ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

高校生からの夢、バイクで世界一周を叶えるまでの記録をまとめたブログ。旅の理由、決断に至るまで、お金のこと、旅の準備、旅の様子など、考えうる全てを後に続くライダーのために残したいと思っています。

会社を退職しました

こんばんは、ファササビです。    

10月31日㈬に退職し、11月4日㈰にお別れ会をしていただき自分の中では完全に退職となりました。

 

世界一周バイク旅を決意した夜が9月8日㈯。その四日後となる9月12日㈬に店長に伝えました。10月初週までになんとか皆さんに話をして、それから31日まで働かせてもらいました。最終日になっても全然実感は湧いてこず淡々といつも通り働いていましたが、最終勤務終了後、「お先上がりまーす」といつも通り挨拶するときにやっと「あ、これで本当に終わりなんだな」と、いよいよ後戻りができない道に入ったことを感じました。

 

11月4日のお別れ会では盛大に送って頂きました。ご馳走にもなって、予想外の素敵なプレゼントまでもらって本当にたくさんの勇気を貰いました。嬉しさと共に、「本当にお前は愚か者やな」と自分に言い聞かせるばかりでした。

仕事は最初から最後までほぼ毎回楽しかったです。アホな私にも気を遣って手を差し伸べてくれました。適度にいじってもらって毎日笑ってたと思います。楽しい職場でした。そんな人にも環境にも恵まれた職場に辿り着けたのに抜けていくなんて、アホでしょう?最近口癖のように言ってますが、「愚か者」という言葉しか思いつきません。本当にアホで愚かだと思います。

 

ただ、ネガティブになって言っているわけではありません。だからこそ、その人たちに「お前わざわざ仕事辞めて行って良かったな」と言ってもらえるように、「あの時間も自分には必要でした」とその人たちの前で堂々と言えるように、成さなければなりません。糞真面目ぶりたいとかはありません。その気持ちを持ったまま完走することが、私には必要なことだと思うからです。

  

上に書いたように皆さんには最後の挨拶もとい決意表明をしました。

現場で考えてもそんな言葉が出るかわからないので、「皆さんに何を伝えないといけないか」を考えて行きました。たぶん、これ以上の言葉は出ないと思います。

皆さんににはたくさんの言葉をもらいましたが、共通して言われたことは「生きて帰って来い」です。そりゃこの言葉が出るものなんでしょうが、嬉しいです。「死んだとしても俺は納得した上だから皆も納得してくれな!(笑)」みたいな感じで軽く言うときもありましたが、今後はふざけてでも言いません。絶対に生きて帰ってきますと、なるべく心配はかけないよう旅の最中も最大限の努力をします。

 

今の時点でも確信しています。この職場での1年4か月は私には必要な時間でした。

生きて帰って来るのでまた飲みましょう。 

 

 

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