生存報告と近況報告～今年の夏も色んなことがありました～ - ただの男がバイクで世界一周を叶えるまでの記録。

こんばんは、ファササビです。

約2か月ぶりの更新となります。

話したい気分なので適当に書いていきます。パソコン開くのも2か月ぶりだ・・・。

ここまで空いた理由としては、なんだろうか・・・なにも進展がなかったことか？

確かになにもなかった。道具を手に入れてそれをキャンプで試したりとかは今夏何度かあったが、それも慣れてきて特に進展を感じる新鮮さはなかった。

しかし、つい最近大きな進展があった。これは旅の成否に関わる出来事のため、思い出すと今も高揚してしまう。また詳しく今度書き残そう。

仕事がキツイ。新型車が本格的に生産開始されたため、自粛期間中が嘘みたいに工場が稼働している。最近はフル残業も珍しくなくなった。少し前まではあれほど望んでいた残業だが、最近は考えも変わり、「とにかく無事に期間工を満了する」ということが目標になっている。コロナのお陰で出発が更に一年延びたことで、以前よりも貯金にシビアでなくなったというのもある。

楽しいことも沢山あった。

師匠とその親族一同でのキャンプにお誘いいただき、今まで体験したことのない幸せいっぱいのファミリーキャンプを経験させていただいた。車から沢山の荷物をバンガローまで運んで、一仕事したら缶ビールまで頂いて、夕方から飲みながら焼肉食って、晩飯はめっちゃ美味いカレーを頂いて、夜はキッズ達大人たち全員で人狼ゲームして、バンガローの外に張った自分のテントの中で楽しかったことを日記に書いて寝て、爽やかな朝を迎えて、朝食に昨夜のカレーをチーズと一緒にパンに載せたの頂いて、昼は川遊びして。理想の家族の光景とは私にとってこれだと思った。

友人と釣りにも行った。なにも釣れずにクーラーボックス一杯の氷を持ち帰るだけの釣行だったが、楽しかった。釣りよりも、久々に奴と会って他愛無いことを話すのが楽しかった。温泉もドライブも気持ちよかった。連れてってくれた定食屋も最高だった。

だらだら振り返ったが、死ぬほど楽しく、幸せな時間だった。このお盆の数日間なら、永遠にループしても良いと思えた。良い思い出を頂いた。

「あと一年ここにいなければならないのか」と、最近考えることが多くその度に気が滅入るが、こんなふうに楽しいことも沢山ある。「あと一年しかここに居られないのか」とさえ思うことだってある。結局、ないものねだりである。

実家にも一瞬帰った。友人との釣りが決まったため、釣り道具を回収するためだ。

「ブツを家の近所の公民館に置いといてくれれば会わないで済むけん宜しく」と伝え、納得してくれたので、自身の「2021年の春までは帰らない」という誓いを仕方なく破り帰ったわけだが、いざ公民館に着いて連絡すると「よかけん家の前まで来て顔見せろ」と。裏切りに一瞬キレそうになったが、まあ私が親なら同じことをするだろう。結局、10mの距離から一言二言会話して、猫と母ちゃんの顔を見て昼飯を使い捨ての紙皿によそって食わしてもらって帰った。

久々の長崎の海と山は、綺麗だった。半年離れるだけでこんなに気付きがあるとは。長崎のバイク乗り、自然で楽しむ趣味人たちは幸せもんだ。

前述したように、この工場での生活も来年の10月いっぱいまでである。その後の出発までの生活をどうするかを最近よく考える。

今日師匠にそんなことを話したら「うちに住まんね」と言って貰えた。師匠のことだから割と本気かもしれないが、さすがにそれは甘えられないので・・・。しかし、その辺で野宿して師匠のとこに通ってメンテの腕も上げたいし、もっと師匠と師匠ファミリーと遊んでいたいってのもある。出発が一年延びるという出来事が二回あり、まさかここまでこの土地に住むことになるとは考えてもいなかったが、気付いたら好きな街になっていた。不思議なものだ。人との出会いに恵まれている。

最後になにか・・・。

そうだな、またこれからである。航路を失ったり、コロナが発生したりで、少し目標への到達という現実感が遠くなっていた。だが、何度も言うがそれは私だけではない。学生たちもそうだし、他に海外で何かやろうとしていた人たちもそうだ。友人Kも私と同じ時期にJICAへ参加することを目標としていたが、やつも頑張っている。友人Mも、来年の教員採用試験を最後と思い、頑張っている。

見直さなければならない。仕事を理由に勉強もさぼっているが、それじゃ同志にも、応援してくれる人たちにも顔向けできん。頑張ろう。