3月9日(木)晴れ 暑い
14:20 ミゲルんち
日記何日ぶりだ。6日以来?ウソだろ。
もうとにかく毎日面白いこと楽しいことあって感じて日記書く時間もエネルギーもない。そもそも毎日酒飲んで深夜に帰ってくるし、何なら電気なくて暗いし、昨日なんて○○○○○やってグロッキーなって死んでたし、もう本当に毎日エキサイティングだ。
アルゼンチンの生活リズムの違いもやっと最近理解してきたとこだし。
ほんと脳内の言葉をそのまま目の前の電子機器に入力できたらどれだけ楽で、毎日どんだけ面白いことや大切な気づきを記録して膨大な文章を残すことになるだろうか。
今も朝てか昼に起きたばかりに甘いケーキ食って胃がもたれているが、書かんとな。
それぞれ分けてブログには遺すことにする。
3月7日(火)
夜までミゲルんちでゆっくりしていた。奇跡的にWi-Fiが安定していたためブログやっていたと思う。
作業しながら、メタボンさんはるかさん額賀さんに東京に住むことについて話聞いてもらっていた。てか、半ば背中押してくれるように頼んだ。最近俺はこのことばかり考えているわけだ。全くどうしたのか。
彼らも言ってくれたが、何より彼らとこれから当たり前に会えて友人として交流を続けられるのがデカい。
彼らは同志であり目指すべき人たちであり、興味の対象だ。もっと会って話して彼等のことを知って、お互いに刺激し合いたい。もちろんそのためには俺が相応の人間で居なければならないが。
俺たちは多くのものを一度手放したり見て見ぬ振りをして旅に出て、日本に帰るとまた新たな旅が始まる。それは新しい人生を意味する。
そこで新しい何かを求めるのであれば、東京ないしその周辺は新天地として相応しい舞台と言える。
しかしそのためには、今回の旅でそうしたようにまた失うもの諦めざるを得ないものと向き合い決断する必要があるわけだ。
うーむ、いつになったら落ち着くのやら。いつの時代の旅人もこうだったのだろうか。
夜はまたミゲルの友人宅でアサード。しかしまたいつも通りその前にBARに寄っていっぱい引っ掛けて行った。スイスのビールだったかな。日本の生ビールのように泡が多いが、よりきめ細かい泡であり、フルーティーなアサヒスーパードライてな感じ。つまりとても美味い。
飲みながらまた色々話した。
男二人で飲むからこう言う話題になるわけだが(アレックスだともっと)、アルゼンチンと日本の女性の服装が大きく違うことについて話した。
まあ、ベタな話だが、日本の女性ではあそこまで露出した服装は滅多にみない。場合によっちゃ下品だとかBitchだとか好き勝手言われることもあるだろう(かといって近年そういう古い価値観は日本でも淘汰されつつあるようだが)。ミゲルからしたらそんな日本の価値観はあり得ないと言うことだ。
まあ、こっちの女性、肌の露出は見慣れたもんだがノーブラの人も多いもんな。そんな人達とすれ違う度に「Hey Yushi, look at」と言って「Nice」と二人で呟くわけだ。全く仕方ねえな。南米を旅した男達はこんな感じだったのだろうか。万国共通ってやつだな。
ゲームについても話した。
ミゲル、俺より日本人だわ。二つしか歳違わんのにFF4〜9までカバーしとるし劇中サントラまで愛しとるし、スト2もバーチャもゲーセンでやっていたとか。高橋さんとビデオ通話繋げりゃよかったな。なぜそこまでやってFF10はやっていないんだと聞いたら、PSは1までらしい。こんなとこまで高橋さんと同じやんけ。ちなみに一人で飲んでいた兄ちゃんもミゲルと同じくゲーセンで筐体で遊んでいた。俺がやっていないと聞いて愕然としていた。
もうメニュー見ても何も想像できんので「What's your recommendation?」で済ます。英語合ってるのか?
店内にそびえるビールのタンク。全部飲ませてくれ。
古本を積み重ねた上に天板載せてカウンターにするて洒落とるなぁ!!俺もガレージはこれでいこう!
毎日飲んでる。予算計画書作った時「酒にゃ興味なかけん金浮いて助かるわ」とか言っていたくせに。もうビールのない生活には戻れない。
友達んちでアサード楽しんで解散したのは24時。俺がグロッキーなって解散することになった。
※割愛
おかげで友人たちと何を話したかもうろ覚えだ。後半は真っ直ぐ座っているのがやっとだった。
聴いていた音楽だけは日本に持ち帰るためにメモっていた。日本人ジャズグループのカシオペア、アレはいいな。アルゼンチンではとても有名らしい。確かにめちゃかっこよかったもんな。Spotifyで探してみよう。
アパートのミゲルの部屋までの階段は地獄だった。5階なのだが、アルゼンチンでは1階が日本で言う2階のため実質6階。アパートの電気はまだ不安定なままなのでエレベーターは稼働せず歩かなければならんわけだ。ちなみに今日復活した。
水飲んで沈み込むようにベッドに横になって寝た。
家主の…名前を聞けなかった。早々にグロッキーだったから…。落ち着いた声で話す紳士だった。君に教えてもらった音楽はSpotifyで今でも聴いてるし日本でも聴き続けるよ!
大学の同期ではまた話すことも違うのだろうなぁ。キッチン使いやすそうで羨ましい。エンパナダスやデザートなどをキッチンで作ってくれているのは、家主の彼のガールフレンド。
久々のエンパナダスに大喜び。アルゼンチンのはチリに比べて小さい。その分安いし色んな味楽しめるのだ。
アルゼンチンで最も有名なロックバンドらしい。俺もハードロック好きだから気に入った。
人に会う時はブエノスではこんな格好。日本から持ってきたお気に入りのシャツに、暑いからジーンズ捲って裸足でサンダル。
移動式パリージャは初めて見る。蓋すればスモークもできる。マジで日本で造ろう。
薄く焼いたパンも最高だった。牛肉ブロックは俺のアサード史上最大。流石に途中で切り分けたけどね。
チョリソーはパンに挟むのがアルゼンチン流。礼儀として今度からは野営でもそうしよう。
ポテトまでつけてくれた。グロッキーじゃなければもっと食いたかった…後悔。
日本のジャズバンド、カシオペアのライブ映像を観ていた。何がきっかけでアルゼンチンで人気に火がついたのだろう。
いつも通り最後に写真撮って解散。グロッキーならなけりゃみんなともっと話したかった…。
みんなに教えてもらった音楽や食事の作法は日本でも続けるね。
走行距離 0km
金 酒アサード1000