こんばんは、ファササビです。
前回の年末年始の日記でも軽く触れましたが、実家で暇してたので思い付きで補助リアキャリアを作ってみました。
目的
ドラムバッグの荷崩れを防ぐため。
エンデュリスタンの完全防水ドラムバッグである、トルネード2XLの荷崩れを防ぐため。
このドラムバッグは底板が入っていないため、パッキングや荷物の出し入れによって荷崩れを起こしやすい。
荷崩れしてリアキャリアのサイドからバッグが垂れて、マフラーなどの高温部に接触したらバッグが溶けてしまう。
穴が開いては旅に大きな支障が出るため、可能な限りドラムバッグの形を保ったまま運用する必要がある。
求められる条件
半遊動性
ボルトなどで車体に完全に固定した場合、転倒時に補助キャリアに力が集中し、破損するリスクが高まる。
そのため、完全には固定せずに、ロックストラップやドラムバッグ自体の荷重で固定することで半遊動性を持たせ、転倒時に補助キャリアにか力が集中するのを防ぎ、損傷のリスクを低くする。
どこでも作成可能
転倒による損傷で全壊するリスクだけでなく、風雨の影響で腐食し朽ちるリスクもあるため、世界中のどこででも手に入る素材且つ簡単な構造であることが必須。
そのため、大抵の国にあるだろう簡易なフロア材(ただのボロい木板でもよい)を組み合わせただけのものにした。
薄く、ある程度の強度があるもの
厚みがあると、その分ドラムバッグを載せた場合の高さが高くなってしまい、走行時のバランスに影響を及ぼす。
そのため、厚さ10㎜ほどのフロア材を選択した。
構造上強度にも問題はない厚さである。
また、以上の条件から、アルミ製アングルなどを利用した一般的なキャリアの拡張施工は除外された。
作成
倉庫に立ててあった杉板のフロア材を拝借。
ドラムバッグの横長である790㎜丁度に2枚切る。
切って、組み合わせ(別に板同士突き合わせるだけでいいです)。
振動音と摩擦による損傷の軽減目的のため、ツーリングセローのリアキャリアと木製補助キャリアの間には百均の滑り止めマットを敷いた。
試しにロックストラップで固定。
これなら転倒しても動いてくれて良い具合に力を逃がしてくれるはず。
半端のフロア材は良い感じにリアキャリアの横幅くらいの長だったので使ってみた。
実戦
見た目以外は理想の出来で良い感じ。
米袋15㎏×2とその他食料でパンパンのドラムバッグを載せて、長崎の実家から福岡の寮までの200㎞の走行で試してみたが、木製補助キャリアが崩れたりズレたりすることも、ドラムバッグが滑ることもなく問題なく役目を果たしてくれた。
総評
良い仕事をした・・・。
年末年始家でゆっくりしていた時のただの思い付きでやってみたことだが、これが最適解の用だ。
恐らく同じ悩みを持つバイク乗りは沢山いると思う。
見た目に拘らなければお勧めである。
つってもただ板切れ載せるだけだからおすすめも何もないけど・・・。
見た目気になるなら、ちょっと形変えたり塗装してステンシル入れたりしたら格好よくなるかも。
次回はオフロード走行で試してみたい。
ちなみにお茶用のテーブルとして使えないかと試してみたけど、センタースタンドが必要ですわこれは・・・(笑)
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