1月31日(火)晴れ
13:06
今朝は8時までぐっすり寝て、昨晩食えなかったソーセージをパンと食って紅茶を飲み飲みブログ作業をし、昼から街に出て来た。
土産物屋を回っているが、R40の標識のグッズに目を奪われる。こんな簡素なものにホイホイと。やっぱり自分で走り切った(俺はまだだが)道は特別な思いを抱くのだと思う。俺たちライダーはそうなのだろう。たぶん車やチャリ旅ではまた違う思いが、走り切った道の標識を見るたびに走馬灯のように思い返されるのだろう。
ステッカーかな…。持って帰りやすいし。セローのスクリーンに貼ってあいつにも教えてやりたい。
栓抜きにまでR40は使われているが、お父やお母もハワイやグアムでこんなんを買って来たんだろうな。まあ気持ちはわかる。実際使う度に思い出せるって素敵だしね。
楽しいな…街歩きは…。
日本語!てことは日本人観光客もそれなりに来る街なのか?
たまにこっちのアウトドアショップで見かける巨人用のビクトリノックス。
煌びやかだが少し品が無いとも感じる。
これこれ。きっと南米の多くの家庭にあるんだろうな。
メッシの人気は流石に凄まじい。スポーツ興味ない俺でも素直にカッコいいと思うくらいだからな。
ステッカー迷う…。耐候性のしっかりしたのがあればいいんだが、たぶんすぐに色褪せるんだろうな。
先住民のデザイン。美しい。
聖闘士星矢!増田さんに教えてやりたい。こっちの人と話盛り上がるだろうなぁ。
こっちのポストカードはちょっとデカい気がする。
観光通り。国籍豊か。チリではほとんど見掛けなかったアジア人も多い。
誰が使うのだろう。
何やら土木工事中。
この街には至る所にラベンダーが咲いており、近くを歩くと微かにいい匂いがしてくる。
アルゼンチンではスクーターを多く見掛ける。雨の日どうすんだろ。
氷河が観光資源のため、旅行会社がこのように一角に集まった場所が街に何箇所かある。
完璧に南米版のセローを見つけた。どう見ても骨格がセローだ。
土産屋で闇両替してもらえて助かっただろう兄ちゃん。闇両替は街中で叫んでる怪しげなおっさんだけがしてくれるものと思っていたが、どうやらこのような普通のお店でも頼めばやってくれるみたいだ。それほどに米ドルを皆んな欲しがっているのだろう。
18:56 キャンプ場
さて、今日も肉が焼けるまでの間に書こう。つっても、これは長くなるかもしれんぞ…。
だってよ、日本人に会ったんだよ!!しかも6人同時に!!気分ははぐれスライムの群れに出会った勇者だぜ!!
観光を終えてバイクに戻る途中、美味しそうなジェラート屋を見付けたので少し贅沢するかと思い中に入った。するとアジア人が数人。まあいつも通り中国か韓国の方々だろう。いやしかし、ん?今の日本語じゃね?てか日本人顔じゃね?…いや日本語やろ。…間違いねーよ日本人やろ!!
てことで勇気を出して「あの、日本の方ですか?」と声を掛け、日本から遠いこの地で交流が始まったわけだ。
いやビックリだよ…。まさかこんな辺境の地で…。だってあのクソオフロードを抜けた先の街だぜ。そんなにカラファテって有名なのか?
こんなに面白い記録は無いと思い、とりあえず店内で皆んなでセルフィーを撮らせてもらい、今日はGoProも回していたので動画にも収めた。
積もる話もあるので外のテーブルでジェラート食いながら6人の話を色々聞かせてもらった。
その後ガソスタ付近の公園に移動し、結局17時くらいまで日本語全開の集いは続いた。男女のペアが2組、ソロが3人の集いだった。
相方が居るのは羨ましく思う時もある。彼らも言っていたが、一人が運転している間にもう一人が情報集めたりできるからだ。効率を求める面もあるが、それよりもその連携プレー自体が楽しいみたいな。過去に相方と旅立った先輩方にもこんな時間があったのだろうか…なんてな。いつかはこんな旅もしてみたいな。
ソロ旅のミオさんは先に抜けて、バスで次の目的地へと向かった。実は、彼女とはアウストラル街道で何度かすれ違っていたのだ!!ヒッチハイカーの多いアウストラルだが、アジア人が俺にサムズアップ
してきたのをよく覚えている。荷物満載のバイクにしてくるもんだからギャグだろうかと思い俺もサムズアップを返して走り去った。その後2度ほど彼女を道中で見掛けていた。まさか日本人だったとは…。
だいきさん達ともここでお別れ。彼らも次の目的地に向けて移動する。彼らはアメリカに数年住んでいて、日本へ帰るそのついでに世界を旅しているらしい。ここ最近アメリカの物価の高さが一向に落ち着かないことにより、アメリカで生き抜く自信を失いつつあったが、彼らに聞くと日本にはそれらは誇張して伝わっている節もあり、いくらでも攻略法はあるとのこと。それとテキサスなどの田舎はガソリンがアホほど安いらしい。
物価高であってもガソリンの安さで上手くバランスを取れれば、今の俺でも十分に通用するかもしれない。自信がついた。二人には感謝だな。
INFINITY TRIPの二人とユウタさんと明日あのリャマっぽいあいつを食いに行くことになった。R40で見たあいつ、リャマではないらしい。食えるとはな…。
さて、今夜も上手に肉が焼けた。ビールにパンにチーズに、パーティーだ。
今日は面白い日だったな…。どこかで一つ行動を変えていると、彼らに会うことなかっただろう。世界は広いんだか狭いんだか…。
狭い店内で盛り上がる黄色い奴ら。
みんないい笑顔だぜ。
本当にカラファテの野犬は自分のこと人間と思っとるはず。一緒にサッカーしよるけん笑ったわ。
キャンプ場のお犬様達。普段はお利口さんだが道路を犬が通り過ぎるとギャンギャン吠えて走り出す。
こっちの牛乳パックは内側がアルミ蒸着?だから汚れにくいし肉を切る際にナイフを引いても簡単には切れないから重宝している。
完璧な焼き加減。炭がないため、木の枝を一旦燃やし尽くして炭化させてから遠火でじっくり焼いて、灰になったらまたガバッと薪を投入して燃やして…てのを繰り返すのが薪で上手く焼くコツだ。
旅始めて2ヶ月ちょいで日本から持って来た牛乳石鹸も消滅した。NIVEAの石鹸がマタドールの石鹸ケースにジャストサイズ。
走行距離 0km
金 アイス300 晩飯800 土産1500