツラの写真を見たのか、40代50代だと勘違いしていた。それ自分より年上やん。
旅の期間というものについても話した。
当初の予定通り出発していたとしても、おそらく俺は一年そこらで帰ってきていただろうと。結果的に、今回の9ヶ月の旅は自分には丁度良かったと話した。
悪く言えば、飽きる。もう少し適切な言葉で表すなら、感覚が鈍化していく。
人間は大抵の刺激には慣れてしまうものだ。それは仕方ない。無理に否定する必要はない。
だからまた日本での日常に戻り、非日常を夢見る。
そして再び満を持して旅立つ。
俺にはそれが合っている。
俺たちは弓矢だ。力強く引き絞られた弓矢は、高く遠くへ飛び立つものだ。
額賀龍兵はどうだろう。恐らく、たまに同じような思いに駆られているだろう。彼が帰りたくなったら、いつでも迎え入れられるように準備しておこう。
明日、この街を出発しアラスカへ向かう。準備も十分。あ、エンジンオイルは先に換えとくか。晴れてくれたら良いが。
今日も良い一日だった。
バンクーバーでの打ち上げはティムホでも良いかもしれない、なはは。
走行距離 5km
金 ティムホ700(安い!!)